2014年04月26日
事実を知ることの大切さ
先日 中2の歴史の授業で、教育勅語を教える事になりました。
戦後歴史教育の中では、それは軍国主義の元凶だと自分も教えられてきましたし、現在の生徒たちもそう教えられています。
ところが、教育勅語の内容を知っているか、あるいは全文を一読したことがあるかというと、ほとんどの人が読んだことがないと思います。
そこでよい機会と思い、今回教育勅語の全文(といっても原文は292文字と少ない)を読みました。
最初原文を読んでいたところ、文語体のため、生徒に「全然わからないよ。」と言われたので、現代語訳を読みました。
そうすると生徒たちの表情は「なんだ、当たり前のことが書いてあるだけじゃん」という顔を一様にしたのです。
これは自分が初めて教育勅語を読んだ時と同じものだったので、よく理解できます。
また自分が最初に読んで意外だと思ったのは、
明治天皇御自身も国民と供に、この御教訓をお守りそれを実行なさって、その徳を完全なものにしようと誓っていることでした。
このことから言えることは、事実を知ることの大切さです。
事実を知った上での評価は、それぞれ各人の世界観によると思います。
しかし事実を知らないと正しい評価もできないことは確かです。
事実を知ることが教育にとってとても大切だとおもいます。
柿本清美
戦後歴史教育の中では、それは軍国主義の元凶だと自分も教えられてきましたし、現在の生徒たちもそう教えられています。
ところが、教育勅語の内容を知っているか、あるいは全文を一読したことがあるかというと、ほとんどの人が読んだことがないと思います。
そこでよい機会と思い、今回教育勅語の全文(といっても原文は292文字と少ない)を読みました。
最初原文を読んでいたところ、文語体のため、生徒に「全然わからないよ。」と言われたので、現代語訳を読みました。
そうすると生徒たちの表情は「なんだ、当たり前のことが書いてあるだけじゃん」という顔を一様にしたのです。
これは自分が初めて教育勅語を読んだ時と同じものだったので、よく理解できます。
また自分が最初に読んで意外だと思ったのは、
明治天皇御自身も国民と供に、この御教訓をお守りそれを実行なさって、その徳を完全なものにしようと誓っていることでした。
このことから言えることは、事実を知ることの大切さです。
事実を知った上での評価は、それぞれ各人の世界観によると思います。
しかし事実を知らないと正しい評価もできないことは確かです。
事実を知ることが教育にとってとても大切だとおもいます。
柿本清美