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2018年11月18日

塾選びのポイント③

こんにちは。
中学受験・高校受験・大学受験・個別指導・小論文対策なら興塾びっくりマーク
塾長の小林です。

今回は、塾選びの基準となる、月謝について考えてみます。塾に入る場合にかかる費用は、入会金、年間諸費用、毎月の月謝、夏期講習等の季節講習費、模試代等が主なものです。

入会金は、入塾するときだけ、1回限り必要なものなので、その塾に長くいるなら、そんなに負担にはなりません。最近は、入会金0円とうたって、生徒を集めやすくしている塾もあります。入会金0円というと、安くて良心的なイメージを持ちますが、塾にとっては、入会金は1回だけのもので、通常の経営に影響するものではないので、入会金をもらっても、もらわなくても、本当はどっちでもいいものだと思います。

興塾は、入会金を納めてもらっています。それは、保護者の方にも、お子様にも、覚悟を持って興塾に入塾して欲しいからです。逆にいうと、塾としても、それだけの覚悟と責任を持ってお子様を預かる、ということです。入会金1つとっても、その塾の子供に対する考え方が表れていると思います。

次に、諸費用についてですが、通常、年間経費といわれているもので、1年に1回、毎年納めるものです。プリント等の印刷代、電気代、設備等の実費ですが、生徒の人数によって均等割にしているところが多いと思います。諸費用を、年間一括ではなく、2回に分けているところもあるので、一見、安そうに見えて、意外と、そうではない場合もありますので、気をつけた方がいいと思います。

それでも、諸費用は金額がはっきりしていて、お子様の勉強、成績向上とは直接関係がないので、それほど問題にならないと思います。(尚、諸費用は、一旦納入されると、その後、途中で退塾しても、返還されないところがほとんどです。)

一番問題なのは、毎月、必要となる月謝です。最初から、1対1か1対2の個別授業を受講する場合は(1対3は、形式的な意味でも個別とはいえません)、1時間あたりの授業料が決まっていますので、1時間の授業料×1ヶ月の授業時間が月謝になります。富士・富士宮地区では、講師の質にもよるのですが、大体、1時間4,000円~6,000円くらいです。

個別授業は、その子の学力や目的によって、1ヶ月の授業時間が大きく変わります。従って、月謝も、3万円~10万円以上と幅が大きくなります。個別授業は、利用の仕方が良ければ、かなりの効果(成績向上)が表れます。

ただ、前回も書きましたが、個別だからといって安心して、任せっきりしないほうがいいです。定期テストの過去問や、入試の過去問に対する分析と対応、それに応じたテキストを効率よく使って、宿題も、どの程度出すのか、よく聞いた方がいいです。個別専門の塾や、大手の予備校でも、個別授業を組み入れていますが、過去問すらない塾もあります。

次に、形式的意味の個別授業でない場合、一斉授業といわれる場合の月謝ですが、一斉授業といっても、最初から最後まで、一斉授業なのか、そうでないか、また、同じ一斉授業を受ける生徒の人数も、講師1人あたり3人~30人位と、さまざまです。講師1人あたりの生徒数が多ければ多いほど、月謝は安くなります。その分、全ての生徒に目が届かなくなります。

また、1回の授業時間数も、1時間、2時間、3時間といろいろですし、それが週1回なのか、週2回か、週3回なのかによって、月謝も違ってきます。月謝を安く見せるために、1回1時間、週1回で、1科目しか教えないという場合もあります。子供のことを考えたら、その子が、学力向上し、成績が上がり、入試に合格するために、最低どの位の授業時間が必要かわかります。従って、月謝もある程度の金額になるのは当然です。

月謝が安い、ということは、それなり、だということです。また、通常の授業以外に、○○講座、××特訓という特別の講座をつくって、結局、その講座を受講しなければ、学力が定着しない場合もあります。この場合、最初に予定していた月謝より多くなります。また、宿題のサポートや面接の練習に、通常月謝以外に、別に、月謝を納めなければならない塾もあります。これでは、保険会社の契約書のようなもので、保護者の方には、よく分からないと思います。

また、夏期講習、冬期講習、春期講習の季節講習もありますが、夏期講習は、8月分の通常月謝をもらわず、ただ、授業時間が通常の1ヶ月より多くなるので、その分、授業料が増えるものです。

冬期講習は、年末年始の特別な時期で、通常より授業時間数も多いので、12月分の月謝、1月分の月謝とは別に、受講料を納める場合がほとんどです。

春期講習は、3月下旬の10日間位ですが、現在は、無料のところが多いようです。この春期講習の無料を始めたのは、全国で、静岡県に本部がある大手予備校が初めてです。営業を考えたのだと思います。ただ、無料をいっても、全部の授業が無料であるはずもなく、人件費を考えたら、春期講習が無料の分、どこかで元を取っていると考えるべきではないでしょうか。

以上ですが、月謝については、諸費用、毎月の月謝、他の別の講座の受講料、季節講習受講料、模試代等、年間の合計で考えた方がいいかもしれません。ただ、講座をコマ切れにしている塾や大手予備校の場合、保護者の方も判断がつかないかもしれません。保護者の方には、本当に、何が子供にとって必要なのか、分からないからです。

ただ、とりあえずチラシを等で、最低の年間の費用合計額は分かると思います(どの位の効果があるかは別です)。興塾は、自習室の開放、補習、塾や学校の宿題のサポート、面接指導、しつけ等、全てを含んでの月謝です。コピーも自由です。とにかく、子供の学力を向上させ、合格するために、やれるだけのことは全てやる、ということです。

良い塾か、そうでないかの判断は、なかなか難しいのですが、私の経験、多くの保護者の方のお話から、子供のことの相談に対して、生活面も含めた、あらゆる対応をせずに、塾の宿題量や、授業のやり方も考えず、単純に、勉強時間をもっと増やした方がいいとか、模試のパソコンで打ち込んだ数字だけ見せて、別の講座を、もっととった方がいいと、営業だけ言ってくる塾は、やめた方がいいです。

授業の講座を、一見分からないようにコマ切れにして、別の講座を設けている場合は、特にそうです。全く効果がないとはいえませんが、本当に子供のためを思っているのかどうかは疑問です。もう一つの判断の方法は、担当講師がマニュアルで知ったのではなく、定期テストや、入試の過去問を、どの位の量、実際に解いて、分析しているかどうかです。

例えば、中学入試なら、富士・富士宮地区の場合、進学する可能性のある、不二聖心、暁秀、日大三島、星陵、富士見、雙葉、聖光、静学、清水南、翔洋、英和などの入試の過去問の、最低10年分以上(できれば20年分、星陵は8期生、富士見は5期生までですが)は解いて、分析し、プリント等を用意しておく必要がありますし、頭に入っていなければなりません。

興塾では、さらに、県外の有名私立中学の過去問もやっています。そうなると、ある年数の経験が、講師に求められると思います。保護者の方は、今、お子様に必要な過去問について、担当講師がどの位精通しているか、気をつけてみてください。



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