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2025年06月11日

静岡県内の中学受験の効用

こんにちは。
中学受験・高校受験・大学受験・個別指導・小論文対策なら興塾びっくりマークです。

3月から、4月、5月と、あっという間に6月になり、梅雨の季節になりました。塾も、新学年になり、公立、私立を問わず、中学校、高校は、新学年としての初めての試験もあったりで、補習等の対応に追われ、私も忙しく、また、塾長として、他の講師とはちがった仕事も多いので、このブログを書いている時間がとれず、久しぶりのブログとなりました。

気がつけば、もうすぐ7月で、今度は、夏期講習の日程を考えなければならず、これは、また、これで大変です。

興塾の場合、小、中、高とあり、中学、高校は、公立、私立と、また内容がちがっているので、特に、中学生は、公立の生徒と私立の生徒では、夏期講習の内容も全く、ちがってきますので、別々の日程を考えなければなりません。

さらに、興塾では、集団的授業の生徒と、全くの個別の生徒と、在籍していますので、それも分けて、重ならないように、日程をつくらなければなりません。

と、まあ、私にとって、1年で一番大変なのは、夏期講習の日程づくりとも言えます。

ところで、夏期講習は期間が長いので、ある程度、まとまった成果が期待できますし、1学期のできなかったところを復習して、2学期のテストに備えることができるので、冬期講習より、よっぽど、学力向上が期待できます。

ただ、最近の子供は、自分の権利、主張ばかり考えていて、依存心が強く、スマホばかりで読書もしないので、物事を客観的にみて、理論的に、三段論法を使って、考えることができない子供が多くなっています。

自分のまちがいを指摘されると、まちがいを認めず、すり替えをして、ごまかしますので、理論的に、客観的に考える力等、身につくはずもありません。

耳の痛い話でしょうが、若い親の人達も、そういう方がいます。そんな中でも、少しでも、自分の子に、考える力や、学力をつけさせたいと、考える保護者の方も、一部、います。

東京等の首都圏の中学受験は、ある教育評論家が言っていたのですが、受験の問題のレベルが、小学生の能力の限界に達している、という事です。

興塾でも、首都圏の中学受験をする子供達がいて、私は、今年は理科と社会を教えているのですが、公立中学の3年生でも解けない理科の問題が、たくさんあります。

そもそも、公立中学では、教科書にも、載っていない問題もあります。社会も、世界地理は少ないのですが、歴史や日本地理、公民の内容は、中3か、それより細かい内容の問題もあります。

ほんの一部の勉強好きの子供にとっては、いいかもしれませんが、大部分の小学生にとっては、限界を超えていると思います。このまま大人になっていったら、人間性が歪むのではないかとも思われます。

また、大学入試の共通テストも、知識的には、以前と、それほど変わってはいませんが、問題文自体が長くなり、読みづらくなっています。問題に答える以前に、問題の意味を理解しなければならなくなっています。国は、それを、考える力、と思って、問題を作っているかもしれません。

首都圏の中学受験は、やりすぎですが、大学入試の共通テストの傾向を考えたり、普段の生活の中でも、人の話を理解して、理論的に考える力をつけなければ、大成しないことは、はっきりしていますから、小学生の時から、その訓練、習慣を身につける必要があります。中学生では遅いのです。

考える力は、何故、という疑問を、毎日の生活の中でもつ事であり、親も、子供に、ただ、怒るのではなく、理由を、簡単に、筋道を立てて教えることが必要です。

親が教えていない事を、子供が分かるはずもありません。教えていない事で子供を叱るのも、まちがっています。普段の生活が、本当は一番大切ですが、考える力を少しでも、身につける訓練の一つとして、静岡県内の中学受験の勉強は、有益だと思います。

首都圏の中学受験からみれば、かなり、易しいのですが、小学校の教科書よりは、算数も国語もレベルが高く、読解力や漢字、計算力や文章題に対する学力、考える力の訓練には、ちょうどぴったりだと思います。

できる子、できない子、それなりに、それぞれに見合った学力の向上と考える力の向上になると思います。中学受験をする子はもちろん、中学受験をしない子にとっても、ちょうど良いと思います。

興塾の中でも、中学受験をせず、公立中学に進学するお子様でも、中学受験の勉強をする子もいます。

ある教育経済学者が、いろいろな統計をとって、追跡調査をした結果、小学生の時の学力が、将来も影響するという事と、どんな小さな小学校でも、真ん中より上、トップクラスにいた子供の方が、都会の大きな小学校の、真ん中の成績の子供より、中学になって、成績が伸びるという報告を出しています。

教育経済学は、ある意味、統計で確率の問題でもあり、後付け理論だと、私は思っていますが、子供の心の動きを考えると、当然の結果とも言えます。

私は、子供や、親に、どんな高校でも入学してから、自分がトップクラスになれる学校を、なるべく、すすめています。これも、教育経済学でいうのと同じ理由だと思います。

いずれにしても、できる子も、そうでない子も、小学校の高学年になったら、興塾に来てみて下さい。夏期講習は、ちょっと体験してみる、いい機会だと思います。中学生では遅いのです。

尚、話は変わりますが、6月1日(日)に、四谷大塚の全国統一小学生テストを、塾で実施しましたが、今回の保護者会では、私立中学の特待生、特別選抜と、その後、どうなるかについて、詳しく、保護者の方にお話ししました。機会と時間があれば、このブログで、少しずつ、各私立中学の特待生の内容、試験内容について書いていきたいと思います。皆様が、あまり、知らない事だと思います。


高校受験 中学受験 学習塾 富士市



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Posted by ケンゾー先生 at 14:00 │教育理念・指導方法