2019年01月26日
県内中学受験、一区切り
こんにちは。
中学受験・高校受験・大学受験・個別指導・小論文対策なら興塾
塾長の小林です。
1月23日(水)に清水南の発表があり、静岡県内の中学受験はほぼ終了し、2次試験を残すのみとなりました。今年の中学受験の状況は、まだ正確な数字ではありませんが、星陵中学の受験者が70名位(定員60名)で、昨年の100名位に比べると、かなり減りました。
清水南は、120名定員で107名の受験者で、定員割れをしました。
静附は、164名の受験者です。静附の場合、小学校から上がってくる生徒もいて、中学受験で外部から入ってくる生徒の合格者の人数は、年度によって、バラつきがあるので、倍率は、正確にはわからないのですが、大体、2.5倍から3倍だと思います。静附は、落ちる生徒の方が多いのです。
雙葉は、174名受験し、164名位合格しています。雙葉は、昨年より受験者が増加しています。
尚、星陵中学は、今年から理科、社会に加え、英語でも受験できるようになりましたが、英語を選択した受験生は15~20名位のようです。とりあえず、このような状況です。より正確な数字や、その他の中学については、あらためて書きたいと思います。
受験生の増減については、いろいろな理由が考えられますが、定員割れしている場合でも、不合格者が出る場合がありますので、受験生としては、倍率を気にするのではなく、入試問題の何割をとるかを目標にして勉強すべきです。
興塾では、今年星陵7名(特待1名)、清水南2名、雙葉、暁秀、サレジオ、静附に各1名合格しました。この中には、途中で志望校を変えた子供もいましたが、すぐに対応しました。ただ、他の中学から雙葉中に途中で変えることは、その子の能力が高い場合は別として、やめた方がいいと思います。雙葉を受験するなら、少なくとも5年生から準備した方がいいと思います。
また、小6の9月から入塾した生徒が2人います。2人とも合格しましたが、受験勉強はゼロに近い状態でしたので、他の子とは違うプリントをやりました。受験日や能力を考えて、塾としては、相当、勉強方法を考えました。合格して良かったです。
この時期になると、どこの塾でも、合格者数を発表しますが、合格者数だけで塾の評価はしない方がいいです。以前も書いた通り、その子のもともとの能力、志望校の難易、入塾の時期(勉強期間)、倍率等によって左右され、どの程度、その塾の力で合格できたかは、外からでは、全く分からないからです。
もっとひどいのは、その塾の授業は全く受けたことがなく、公開模試を受けただけで、合格者に数えて発表しているところがあります。ほとんどの塾がそうだと思います。今年も、私の予想通り、他の塾の公開模試を受けただけの子供達(この子供達は興塾で2年間勉強してきた生徒です)の家に、合格発表の後、家に電話がかかってきて、合否をきかれました。毎年そうです。何の為に、塾生でもない子の家に電話をするのでしょうか。表面上の理由は、いろいろつけるでしょうけれど、本心は、どこにあるのかを考えるべきです。
興塾でも、興塾の公開模試だけを受けた子供が何人かいますし、ある父兄の方からは、模試を受けただけなのに、わざわざメールを送ってくださり、合格しました、という連絡を受けました。礼儀として、返信のメールを送らせて頂きましたが、興塾の合格者数には、カウントしていません。
合格者数を上手に水増しして、親を錯覚させる塾に、何の誇りがあるのでしょうか。命がけで、子供に教えた結果の合格者数ではないのでしょうか。
また、合否の連絡の時の親の対応にも、いろいろ考えさせられることがあります。御礼のあらわし方もいろいろですが、そういう時に、その人の思っていること、本心がでてきます。親は、子供を教育しなければなりませんし、その背中を見せなければなりません。子供に文句を言う前に、親がまともな大人になるべきです。
興塾では、子供や親にも、そのようなことを伝えますし、私自身も、想い方に気をつけています。
命がけでやっても、結果がでない場合もあります。塾の力と、親のしつけと、子供の意識によります。塾の本当の力と、お子様の性格、能力を考え、目的を考えて、良い塾を選んでください。
お問い合わせはお電話で
0545-62-6755

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塾長の小林です。
1月23日(水)に清水南の発表があり、静岡県内の中学受験はほぼ終了し、2次試験を残すのみとなりました。今年の中学受験の状況は、まだ正確な数字ではありませんが、星陵中学の受験者が70名位(定員60名)で、昨年の100名位に比べると、かなり減りました。
清水南は、120名定員で107名の受験者で、定員割れをしました。
静附は、164名の受験者です。静附の場合、小学校から上がってくる生徒もいて、中学受験で外部から入ってくる生徒の合格者の人数は、年度によって、バラつきがあるので、倍率は、正確にはわからないのですが、大体、2.5倍から3倍だと思います。静附は、落ちる生徒の方が多いのです。
雙葉は、174名受験し、164名位合格しています。雙葉は、昨年より受験者が増加しています。
尚、星陵中学は、今年から理科、社会に加え、英語でも受験できるようになりましたが、英語を選択した受験生は15~20名位のようです。とりあえず、このような状況です。より正確な数字や、その他の中学については、あらためて書きたいと思います。
受験生の増減については、いろいろな理由が考えられますが、定員割れしている場合でも、不合格者が出る場合がありますので、受験生としては、倍率を気にするのではなく、入試問題の何割をとるかを目標にして勉強すべきです。
興塾では、今年星陵7名(特待1名)、清水南2名、雙葉、暁秀、サレジオ、静附に各1名合格しました。この中には、途中で志望校を変えた子供もいましたが、すぐに対応しました。ただ、他の中学から雙葉中に途中で変えることは、その子の能力が高い場合は別として、やめた方がいいと思います。雙葉を受験するなら、少なくとも5年生から準備した方がいいと思います。
また、小6の9月から入塾した生徒が2人います。2人とも合格しましたが、受験勉強はゼロに近い状態でしたので、他の子とは違うプリントをやりました。受験日や能力を考えて、塾としては、相当、勉強方法を考えました。合格して良かったです。
この時期になると、どこの塾でも、合格者数を発表しますが、合格者数だけで塾の評価はしない方がいいです。以前も書いた通り、その子のもともとの能力、志望校の難易、入塾の時期(勉強期間)、倍率等によって左右され、どの程度、その塾の力で合格できたかは、外からでは、全く分からないからです。
もっとひどいのは、その塾の授業は全く受けたことがなく、公開模試を受けただけで、合格者に数えて発表しているところがあります。ほとんどの塾がそうだと思います。今年も、私の予想通り、他の塾の公開模試を受けただけの子供達(この子供達は興塾で2年間勉強してきた生徒です)の家に、合格発表の後、家に電話がかかってきて、合否をきかれました。毎年そうです。何の為に、塾生でもない子の家に電話をするのでしょうか。表面上の理由は、いろいろつけるでしょうけれど、本心は、どこにあるのかを考えるべきです。
興塾でも、興塾の公開模試だけを受けた子供が何人かいますし、ある父兄の方からは、模試を受けただけなのに、わざわざメールを送ってくださり、合格しました、という連絡を受けました。礼儀として、返信のメールを送らせて頂きましたが、興塾の合格者数には、カウントしていません。
合格者数を上手に水増しして、親を錯覚させる塾に、何の誇りがあるのでしょうか。命がけで、子供に教えた結果の合格者数ではないのでしょうか。
また、合否の連絡の時の親の対応にも、いろいろ考えさせられることがあります。御礼のあらわし方もいろいろですが、そういう時に、その人の思っていること、本心がでてきます。親は、子供を教育しなければなりませんし、その背中を見せなければなりません。子供に文句を言う前に、親がまともな大人になるべきです。
興塾では、子供や親にも、そのようなことを伝えますし、私自身も、想い方に気をつけています。
命がけでやっても、結果がでない場合もあります。塾の力と、親のしつけと、子供の意識によります。塾の本当の力と、お子様の性格、能力を考え、目的を考えて、良い塾を選んでください。
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Posted by ケンゾー先生 at 19:00
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