2018年11月25日
塾選びのポイント④
こんにちは。
中学受験・高校受験・大学受験・個別指導・小論文対策なら興塾
塾長の小林です。
前回に引き続き、塾選びのポイントについてお話しします。
一番確実なのは、クチコミですが、良い塾だと教えてくれた人が、いろいろな塾を知っていれば、最も信頼できますが、もっと良い塾があるのに、それを知らないで、今まで自分が知っている範囲の中で他の人に伝えている場合もあります。相手の人が、どういう基準で良い塾だと判断したか、月謝も含めて知る必要があります。
クチコミ以外ですと、ブログやチラシ、インターネット等で調べなくてはなりませんが、これらの中から保護者の皆様が判断するのは、月謝や授業のやり方以外に、合格実績や合格体験記を参考にすることが多いと思います。
合格実績はある程度の目安にはなりますが、合格者数が多いからといって、その塾の教え方がいいわけではありません。集団授業で大人数の生徒がいれば、合格者の総数は多くなるのは当たり前です。それと、合格者数のカウントの仕方が大問題で、例えば中学の3年間の間に、1回だけ模試に参加したり、普段の授業は受けていないで、夏期講習だけ参加した場合でも合格者にカウントする塾もあります。
もっとひどいのは、受験の学年にその塾をやめた生徒を、それまで在籍していた、ということで合格者にカウントするところもあります。受験の学年に退塾するということは、よほどその塾に対する信頼がない、ということです。それでも合格者にカウントする塾があります。体験授業に出たり、模試を受けた時に、しつこく、いろいろたずねる塾には注意した方がいいです。もともと勉強のできる生徒なら、塾に行かなくても合格できますので、有名校に何名合格したかは、あまりあてになりません。
外からみると、その生徒が塾の力で成績が上がったかどうかは、なかなか分からないと思います。本当は何名受験して、どれくらいの学力だった生徒が何名、不合格になったかを公表すべきです。また、合格体験記とは、ほとんどが、やらせに近いと思います。ひどい場合は、本人が一切書いていないことを全く捏造する場合もあります。私は、他の塾から興塾に移ってきた生徒の話や、興塾で授業を受けていて、1回模試を他のところで受けた生徒の話や、保護者の方の話からそのような事実を知っています。
もう1つ、保護者の皆様が勘違いするのは、テキストや模試という形です。
テキストが1冊きれいになっていると、あたかも立派に見えますが、大手でも外注したり、個人の塾でも、塾専門の教材会社がたくさんあるので、その中から選んでいる所が多いです。塾専門の教材会社の中では、まとめて注文すると、その塾の名前を入れてくれる所もあります。
また、テキストの表紙にはその年の年度が書かれている場合がありますが、何年も中身が同じというテキストもあります。大事なのは、テキストの使い方です。1冊のテキストに集中するのはよくないです。どのテキストも一長一短だからです。テキストの使い方で、良い塾か、そうでないか分かります。
また、模試をやっていると、しっかりやっているように見えますが、間違いです。模試を扱っている業者もありますし、大手予備校がやっている模試もあります。以前、大手予備校から、興塾にも、模試に参加しないかという話がありましたが、断りました。目的にもよりますが、小学生、中学生の場合、静岡県内の受験だったら、模試は、あまり意味がありません。(入試の雰囲気に慣れるとかモチベーションを上げるという目的なら、その目的に応じた時期に模試を受けるのは意味があります。)
模試は範囲が広いので、その時の学力によって手薄な所が出題されれば、成績は良くないですし、模試の後の成績表も、一般的なことしか表示されていないので、その子の今後の学力向上を考えた場合、何のアドバイスにもなっていません。ひどい場合は、模試の結果を営業や勧誘に使うというところもあります。模試を目的も理由もなく、ただ受けた方がいいとすすめる塾はダメです。模試の結果に振り回されないようにして下さい。よくその中身を分析することです。
以上、塾選びで注意する点を書いていきました。なかなか難しいとは思いますが、お子様の為に、丁寧に外見や広告に惑わされず、お子様にあった塾を見つけて下さい。
お問い合わせはお電話で
0545-62-6755

中学受験・高校受験・大学受験・個別指導・小論文対策なら興塾

塾長の小林です。
前回に引き続き、塾選びのポイントについてお話しします。
一番確実なのは、クチコミですが、良い塾だと教えてくれた人が、いろいろな塾を知っていれば、最も信頼できますが、もっと良い塾があるのに、それを知らないで、今まで自分が知っている範囲の中で他の人に伝えている場合もあります。相手の人が、どういう基準で良い塾だと判断したか、月謝も含めて知る必要があります。
クチコミ以外ですと、ブログやチラシ、インターネット等で調べなくてはなりませんが、これらの中から保護者の皆様が判断するのは、月謝や授業のやり方以外に、合格実績や合格体験記を参考にすることが多いと思います。
合格実績はある程度の目安にはなりますが、合格者数が多いからといって、その塾の教え方がいいわけではありません。集団授業で大人数の生徒がいれば、合格者の総数は多くなるのは当たり前です。それと、合格者数のカウントの仕方が大問題で、例えば中学の3年間の間に、1回だけ模試に参加したり、普段の授業は受けていないで、夏期講習だけ参加した場合でも合格者にカウントする塾もあります。
もっとひどいのは、受験の学年にその塾をやめた生徒を、それまで在籍していた、ということで合格者にカウントするところもあります。受験の学年に退塾するということは、よほどその塾に対する信頼がない、ということです。それでも合格者にカウントする塾があります。体験授業に出たり、模試を受けた時に、しつこく、いろいろたずねる塾には注意した方がいいです。もともと勉強のできる生徒なら、塾に行かなくても合格できますので、有名校に何名合格したかは、あまりあてになりません。
外からみると、その生徒が塾の力で成績が上がったかどうかは、なかなか分からないと思います。本当は何名受験して、どれくらいの学力だった生徒が何名、不合格になったかを公表すべきです。また、合格体験記とは、ほとんどが、やらせに近いと思います。ひどい場合は、本人が一切書いていないことを全く捏造する場合もあります。私は、他の塾から興塾に移ってきた生徒の話や、興塾で授業を受けていて、1回模試を他のところで受けた生徒の話や、保護者の方の話からそのような事実を知っています。
もう1つ、保護者の皆様が勘違いするのは、テキストや模試という形です。
テキストが1冊きれいになっていると、あたかも立派に見えますが、大手でも外注したり、個人の塾でも、塾専門の教材会社がたくさんあるので、その中から選んでいる所が多いです。塾専門の教材会社の中では、まとめて注文すると、その塾の名前を入れてくれる所もあります。
また、テキストの表紙にはその年の年度が書かれている場合がありますが、何年も中身が同じというテキストもあります。大事なのは、テキストの使い方です。1冊のテキストに集中するのはよくないです。どのテキストも一長一短だからです。テキストの使い方で、良い塾か、そうでないか分かります。
また、模試をやっていると、しっかりやっているように見えますが、間違いです。模試を扱っている業者もありますし、大手予備校がやっている模試もあります。以前、大手予備校から、興塾にも、模試に参加しないかという話がありましたが、断りました。目的にもよりますが、小学生、中学生の場合、静岡県内の受験だったら、模試は、あまり意味がありません。(入試の雰囲気に慣れるとかモチベーションを上げるという目的なら、その目的に応じた時期に模試を受けるのは意味があります。)
模試は範囲が広いので、その時の学力によって手薄な所が出題されれば、成績は良くないですし、模試の後の成績表も、一般的なことしか表示されていないので、その子の今後の学力向上を考えた場合、何のアドバイスにもなっていません。ひどい場合は、模試の結果を営業や勧誘に使うというところもあります。模試を目的も理由もなく、ただ受けた方がいいとすすめる塾はダメです。模試の結果に振り回されないようにして下さい。よくその中身を分析することです。
以上、塾選びで注意する点を書いていきました。なかなか難しいとは思いますが、お子様の為に、丁寧に外見や広告に惑わされず、お子様にあった塾を見つけて下さい。
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Posted by ケンゾー先生 at 13:18
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