2015年02月15日
先週(2/9)の解答 H27年度雙葉中学入試問題
今回も今年の1月10日(土)に実施された
H27年度の雙葉中学入試問題の中から、大問の1の(4)と(5)について解説します。
☆解答・解説☆
(4) 斜線部分の面積を円とからめて求める問題で、県内の受験ではよく出題されるパターンです。
★★★ポイント★★★
補助線を引き、図形の一部を移す。
図のように補助線を引きます。
下の半円の青いアの部分を白い部分に移動させます。
そうすると斜線部分の面積は半円4cmの円の半分と直角二等辺三角形アイウの合計になります。

半円の面積は
4cm×4cm×3.14÷2=25.12㎠
(×1/2で計算したほうが楽ですが、ブログの表示がうまくできないので÷2で表示します。)
直角二等辺三角形アイウは、底辺がウイで8cmです。
高さは底辺ウイに垂直な部分で半径と同じなので4cmです。
従って 8cm×4cm÷2=16㎤です。
以上より、斜線部分の面積は 25.12㎠+16㎤=41.12㎤ です。
(5) 自動車の時速(速さ)を聞いているので 道のり÷時間 です。
A駅からB駅までの道のりは 時速36kmのバスで32分かかるので
です。
自動車で行く場合の時間はバスより8分早いので 32分-8分=24分 です。
従って自動車の時速は
です。
★★★別解★★★
普通は上に書いたような方法で解きますが、慣れてくると比で解くことが出来ます。
県外受験のレベルになると、比でなければ解けない問題が多いです。
A駅からB駅までのバスと自動車の時間の比は 32分:24分=4:3 です。
速さと時間は反比例するので(速さが2倍になれば、かかる時間は1/2倍になります)逆比になります。
時間の比が4:3ということは、バスト自動車の速さの比は逆比で3:4です。
従って自動車の時速は 3:4=36km:xkmで x=48km/時 です。
慣れてくるとこちらの方が早くて計算が簡単です。
比はいろいろな場面で使えるのが、しっかり勉強しましょう。
H27年度の雙葉中学入試問題の中から、大問の1の(4)と(5)について解説します。
☆解答・解説☆
(4) 斜線部分の面積を円とからめて求める問題で、県内の受験ではよく出題されるパターンです。
★★★ポイント★★★
補助線を引き、図形の一部を移す。
図のように補助線を引きます。
下の半円の青いアの部分を白い部分に移動させます。
そうすると斜線部分の面積は半円4cmの円の半分と直角二等辺三角形アイウの合計になります。

半円の面積は
4cm×4cm×3.14÷2=25.12㎠
(×1/2で計算したほうが楽ですが、ブログの表示がうまくできないので÷2で表示します。)
直角二等辺三角形アイウは、底辺がウイで8cmです。
高さは底辺ウイに垂直な部分で半径と同じなので4cmです。
従って 8cm×4cm÷2=16㎤です。
以上より、斜線部分の面積は 25.12㎠+16㎤=41.12㎤ です。
(5) 自動車の時速(速さ)を聞いているので 道のり÷時間 です。
A駅からB駅までの道のりは 時速36kmのバスで32分かかるので
36km/時× | 32 | 時間 | = | 19.2km | |||
60 |
自動車で行く場合の時間はバスより8分早いので 32分-8分=24分 です。
従って自動車の時速は
19.2÷ | 24 | 時間 | = | 48km | |||
60 |
★★★別解★★★
普通は上に書いたような方法で解きますが、慣れてくると比で解くことが出来ます。
県外受験のレベルになると、比でなければ解けない問題が多いです。
A駅からB駅までのバスと自動車の時間の比は 32分:24分=4:3 です。
速さと時間は反比例するので(速さが2倍になれば、かかる時間は1/2倍になります)逆比になります。
時間の比が4:3ということは、バスト自動車の速さの比は逆比で3:4です。
従って自動車の時速は 3:4=36km:xkmで x=48km/時 です。
慣れてくるとこちらの方が早くて計算が簡単です。
比はいろいろな場面で使えるのが、しっかり勉強しましょう。
Posted by ケンゾー先生 at 13:00
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