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更新情報

2024年09月07日

勉強の目的

こんにちは。
中学受験・高校受験・大学受験・個別指導・小論文対策なら興塾びっくりマークです。

私は、1964年(昭和39年)の東京オリンピックの時に、小学校5年生でしたので、9月というと、2学期の始まりで、新学期のスタート、という気持ちになり、心にスイッチが入ります。

興塾では、少しでも、保護者の方や、子供達の心の糧になればと思い、折にふれて、塾の保護者の方に、連絡するようにしています。

9月になり、気分新たに、子供達に、勉強に励んで欲しいと思い、何で、勉強をするのか、という、勉強の意味、目的について、9月の初めに、保護者の方全員にメールで伝えました。

このブログを御覧になっている皆様の為にもなると思い、以下、私が興塾の保護者の方に送った文章を、記します。以下の通りです。

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9月に入り、興塾では、通常授業が始まります。保護者の皆様も、お子様の将来を考え、少しでもお子様の選択肢を広げるために、塾に通わせていると思います。それは、その通りだと思います。

ところで、お子様の中には、勉強が好きな子と、あまり好きではない子がいます。あまり好きではない子ほど、「何で、勉強するの」と聞きます。

人間は、何故、勉強しなければならないのか、それに対する答えは、いろいろあって、学校の先生でも、はっきり、明確に答えられる人は少ないと思います。

根本的には、人は何で生まれて、死ぬのか、という事が分かっていないからなのですが、
高橋信次先生の御著書「原説般若心経」の中に、こう書かれています。
「学校で学習するのは、より豊かな智性を作り、ものの判断を豊かにし、誤りのない人生を送るための基本的要素を身につけるためだ。厳しい社会生活の体験を通して、さらに今ある環境の中で、心の新しい学習を今も続けているのだ。」と。

言い方を変えれば、学習をしない子供、人間は、智性が育たず、自分勝手な、自分に都合のいい判断をしてしまい、まわりから浮いて、浮いている事にも気づかず、誤りだらけの人生を送って失敗し、失敗した原因も判断できず、人の責任にして、怒り、恨み、不平、不満の人生を送って、心まで貧しくなって、人として生まれてきた目的も達せられずに、終わる、という事になると思います。

9月になり、夏期講習も終わり、また、新たなスタートです。

お子様に、興塾からだと言って、勉強の目的を、押しつけるのではなく、かみくだいて、伝えてみて下さい。

それと、お子様だけでなく、大人である保護者の方も、「心の新しい学習」を続けているか、どうか、反省することが大切だと思います。

興塾 塾長

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以上ですが、皆様の心の糧になればと思います。共に、がんばりましょう。


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高校受験 中学受験 学習塾 富士市  


Posted by ケンゾー先生 at 14:00教育理念・指導方法

2024年07月06日

夏期講習と夏休みの生活

こんにちは。
中学受験・高校受験・大学受験・個別指導・小論文対策なら興塾びっくりマークです。

興塾の夏期講習は、どの学年も回数が多いので(特に公立の中3、小5、小6)、御家庭の御都合と、日程が合わないこともあります。日程が合わない場合、内部生もそうなのですが、予備日に来るか、担当講師の空いている時間の中で、生徒が来れる日を相談します。それでも、来れない分は、回数割で、受講料を引いて、夏期講習の授業料とします。

それから、興塾の「塾特待生制度」は、小学生と公立の中学生が対象ですが、一定の条件を満たせば(面談を重視します。テストはありません)、夏期講習も半額免除になります。

小6でこれから中学受験の勉強を始めるお子様でも、興塾の授業なら、十分、合格できます。毎年、一番、遅い子は、9月、10月になってからも、興塾に来ます。今まで、その子供達も、全員、合格しています。

興塾は、ほぼクチコミで、いろいろな地域から、公立、私立を問わず、いろいろな小学生、中学生、高校生がいます。塾は、友達付き合いの場ではありません。向上心をもって、子供達は集まってきています。

逆に、向上心のない子を教えるのは、相当大変です。大手の塾に行ったら、お客さんになっていると思います。興塾にも、たまに、そういう子供が来ますが、向上心を持たせるように、いろいろなやり方を考えますが、向上心のない子は、もともと、依存心が強く、責任感や、将来のほんのちょっとした目標もないので、その意識づけをするには、時間がかかります。

小さい時から、親がそういう教育、しつけもせず、甘やかして、子供のいいなりになっているので、元は、親の責任です。

親の責任ですが、親自身が、めちゃくちゃな教育をしていることに気づかず、そういう親に限って、他の責任だと勘違いし、自分の非は認めないものです。

この親にして、この子あり、です。皆様の周りにも、そういう人がいると思います。

自分を客観的にみて、素直に、人の話には耳を傾ける事が大事だと、つくづく、思いますし、私自身も気をつけようと思って、毎日を暮らしています。

今からでも遅くはないので、夏休みを、どう過ごすか、家族全員で一度、話し合って、ルールを決めて、そのように、親も、子供も、がんばるようにしてみたらどうでしょうか。明るく調和された家庭を築くよう努力してみて下さい。

放任も、過保護も、両極端で間違っています。子供は、親も本人も気づかないまま、偏った人間になってしまいます。人の想い方は、生まれつき、というより、環境、教育が重要です。親も、もう一度、我が子の教育について、振り返るべきです。

子供には、お手伝いをさせて下さい。責任を持たせて下さい。それから、子供に、夕飯のメニューを決めさせては、ダメです。増上慢になります。また、お金や物で子供をつってはダメです。やっている家が多いかもしれませんが、将来、自分の特にならない事はやらない大人になります。

人は、人の為に何をしましたか。が問われます。人に寄り添う人間にならなければなりません。物質欲にかられて、欲望まみれにならないように生きるべきです。

怒り、グチ、足ることを知らぬ欲望は、心の三毒です。心の三毒があると、心が重く、執着から離れられず、いつも不安、不満だらけで、幸せではありません。厳しいかもしれませんが、勇気と努力と、向上心がある人なら、分かると思います。

それから、最近の子は、あまり読書をしません。SNSばかりやっていると、スマホ依存症になります。ルールを決めて、管理するのは親の責任です。SNSをやっていて、夜更かしすることは、身体にも、心にも、学力にも、悪いことしかありません。

それと、SNSでは、直接、相手の顔をみて話をしないので、簡単に言葉を書いて、それが相手に通ったと錯覚します。SNSで、友達はできません。相手の本当の心、気持ちは、察することができません。SNSばかりやっている子供は、言葉を、羅列しているだけで、表面的で、考え方の浅い子になります。考える力が育ちません。

現在のこのような、子供達をとりまく環境が良くない事に、危機感をもっている大人も、いると思います。保護者の方も、難しいかもしれませんが、がんばって、子供を守るしかありません。自分が面倒くさいから、子供に勝手にやらせているなどというのは、もってのほかです。

私の言っている事に共感できる人は、興塾に来させていると思います。そうでない人は、だんだん、離れていくのではないでしょうか。

そのようなわけで、夏休みは、SNSよりも、読書をしましょう。ヘレンケラー、シュバイツァー、宮沢賢治等の伝記や、ああ無情、若草物語、小公女等の心温まる名作を読むと良いと思います。私も、小学生の頃、読みました、

子供は、親の背中をみて育ちます。子供に恥じない背中をみせましょう。もう一度、夏休みを前に、家族で役割を決め、お互いに責任を果たすよう、話し合ってみたらどうでしょうか。そして、良い生活習慣を子供に身につけさせるようにしましょう。その子は、しっかりとした子供になると思います。

有意義な夏休みにして下さい。


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Posted by ケンゾー先生 at 14:00教育理念・指導方法

2024年07月02日

夏期講習と塾特待生制度

こんにちは。
中学受験・高校受験・大学受験・個別指導・小論文対策なら興塾びっくりマークです。

これから、夏期講習の季節になりますが、興塾でも、夏期講習の日程が決まりました。興塾は、小学生(県内、県外受験)、公立の中学生と私立の中学生、公立、私立の高校生と個別の生徒、いろいろな子供達が集まって来ているので、日程を組むのも大変です。

夏期講習の時間は、受験学年である小6、公立の中3、高3を中心に、時間配分を考え、それぞれの学年の子供達が、目的を達成し、はっきりとした学習成果がでるように組んでいます。

その中で、時間的に大変なのは、公立の中3生です。9月3日の学調対策と、8月テストのある学校では、並行して勉強しなければならないからです。

学校では、学調が重要だといいますが、どちらか、というと、8月テストの方が大事だと思います。ただ、学調対策で、1、2年の範囲を、しっかりと復習しておかないと、10月の実力テストに影響が出ます。10月の実力テストは、内申を考える上で、重要なテストです。従って、いろいろな意味で、夏休み、夏期講習は大事です。

また、夏休みは長いので、冬期講習や春期講習とちがい、一定の成果があげられます。ですから、夏期講習は大事だと思います。特に、公立の中3生は、勉強の方法が難しいので、特に、必要性が大きいと思います。

塾を考えている保護者の方も多いと思いますが、夏期講習を受講してみると、1ヶ月以上あるので、その塾の様子が分かります。チラシや、簡単な面談では、その塾の本当のことは分かりません。宣伝だからです。1ヶ月位、授業を受ければ、よく分かると思います。

ところで、興塾では、「塾特待生制度」があります。興塾の授業は受けたいけれど、経済的な理由で、受けたくても、受けられないという保護者の方が、結構います。

特待制度は、小学生と、公立の中学生が対象です。私立の中学生と高校生は、現在のところ、対象としていません。テストはありません。条件は、小学生の場合、一定の年収に達していない御家庭で(年収のハードルは高くありません)、お子様に、中学受験合格への強い意志があることです。公立の中学生の場合は、直近の内申点を基準にして、志をもっているお子様です。

どちらも、最終的には、面談で決定します。面談が重要です。現在、通塾しているお子様が大事ですので、個別対応のやり方を損なわない程度の人数に限られてしまいますが、引っ込まずに、来てみて下さい。詳しい内容は、塾の方へ問い合わせてみて下さい。

「塾特待生」の場合、季節講習も含めて、受講料は、少なくとも半額免除となります。

私は、あまり人には、言いませんでしたが、「あしなが育英会」に、長い間、毎月、寄付をさせて頂いています。私は、決して、金持ちではありませんが、子供達の勉強に関わる人間として、ほんの、ちょっとでも、子供達の進学、将来の為に、という思いで続けてきました。

興塾の「塾特待生制度」も同じ気持ちです。私も、志をもった子供に出会うのは、本当に、うれしいものです。


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