2021年06月16日
静岡翔洋校長村上先生、来塾
こんにちは。
中学受験・高校受験・大学受験・個別指導・小論文対策なら興塾
です。
先日、6月14日(月)に静岡翔洋校長の村上先生が興塾に、わざわざ来て下さいました。有難うございます。
先生は、本当にお忙しいと思います。真剣に職務を全うしようとするなら、校長は激務だと思います。
村上先生は、本来なら今年3月に任期を迎え、退職するはずだったのですが、特任で、後、3年、校長を務めることになりました。3年、任期が延長された、ということは、それだけ優秀だということです。私は、3年後、先生が、どうするのかも気になって、お伺いしたのですが、その中身は内緒です。
ところで、先生が校長になられてから、もう7年になります。先生は、最初から興塾に、毎年、来てくださっていますので、先生の雰囲気、様子などの変化が良く分かります。先生が、真剣に翔洋の改革に取り組んで、エネルギーを使っている、という事もよく分かります。
校長にもいろんな人がいます。保護者の方も、学校のトップである校長を、よく見るといいと思います。学校を選択する大きな基準になります。
村上先生の話は、はっきり、明解で分かりやすいので、私は好きです。偉そうにもしていません。興塾の保護者や生徒も、先生の話を聞いて、村上先生だからということで、翔洋への入学を決定した生徒もいます。
先生が退任された後は、どうなるの、という事がちょっと心配になりますが、先生が、もう3年やる事になったので、先生が10年校長を務めることになります。私は、改革をして、それが定着するには、10年は必要だと思っていましたが、その通りになりました。先生も、その辺は分かっています。
また、今回は忙しくて興塾に来られませんでしたが、私の大好きな小笠原先生が、若手の教師の育成にあたっている、という事です。優秀な若い教師を採って、育てている、とのことです。
教師にもいろいろありますので、全部が全部、優秀ではないのですが(それは、どこの学校でも同じです)、優秀な教師が翔洋では増えているようです。
今年、興塾から翔洋中学へ入学した子供の中に、フェンシング部に入部した女の子がいます。この子は小学1年生から空手をやっていて、黒帯なのですが、空手部に入部せず、フェンシング部に入りました。勉強もがんばっています。クラスは1年D組です。
この女の子の、おばあちゃんから翔洋の話をよく聞きますが、1年D組の担任の先生やフェンシング部の顧問の先生(この先生は教頭先生です)が非常に熱心で、いい先生にめぐり会ったと、大変喜んでいます。
先生方の対応も、相手の子供によって、違う場合もあるかもしれませんが、この子の場合は、保護者の方の生の声は、そうでした。この話は、村上先生に伝えました。
また、興塾の小6のお子様の保護者の方から、村上先生に、ぜひとも聞きたいことがある、というメールを、私が受け取りましたので、その質問を、先生に伝えました。先生は、快く答えてくれましたので、その内容は、保護者の方に伝えました。
保護者の方の質問と関連して、先生のお答えの中に、小学生には、勉強の妨げになるから、できるだけ、ケータイやスマホは持たせない方がいい、という事と、親が子供に寄り添いすぎている、という事をおっしゃっていました。
先生は、東北大学の川島隆太氏の記事や、スマホの有害性を指摘した、アンデシュ・ハンセン氏の「スマホ脳」という本も読んでいました。私も読みました。今回、私は、週刊新潮6月3日号の『「デジタル教科書」が子どもの学力を破壊する』という記事を村上先生に渡しました。
これらの点については、私が興塾で子供に伝えている事と、先生が考えていた事は、全く同じでした。
また私は、小学生の保護者の方には、中学受験は親が決めるものだ、と言っています。小学生に、本当のことは判断できません。小学生や中学生には、まわりの大人が足並みをそろえて、教えなければなりません。
村上先生がおっしゃった事は、興塾の理念の一つと同じです。そして、私立学校のレベルを上げる為には、私立の理念、教育方針と、その具体的な実践に賛同した保護者と、その子供達が関心を持ち、受験してくれて、はっきり言えば入試倍率が上がることが必要です。
(塾にとっては大変です。)
先生は、そのあたりのことも考えていらっしゃるようでした。また、静岡翔洋は、東海大学の附属という大きなメリットがありますが、もっと全国の附属の学校の中での地位、レベルを上げた方がいい、と私は先生に話したのですが、先生は、そこも、当然分かっていました。
東海大学の附属校は、全国に14校あるのですが、その中でも、静岡翔洋は、ほぼトップクラスにつけるようになってきているそうです。
今回、私は、先生と1時間位、お話をさせて頂きました。言いたい放題を言わせて頂きました。ただ、今回、先生に、子供達に、一つだけ言い忘れたというか、先生もお忙しそうで時間がなかったので、言わなかったことがあります。
もし、村上先生がこのブログを見ていましたら、翔洋の教育方針として、生徒達に、「人の為に何をしたか」という事が、人間にとって最も大切だ、ということを、加えて頂きたいと思います。本当に僭越ではありますが、お考え頂けたら、とっても嬉しいです。
各私立学校には、それぞれの特徴があります。翔洋が一番いいという事ではありません。ただ今回、村上先生とのお話を、そのまま伝えただけです。
私は、校長としての村上先生は、素晴らしいと思いますし、翔洋が変わってくれることは、ある意味、地域の財産になると思います。他の学校も、校長がしっかりして、変われば同じことです。翔洋に限ったことではありません。
子供の教育に携わる人達が、生きる目的をはっきりと知り、「人の為に何をしたか」ということを、子供達に教える前に、己がまず自覚し、実践することが必要だと思います。
想念は、ものをつくるのです。少しでも、そのような人が増えれば、学校も、世の中も変わると思います。私にできることがあれば、応援、手助けさせて頂きますので、声をかけて下さい。
今回の私の文章が、皆様の一助となれば、とっても嬉しいです。分かる人には分かるはずです。時を逃がさず、誠実にがんばりましょう。
お問い合わせはお電話で
0545-62-6755

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先日、6月14日(月)に静岡翔洋校長の村上先生が興塾に、わざわざ来て下さいました。有難うございます。
先生は、本当にお忙しいと思います。真剣に職務を全うしようとするなら、校長は激務だと思います。
村上先生は、本来なら今年3月に任期を迎え、退職するはずだったのですが、特任で、後、3年、校長を務めることになりました。3年、任期が延長された、ということは、それだけ優秀だということです。私は、3年後、先生が、どうするのかも気になって、お伺いしたのですが、その中身は内緒です。
ところで、先生が校長になられてから、もう7年になります。先生は、最初から興塾に、毎年、来てくださっていますので、先生の雰囲気、様子などの変化が良く分かります。先生が、真剣に翔洋の改革に取り組んで、エネルギーを使っている、という事もよく分かります。
校長にもいろんな人がいます。保護者の方も、学校のトップである校長を、よく見るといいと思います。学校を選択する大きな基準になります。
村上先生の話は、はっきり、明解で分かりやすいので、私は好きです。偉そうにもしていません。興塾の保護者や生徒も、先生の話を聞いて、村上先生だからということで、翔洋への入学を決定した生徒もいます。
先生が退任された後は、どうなるの、という事がちょっと心配になりますが、先生が、もう3年やる事になったので、先生が10年校長を務めることになります。私は、改革をして、それが定着するには、10年は必要だと思っていましたが、その通りになりました。先生も、その辺は分かっています。
また、今回は忙しくて興塾に来られませんでしたが、私の大好きな小笠原先生が、若手の教師の育成にあたっている、という事です。優秀な若い教師を採って、育てている、とのことです。
教師にもいろいろありますので、全部が全部、優秀ではないのですが(それは、どこの学校でも同じです)、優秀な教師が翔洋では増えているようです。
今年、興塾から翔洋中学へ入学した子供の中に、フェンシング部に入部した女の子がいます。この子は小学1年生から空手をやっていて、黒帯なのですが、空手部に入部せず、フェンシング部に入りました。勉強もがんばっています。クラスは1年D組です。
この女の子の、おばあちゃんから翔洋の話をよく聞きますが、1年D組の担任の先生やフェンシング部の顧問の先生(この先生は教頭先生です)が非常に熱心で、いい先生にめぐり会ったと、大変喜んでいます。
先生方の対応も、相手の子供によって、違う場合もあるかもしれませんが、この子の場合は、保護者の方の生の声は、そうでした。この話は、村上先生に伝えました。
また、興塾の小6のお子様の保護者の方から、村上先生に、ぜひとも聞きたいことがある、というメールを、私が受け取りましたので、その質問を、先生に伝えました。先生は、快く答えてくれましたので、その内容は、保護者の方に伝えました。
保護者の方の質問と関連して、先生のお答えの中に、小学生には、勉強の妨げになるから、できるだけ、ケータイやスマホは持たせない方がいい、という事と、親が子供に寄り添いすぎている、という事をおっしゃっていました。
先生は、東北大学の川島隆太氏の記事や、スマホの有害性を指摘した、アンデシュ・ハンセン氏の「スマホ脳」という本も読んでいました。私も読みました。今回、私は、週刊新潮6月3日号の『「デジタル教科書」が子どもの学力を破壊する』という記事を村上先生に渡しました。
これらの点については、私が興塾で子供に伝えている事と、先生が考えていた事は、全く同じでした。
また私は、小学生の保護者の方には、中学受験は親が決めるものだ、と言っています。小学生に、本当のことは判断できません。小学生や中学生には、まわりの大人が足並みをそろえて、教えなければなりません。
村上先生がおっしゃった事は、興塾の理念の一つと同じです。そして、私立学校のレベルを上げる為には、私立の理念、教育方針と、その具体的な実践に賛同した保護者と、その子供達が関心を持ち、受験してくれて、はっきり言えば入試倍率が上がることが必要です。
(塾にとっては大変です。)
先生は、そのあたりのことも考えていらっしゃるようでした。また、静岡翔洋は、東海大学の附属という大きなメリットがありますが、もっと全国の附属の学校の中での地位、レベルを上げた方がいい、と私は先生に話したのですが、先生は、そこも、当然分かっていました。
東海大学の附属校は、全国に14校あるのですが、その中でも、静岡翔洋は、ほぼトップクラスにつけるようになってきているそうです。
今回、私は、先生と1時間位、お話をさせて頂きました。言いたい放題を言わせて頂きました。ただ、今回、先生に、子供達に、一つだけ言い忘れたというか、先生もお忙しそうで時間がなかったので、言わなかったことがあります。
もし、村上先生がこのブログを見ていましたら、翔洋の教育方針として、生徒達に、「人の為に何をしたか」という事が、人間にとって最も大切だ、ということを、加えて頂きたいと思います。本当に僭越ではありますが、お考え頂けたら、とっても嬉しいです。
各私立学校には、それぞれの特徴があります。翔洋が一番いいという事ではありません。ただ今回、村上先生とのお話を、そのまま伝えただけです。
私は、校長としての村上先生は、素晴らしいと思いますし、翔洋が変わってくれることは、ある意味、地域の財産になると思います。他の学校も、校長がしっかりして、変われば同じことです。翔洋に限ったことではありません。
子供の教育に携わる人達が、生きる目的をはっきりと知り、「人の為に何をしたか」ということを、子供達に教える前に、己がまず自覚し、実践することが必要だと思います。
想念は、ものをつくるのです。少しでも、そのような人が増えれば、学校も、世の中も変わると思います。私にできることがあれば、応援、手助けさせて頂きますので、声をかけて下さい。
今回の私の文章が、皆様の一助となれば、とっても嬉しいです。分かる人には分かるはずです。時を逃がさず、誠実にがんばりましょう。
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Posted by ケンゾー先生 at 14:00
│東海大翔洋高校・中等部