2015年10月01日
先週(9/25)の解答 H27年度星陵中学入試問題
今回はH27年度 星陵中学入試の理科の大問3です。
この大問3は 化学分野 からの出題です。
本問は 水溶液の性質 の問題です。
必要な知識はすべて教科書の範囲ですが、ある程度知識をつなげる必要があるので、良い問題だと思います。
◆:i|i:◇:i|i:◆:i|i:◇:i|i◆解答と解説:i|i◇:i|i:◆:i|i:◇:i|i:◆:i|i:◇:i|i◆
問1 ①~⑦の結果から考えます。
①から、水蒸気させて何も残らないのは、機体が解けている水溶液なので、AとBは、塩化水素が溶けている塩酸か、二酸化炭素が溶けている炭酸水です。
②から、アルミが溶けてあわ(水素)が発生するのは塩酸化水酸化ナトリウム水溶液ですが、③から鉄が溶けて泡がでるのはAなので、Aが塩酸で、Fが水酸化ナトリウム水溶液と分かります。
水酸化ナトリウム水溶液では、鉄は溶けません。
またAが塩酸なので、Bは炭酸水です。
④からB(炭酸水)とDを混ぜて白くにごるので、Dは石灰水です。
残りはCとEですが、⑦からA(塩酸)とF(水酸化ナトリウム水溶液)を混ぜてEができたので、Eは食塩水です。(塩酸と水酸化ナトリウム水溶液で中和され、塩化ナトリウム=食塩と水ができ、食塩水になります)
従って、Cはさとう水です。
なお、銅は塩酸でも水酸化ナトリウム水溶液でも、あわは発生しません。
以上より、 Aはウ・Bはオ・Cは・ア・Dはカ・Eはイ・Fはエ です。
問2 ウ(塩酸)にとけている気体は塩化水素、オ(炭酸水)にとけている気体は二酸化炭素です。
問3 BTB液 (またはムラサキキャベツの葉の汁)
問4 酸性
問5 アルカリ性
問6 ア
この大問3は 化学分野 からの出題です。
本問は 水溶液の性質 の問題です。
必要な知識はすべて教科書の範囲ですが、ある程度知識をつなげる必要があるので、良い問題だと思います。
◆:i|i:◇:i|i:◆:i|i:◇:i|i◆解答と解説:i|i◇:i|i:◆:i|i:◇:i|i:◆:i|i:◇:i|i◆
問1 ①~⑦の結果から考えます。
①から、水蒸気させて何も残らないのは、機体が解けている水溶液なので、AとBは、塩化水素が溶けている塩酸か、二酸化炭素が溶けている炭酸水です。
②から、アルミが溶けてあわ(水素)が発生するのは塩酸化水酸化ナトリウム水溶液ですが、③から鉄が溶けて泡がでるのはAなので、Aが塩酸で、Fが水酸化ナトリウム水溶液と分かります。
水酸化ナトリウム水溶液では、鉄は溶けません。
またAが塩酸なので、Bは炭酸水です。
④からB(炭酸水)とDを混ぜて白くにごるので、Dは石灰水です。
残りはCとEですが、⑦からA(塩酸)とF(水酸化ナトリウム水溶液)を混ぜてEができたので、Eは食塩水です。(塩酸と水酸化ナトリウム水溶液で中和され、塩化ナトリウム=食塩と水ができ、食塩水になります)
従って、Cはさとう水です。
なお、銅は塩酸でも水酸化ナトリウム水溶液でも、あわは発生しません。
以上より、 Aはウ・Bはオ・Cは・ア・Dはカ・Eはイ・Fはエ です。
問2 ウ(塩酸)にとけている気体は塩化水素、オ(炭酸水)にとけている気体は二酸化炭素です。
問3 BTB液 (またはムラサキキャベツの葉の汁)
問4 酸性
問5 アルカリ性
問6 ア