2017年06月06日
映像授業を有効活用するのに必要なこと
こんにちは。中学受験、高校受験、大学受験の興塾です。
今回は映像授業についてお話ししたいと思います。
映像授業と言うと、大学受験における東進の衛星授業が有名で、主に高校生の受験対策として使われています。東進以外でも、現在は大手予備校講師による映像授業がたくさんあり、東進の映像授業にひけをとらないものもあります。東進の場合、基本的には映像授業のみで勉強し、講師との対面授業はありません。
映像授業の良い点は、自分のペースで自分の分からない所や勉強したい所だけを、自分の都合の良い時間に見て勉強できるということです。それと、大学受験は高校受験と違い科目数が多く、特に理科・社会の物理・化学・生物・日本史・世界史・地理・現代社会など全ての科目について大学受験レベルの内容を教えることができる優秀な講師が富士・富士宮地区には少ないことや、暗記科目の場合はあえて対面形式で教えてもらわなくても自分で映像授業だけで勉強できるので、理科・社会には映像授業のメリットが大きいと言えます。
反面、自分のペースで自分の都合で勉強するので時間の管理を自分でしなくてはなりません。例えば、家でも映像授業を見られるとしても、部活で疲れて帰ってきた場合、どうしても「まあいいや、明日で」となってしまいがちです。塾に通って時間が決まっている対面形式の授業ですと、塾があるからという気持ちで続けやすいと思います。
また、映像授業は科目ごとの講師のレベルが高く分かりやすいので、自分が分かったような気になりますが、それはただ聞いているだけなので注意が必要です。プリント等は自分で決めて解かなければならず、また、一方通行なのでこちらからその場で質問もできません。生徒によっては一方通行な映像授業を好まない子もいます。
映像授業は授業のコマ数も多く、逆に、それに戸惑ってどこから手を付けて良いか分からなくなる生徒もいますが、勉強の方法が分かっていて、勉強に対する意識の高い子供が有効に使いこなせば映像授業は効果を発揮すると思います。
東大・京大など学力の高い大学を一般受験するような生徒、特に高3生には有効だと思います。
高1・高2でも、学校の授業の科目を全て塾で講師から教わるのは時間的に無理がありますし、もし全部受けたとしても月謝が高額となりますし、全部質が高い授業とは限りません。その点では理科・社会等の科目を映像授業で補うというメリットはあると思います。
いずれにしても、最後は、塾の授業(集団か個別かの違いもありますが)にしても映像授業にしても、目的と勉強や受験に対する生徒の意識によります。高校生の場合、小・中学生と違い本人の自発的な姿勢が前提になりますので特に生徒の意識が大切です。
このように見てくると、中学生でも特に理科・社会の映像授業がありますが、塾の中で細かく指導し、宿題も出せるなら映像授業より直接塾に通う方が効果があります。何より、小・中学生には子供の話を聞いて想い方の大切さを教えて、勉強に対する意識付けをして、しつけ・教育をする方がもっと重要です。それには、映像授業は全く向いていません。
興塾では高校生については塾での個別指導が基本で補完的に映像授業を併用していますが、授業だけ受講する生徒と併用する生徒は半々です。映像授業の場合、その生徒がどのように映像授業を使っているか管理するようにしています。映像授業は本当に使い方次第です。
お問い合わせはお電話で
0545-62-6755

今回は映像授業についてお話ししたいと思います。
映像授業と言うと、大学受験における東進の衛星授業が有名で、主に高校生の受験対策として使われています。東進以外でも、現在は大手予備校講師による映像授業がたくさんあり、東進の映像授業にひけをとらないものもあります。東進の場合、基本的には映像授業のみで勉強し、講師との対面授業はありません。
映像授業の良い点は、自分のペースで自分の分からない所や勉強したい所だけを、自分の都合の良い時間に見て勉強できるということです。それと、大学受験は高校受験と違い科目数が多く、特に理科・社会の物理・化学・生物・日本史・世界史・地理・現代社会など全ての科目について大学受験レベルの内容を教えることができる優秀な講師が富士・富士宮地区には少ないことや、暗記科目の場合はあえて対面形式で教えてもらわなくても自分で映像授業だけで勉強できるので、理科・社会には映像授業のメリットが大きいと言えます。
反面、自分のペースで自分の都合で勉強するので時間の管理を自分でしなくてはなりません。例えば、家でも映像授業を見られるとしても、部活で疲れて帰ってきた場合、どうしても「まあいいや、明日で」となってしまいがちです。塾に通って時間が決まっている対面形式の授業ですと、塾があるからという気持ちで続けやすいと思います。
また、映像授業は科目ごとの講師のレベルが高く分かりやすいので、自分が分かったような気になりますが、それはただ聞いているだけなので注意が必要です。プリント等は自分で決めて解かなければならず、また、一方通行なのでこちらからその場で質問もできません。生徒によっては一方通行な映像授業を好まない子もいます。
映像授業は授業のコマ数も多く、逆に、それに戸惑ってどこから手を付けて良いか分からなくなる生徒もいますが、勉強の方法が分かっていて、勉強に対する意識の高い子供が有効に使いこなせば映像授業は効果を発揮すると思います。
東大・京大など学力の高い大学を一般受験するような生徒、特に高3生には有効だと思います。
高1・高2でも、学校の授業の科目を全て塾で講師から教わるのは時間的に無理がありますし、もし全部受けたとしても月謝が高額となりますし、全部質が高い授業とは限りません。その点では理科・社会等の科目を映像授業で補うというメリットはあると思います。
いずれにしても、最後は、塾の授業(集団か個別かの違いもありますが)にしても映像授業にしても、目的と勉強や受験に対する生徒の意識によります。高校生の場合、小・中学生と違い本人の自発的な姿勢が前提になりますので特に生徒の意識が大切です。
このように見てくると、中学生でも特に理科・社会の映像授業がありますが、塾の中で細かく指導し、宿題も出せるなら映像授業より直接塾に通う方が効果があります。何より、小・中学生には子供の話を聞いて想い方の大切さを教えて、勉強に対する意識付けをして、しつけ・教育をする方がもっと重要です。それには、映像授業は全く向いていません。
興塾では高校生については塾での個別指導が基本で補完的に映像授業を併用していますが、授業だけ受講する生徒と併用する生徒は半々です。映像授業の場合、その生徒がどのように映像授業を使っているか管理するようにしています。映像授業は本当に使い方次第です。
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Posted by ケンゾー先生 at 16:06
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