2018年05月11日
学校改革・授業改革
こんにちは。
中学受験、高校受験、大学受験なら興塾
塾長の小林です。
この頃、静岡県内の中高一貫の私立中学、高校の授業のやり方について、これでいいのか、もっと違う方法、授業のやり方があるのではないか、とよく考えます。
できる子とできない子の差が激しく、できない子は、せっかく受験をして、私立中学に入学したのに、そのメリット、恩恵を受けず、できる子でも、もっと伸びてもいいはずなのに、学校の授業と補習でいっぱいいっぱいという子供もいます。
特に、授業のスピードが公立中学より速く、高2までに高3までの内容をやる、ということを目標にしている学校の生徒は、大変だと思います。また、そうでない私立中学の生徒でも、部活が中心になって、学力がない子供も多くいます。
以前も少し書きましたが、東京の開成中学、高校では、教科書をほとんど使わず、他のテキストにも頼らず、学校の先生方が作ったプリントを中心に授業を行い、中には、開成高校生の為の校内模試の為の過去問のまとめのプリントまであります。
私も、できるだけ自分が作ったプリントで知識を教えるようにしています。また、問題演習も、なるべく過去問を分析したプリントを使います。
過去問を集約、整理、分析すると分かりますが、出題の形式は違っていても、必要とする知識、考え方は、問題の数ほど多くはないのです。また、教科書は、その性質上、仕方がないのかもしれませんが、全体をつかんで、原点から理論的な順で考え、覚えることには適していません。だから、自分の手で作り直すのです。
県内の私立中学でも、教科書や、体系問題集等のテキストをそのまま使うのではなく、もっと分析して、集約して、分かりやすいプリントを作って教えた方が良いのではないでしょうか。そうすれば、時間も少なくてすみますし、できない子供の割合も減ると思います。
それから、中学生の段階では、思考力が必要な問題より、もっと基本的な知識をいくつか、つなげる程度の問題にして、せめて三段論法を使えるようにする方が、できない子の為には、いいと思います。できる子の為には、クラス分けをしているなら、できない子とは別のプリントを作ってやればいいと思います。一回プリントを作れば、その後はかえって、教える方もラクになります。
また、中間、期末テストの問題も、知識の内容、考え方は、過去5年前、10年前と、それほど変わらないのですから、開成高校のように、中学生の時は、今までの中間、期末テストを集約したプリントを作り、問題数を減らし、1問につき考える時間を増やすようにした方がいいと思います。
一般的な説明をした後は、集約した過去問集を演習にして、その中から、中間、期末テストの問題を出してもいいと思います。中高一貫校の場合、高校受験がないので、内申は形だけなので、それでもいいと思います。高校で違う方法をとればいいのです。
さらに、特に中学生の間は、考える力をつけたり、学校全体の学力を上げるなら、校外模試の過去問を分析、集約したものを作って、それを、普段から演習問題として使い、成績、内申も、校外模試の成績でつけても良いと思います。保護者の方も納得するのではないでしょうか。
これは、一つの考え方なのですが、現状のままでは、何も変わりません。お金を出して、私立に入学させた保護者の方の期待にも沿えません。がっかりした、という保護者の方もいるのも事実です。
私の考えが一番ではないのですが、少しでも改革してみて下さい。既成の観念にとらわれず、大学受験から逆算して、勉強とは何か、という原点に戻って考えることが必要ではないでしょうか。
塾は、基本的に、中学生の場合週2回で、5科目教えなければならないので、時間が余りありません。その中で、学力を上げることを考えるので、ある意味、かなり究極的な勉強法をとっていると思います。(塾にもよりますが)
私の中でも、もっと、こういうプリントがあれば、という想い、構想がありますが、時間の制約もあって、一気にはできませんが、少しずつ進めています。大変だとは思いますが、学校を変えませんか。
お問い合わせはお電話で
0545-62-6755

中学受験、高校受験、大学受験なら興塾

塾長の小林です。
この頃、静岡県内の中高一貫の私立中学、高校の授業のやり方について、これでいいのか、もっと違う方法、授業のやり方があるのではないか、とよく考えます。
できる子とできない子の差が激しく、できない子は、せっかく受験をして、私立中学に入学したのに、そのメリット、恩恵を受けず、できる子でも、もっと伸びてもいいはずなのに、学校の授業と補習でいっぱいいっぱいという子供もいます。
特に、授業のスピードが公立中学より速く、高2までに高3までの内容をやる、ということを目標にしている学校の生徒は、大変だと思います。また、そうでない私立中学の生徒でも、部活が中心になって、学力がない子供も多くいます。
以前も少し書きましたが、東京の開成中学、高校では、教科書をほとんど使わず、他のテキストにも頼らず、学校の先生方が作ったプリントを中心に授業を行い、中には、開成高校生の為の校内模試の為の過去問のまとめのプリントまであります。
私も、できるだけ自分が作ったプリントで知識を教えるようにしています。また、問題演習も、なるべく過去問を分析したプリントを使います。
過去問を集約、整理、分析すると分かりますが、出題の形式は違っていても、必要とする知識、考え方は、問題の数ほど多くはないのです。また、教科書は、その性質上、仕方がないのかもしれませんが、全体をつかんで、原点から理論的な順で考え、覚えることには適していません。だから、自分の手で作り直すのです。
県内の私立中学でも、教科書や、体系問題集等のテキストをそのまま使うのではなく、もっと分析して、集約して、分かりやすいプリントを作って教えた方が良いのではないでしょうか。そうすれば、時間も少なくてすみますし、できない子供の割合も減ると思います。
それから、中学生の段階では、思考力が必要な問題より、もっと基本的な知識をいくつか、つなげる程度の問題にして、せめて三段論法を使えるようにする方が、できない子の為には、いいと思います。できる子の為には、クラス分けをしているなら、できない子とは別のプリントを作ってやればいいと思います。一回プリントを作れば、その後はかえって、教える方もラクになります。
また、中間、期末テストの問題も、知識の内容、考え方は、過去5年前、10年前と、それほど変わらないのですから、開成高校のように、中学生の時は、今までの中間、期末テストを集約したプリントを作り、問題数を減らし、1問につき考える時間を増やすようにした方がいいと思います。
一般的な説明をした後は、集約した過去問集を演習にして、その中から、中間、期末テストの問題を出してもいいと思います。中高一貫校の場合、高校受験がないので、内申は形だけなので、それでもいいと思います。高校で違う方法をとればいいのです。
さらに、特に中学生の間は、考える力をつけたり、学校全体の学力を上げるなら、校外模試の過去問を分析、集約したものを作って、それを、普段から演習問題として使い、成績、内申も、校外模試の成績でつけても良いと思います。保護者の方も納得するのではないでしょうか。
これは、一つの考え方なのですが、現状のままでは、何も変わりません。お金を出して、私立に入学させた保護者の方の期待にも沿えません。がっかりした、という保護者の方もいるのも事実です。
私の考えが一番ではないのですが、少しでも改革してみて下さい。既成の観念にとらわれず、大学受験から逆算して、勉強とは何か、という原点に戻って考えることが必要ではないでしょうか。
塾は、基本的に、中学生の場合週2回で、5科目教えなければならないので、時間が余りありません。その中で、学力を上げることを考えるので、ある意味、かなり究極的な勉強法をとっていると思います。(塾にもよりますが)
私の中でも、もっと、こういうプリントがあれば、という想い、構想がありますが、時間の制約もあって、一気にはできませんが、少しずつ進めています。大変だとは思いますが、学校を変えませんか。
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