2019年09月06日
小中学生の勉強、環境と不注意
こんにちは。
中学受験・高校受験・大学受験・個別指導・小論文対策なら興塾
です。
夏休みも終わり、9月になり、新たな授業が始まりました。公立中学では、定期テストや中3の学力調査テストが終わり、次のテストに向かっての勉強が始まりました。
中3生にとっては、10月の実力テスト、11月の定期テスト、第2回の学力調査テストと、中学3年間の内で、内申に直結する最も大切な時期です。中学受験を控える小6生にとっては、そろそろ、志望校以外のものも含めて、いろいろな過去問を解く時期になってきました。
ところで、今回、何人かの生徒のテストの答案を見て、不注意によるミス、問題文をよく読んでいないミスが多い子と少ない子がいました。実力的にはほとんど同じで、普段、塾でやっている時は同じような点数でも、本番のテストでは10点以上の差がついてしまいます。
学力が定着しきっていないで、いつもと同じクセ、思考で間違える場合は、ケアレスミスではありません。もう少し、解く問題量が増えれば定着し、間違いは減ってきます。
そうではなく、普段は問題なく、意味も分かっていて、本番の時にだけ間違える場合は、なかなか直すのが難しいです。1つ1つ細かく区切りをつけずに、ごちゃごちゃになって、自分の思い込みで問題に答えをあてはめたり、不注意で問題文の重要なところを見落としたりするのは、その子の育ってきた環境が大きく影響しているので、一朝一夕には直らないからです。
小学生の低学年から、家事、手伝いをさせたりして、義務と責任を覚えさせたり、親も、子供に感情的になって、ミソもクソも一緒に話をせずに、1つ1つ区切って、理由を理論的に話すべきです。
私の場合、家は商売をやっていたのですが、いろいろな家庭の事情で、小5、小6の時は、お店の手伝いや一人で留守番をさせられていました。ちょっとしたお金の受け渡しや、お客さんとの対応もしていました。
また、朝は、親は起きてくれず、私が弟を起こして、弟と二人で、前日の残りのパンとか、菓子を食べて、弟を連れてバスで小学校まで通っていました。学校に遅刻すれば、私の責任でした。
当時は、弟は何もせず、小5の私だけが、手伝いをさせられて、何で自分ばかり、と不満もありましたが、とにかく、手伝いはよくやりました。その為、義務と責任を多少でも覚え、間違いのないようにしようとやっていましたので、不注意も少なくなったと思います。
中学生になってからのテストで、私は、あまりケアレスミスをしませんでした。子供の時の環境だと思います。ケアレスミスは、一番嫌な間違え方です。分かっていなくて正解にならないのなら、諦めもつきますが、分かっていて間違える、ということは、本当に、悔いが残ります。
ケアレスミスだから、大したことない、自分はできるから大丈夫、という考え方は、間違っています。何故、自分が不注意なのか、しっかり考えなければなりませんし、根が深い問題です。私も、塾の子供達に、どうすればいいか、いろいろ考えています。そして、原因があって、結果があるということを、しみじみと思っています。
保護者の方も、お子様に対する今のやり方、しつけ、教育をもう一度考えてみて下さい。自己保存なく、客観的に自分の心を見つめ直すことが必要だと思います。
お問い合わせはお電話で
0545-62-6755

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夏休みも終わり、9月になり、新たな授業が始まりました。公立中学では、定期テストや中3の学力調査テストが終わり、次のテストに向かっての勉強が始まりました。
中3生にとっては、10月の実力テスト、11月の定期テスト、第2回の学力調査テストと、中学3年間の内で、内申に直結する最も大切な時期です。中学受験を控える小6生にとっては、そろそろ、志望校以外のものも含めて、いろいろな過去問を解く時期になってきました。
ところで、今回、何人かの生徒のテストの答案を見て、不注意によるミス、問題文をよく読んでいないミスが多い子と少ない子がいました。実力的にはほとんど同じで、普段、塾でやっている時は同じような点数でも、本番のテストでは10点以上の差がついてしまいます。
学力が定着しきっていないで、いつもと同じクセ、思考で間違える場合は、ケアレスミスではありません。もう少し、解く問題量が増えれば定着し、間違いは減ってきます。
そうではなく、普段は問題なく、意味も分かっていて、本番の時にだけ間違える場合は、なかなか直すのが難しいです。1つ1つ細かく区切りをつけずに、ごちゃごちゃになって、自分の思い込みで問題に答えをあてはめたり、不注意で問題文の重要なところを見落としたりするのは、その子の育ってきた環境が大きく影響しているので、一朝一夕には直らないからです。
小学生の低学年から、家事、手伝いをさせたりして、義務と責任を覚えさせたり、親も、子供に感情的になって、ミソもクソも一緒に話をせずに、1つ1つ区切って、理由を理論的に話すべきです。
私の場合、家は商売をやっていたのですが、いろいろな家庭の事情で、小5、小6の時は、お店の手伝いや一人で留守番をさせられていました。ちょっとしたお金の受け渡しや、お客さんとの対応もしていました。
また、朝は、親は起きてくれず、私が弟を起こして、弟と二人で、前日の残りのパンとか、菓子を食べて、弟を連れてバスで小学校まで通っていました。学校に遅刻すれば、私の責任でした。
当時は、弟は何もせず、小5の私だけが、手伝いをさせられて、何で自分ばかり、と不満もありましたが、とにかく、手伝いはよくやりました。その為、義務と責任を多少でも覚え、間違いのないようにしようとやっていましたので、不注意も少なくなったと思います。
中学生になってからのテストで、私は、あまりケアレスミスをしませんでした。子供の時の環境だと思います。ケアレスミスは、一番嫌な間違え方です。分かっていなくて正解にならないのなら、諦めもつきますが、分かっていて間違える、ということは、本当に、悔いが残ります。
ケアレスミスだから、大したことない、自分はできるから大丈夫、という考え方は、間違っています。何故、自分が不注意なのか、しっかり考えなければなりませんし、根が深い問題です。私も、塾の子供達に、どうすればいいか、いろいろ考えています。そして、原因があって、結果があるということを、しみじみと思っています。
保護者の方も、お子様に対する今のやり方、しつけ、教育をもう一度考えてみて下さい。自己保存なく、客観的に自分の心を見つめ直すことが必要だと思います。
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Posted by ケンゾー先生 at 16:00
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