2019年12月09日
中3・受験生の進路選択
こんにちは。
中学受験・高校受験・大学受験・個別指導・小論文対策なら興塾
です。
私立中学・高校の期末テストも終わり、年内のテストは、大学入試を除き終了しました。12月初めに、私立中学や清水南などの期末テストが集中している時は、補習や自習などで、いろいろな私立中学・高校の子供達で、教室や自習室はにぎやかでした。
そんな中、興塾では、小6、中3を中心に、保護者面談が始まり、保護者の方と志望校の決定や、勉強の方法など、子供にとっては人生の大きな選択となる大切なことについて、いろいろな話をしています。
公立中学の3年生は、内申も出て、志望校を決める時期となりました。興塾でも、内申を考え、子供の将来の職業を考え、その為の大学受験を考え、各高校の本当の大学入試実績、指定校推薦の実績を考え、その子に一番いい高校を考え抜いています。
興塾は、高校部もあるので、高校の本当の様子や、現在の高校生の成績や進路が分かりますので、より的確なことが、保護者の方にも伝えられていると思います。
また、私は、30年塾をやっているので、東大に行った子も含めて、多くの生徒を見てきていますので、子供の能力と、性格、環境などを考えて、どの程度の大学に合格できるか、大体分かります。
今、私がもっている全ての知識を使って、一生懸命、子供達に一番いいことを考えています。
今年、公立高校の入試で、一番関心が大きいのが、富士高の定員が一クラス減る、ということです。富士高の定員が減ると、みんなが心配になって、富士高をあきらめて、今年は富士東へと流れる生徒が増える可能性がありますが、倍率に関しては、フタを開けてみるまでわかりません。
ただ倍率を考えるのではなく、学力で判断すべきです。富士高の定員が減っても、富士高生の学力が上がるとは思えません。全体的な学力は変わらないと思います。
それと、富士高のような進学校の場合、内申よりも本番の入試の成績を重視します。内申がギリギリの子が落ちるというのも、学力が内申通りだからです。例えば、技能教科の内申が低くて、全教科での内申が低い場合、その子は、5教科の学力は低くない、ということになります。
また、本当の勉強を始めたのが遅い生徒の場合、学力はまだまだ伸びます。その見極めが重要です。
公立中学では、進路指導については、厳しいことを言います。特に、志望校に必要な内申点や学調の成績については、私が思うより厳しく、時には、変なことを言う先生もいます。
入学したい高校、希望は、子供の為のものです。本人が覚悟してその高校を望むなら、受験させるべきです。ただ、本人の強い覚悟が必要です。
以前、南中から富士高に進学したいという生徒がいました。中3の12月の進路決定の時、その子の内申は富士東どころか、吉高に足りるかどうかでした。当然、学校の先生方は、120%無理、みっともないからやめろ、ということでした。
私は、その子と保護者の方と、あらかじめ面談していて、本人がどうしても富士高に行きたい、ダメなら私立でいいという覚悟を知っていましたし、保護者の方も、それでいいということでした。
確かに、富士高以外は、私立も含めてそれほど変わらない、という面もあります。大学入試の一般受験で勝負できるのは、富士高生と、他の公立高校・私立高校のトップクラスだけです。この子の選択は、間違っていません。
それと、この子は、中3になって興塾に来たので、それほど勉強していないので、中1・中2の穴がたくさんあり、特に英語は、富士高のレベルに全く及びませんでした。
ただ、数学の考える力は良かったことや、勉強に対する意識は高かったので、入試までの残り3ヶ月で必ず伸びる、ということは分かっていました。英語は、単語と文法だけなので、センスや能力は必要ありません。ただ、時間が足りないだけです。
そこで、保護者の方と、中学校には何を言われても富士高で通すことと、お母さんだけでなく、お父さんも、学校の面談に出るように指示しました。中学では、先程の通りのことを言われ、担任、学年主任、教頭まで出てきて、富士高はやめろ、と言ったそうです。
これは、おかしいと思います。親も、本人も、富士高がダメなら私立でいい、と言っているのに、何故、止めるのか。学校の見栄としか思えません。
そのような訳で、とにかく富士高を受験することになりましたが、時間が足りません。どの程度やれば合格できるかは分かっていましたから、それをやりきる時間を確保する為に、1月と2月は、学校をほとんど休ませることにしました。
また、学校で面倒をみてくれるわけでもないからです。学校を休む理由についても、ウソはつかず本当のことを言うようにしました。
ほとんど、毎日、塾で勉強しました。発表をみた後、真っ先に塾に来て、合格の報告を聞いたときは泣きました。富士高に入学後は、柔道部で部活もやり、キャプテンまで務めました。勉強もがんばり、現役で、国立大学の理系に進学しました。
本当に、私は、いろいろな子供をみてきました。親もみてきました。最後は、人の強い意思と覚悟です。
富士高を受験するかどうか迷っているお子様、あるいは、他の公立高校でも志望校を迷っている場合、とにかく、学校で何と言われようと、覚悟があるなら、今の志望校で通すべきです。そして、2月20日前後に、正式な倍率の発表があります。その時に、決めればいいのです。
また、多少は、学力の判断の材料になると思いますので、お伝えしますが、富士高の入試の採点基準は、学調の採点より厳しいです。
今は、入試の成績について開示請求ができますが、私は、富士高生の入試の成績、点数が開示されたものを、東大に行った子も含めて、何人か見ました。学調あたりですと、富士高の場合、50点満点の5教科で200点以上、ヘタをすれば、210点以上必要、と言う先生もいますが、本番の入試では、そんなに取れなくても十分合格しています。
国語の記述や英作文など、独特な採点をしています。国語が苦手だという場合は、逆に、国語ができる生徒との差が、広がらない可能性があります。
このように、いろいろなことを考えて、判断する必要があります。
興塾は、このブログ以外、何も宣伝していないので、公立中学の子供が興塾に来るのは、学年が過ぎてからの子が多く、今年の公立中の3年生は、みんな、中2の終わり頃から中3になって来た子たちです。もっと早く来ていれば、と思います。
それに比べて、私立中学の生徒は、途中から入ってくる子供もいますが、小学生から中学受験で合格して、家との距離の関係もありますが、そのまま興塾にずっといる子も多いです。
やはり、ずっと興塾にいる子は違ってきます。とにかく早く来て下さい。教育は財産です。
お問い合わせはお電話で
0545-62-6755

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私立中学・高校の期末テストも終わり、年内のテストは、大学入試を除き終了しました。12月初めに、私立中学や清水南などの期末テストが集中している時は、補習や自習などで、いろいろな私立中学・高校の子供達で、教室や自習室はにぎやかでした。
そんな中、興塾では、小6、中3を中心に、保護者面談が始まり、保護者の方と志望校の決定や、勉強の方法など、子供にとっては人生の大きな選択となる大切なことについて、いろいろな話をしています。
公立中学の3年生は、内申も出て、志望校を決める時期となりました。興塾でも、内申を考え、子供の将来の職業を考え、その為の大学受験を考え、各高校の本当の大学入試実績、指定校推薦の実績を考え、その子に一番いい高校を考え抜いています。
興塾は、高校部もあるので、高校の本当の様子や、現在の高校生の成績や進路が分かりますので、より的確なことが、保護者の方にも伝えられていると思います。
また、私は、30年塾をやっているので、東大に行った子も含めて、多くの生徒を見てきていますので、子供の能力と、性格、環境などを考えて、どの程度の大学に合格できるか、大体分かります。
今、私がもっている全ての知識を使って、一生懸命、子供達に一番いいことを考えています。
今年、公立高校の入試で、一番関心が大きいのが、富士高の定員が一クラス減る、ということです。富士高の定員が減ると、みんなが心配になって、富士高をあきらめて、今年は富士東へと流れる生徒が増える可能性がありますが、倍率に関しては、フタを開けてみるまでわかりません。
ただ倍率を考えるのではなく、学力で判断すべきです。富士高の定員が減っても、富士高生の学力が上がるとは思えません。全体的な学力は変わらないと思います。
それと、富士高のような進学校の場合、内申よりも本番の入試の成績を重視します。内申がギリギリの子が落ちるというのも、学力が内申通りだからです。例えば、技能教科の内申が低くて、全教科での内申が低い場合、その子は、5教科の学力は低くない、ということになります。
また、本当の勉強を始めたのが遅い生徒の場合、学力はまだまだ伸びます。その見極めが重要です。
公立中学では、進路指導については、厳しいことを言います。特に、志望校に必要な内申点や学調の成績については、私が思うより厳しく、時には、変なことを言う先生もいます。
入学したい高校、希望は、子供の為のものです。本人が覚悟してその高校を望むなら、受験させるべきです。ただ、本人の強い覚悟が必要です。
以前、南中から富士高に進学したいという生徒がいました。中3の12月の進路決定の時、その子の内申は富士東どころか、吉高に足りるかどうかでした。当然、学校の先生方は、120%無理、みっともないからやめろ、ということでした。
私は、その子と保護者の方と、あらかじめ面談していて、本人がどうしても富士高に行きたい、ダメなら私立でいいという覚悟を知っていましたし、保護者の方も、それでいいということでした。
確かに、富士高以外は、私立も含めてそれほど変わらない、という面もあります。大学入試の一般受験で勝負できるのは、富士高生と、他の公立高校・私立高校のトップクラスだけです。この子の選択は、間違っていません。
それと、この子は、中3になって興塾に来たので、それほど勉強していないので、中1・中2の穴がたくさんあり、特に英語は、富士高のレベルに全く及びませんでした。
ただ、数学の考える力は良かったことや、勉強に対する意識は高かったので、入試までの残り3ヶ月で必ず伸びる、ということは分かっていました。英語は、単語と文法だけなので、センスや能力は必要ありません。ただ、時間が足りないだけです。
そこで、保護者の方と、中学校には何を言われても富士高で通すことと、お母さんだけでなく、お父さんも、学校の面談に出るように指示しました。中学では、先程の通りのことを言われ、担任、学年主任、教頭まで出てきて、富士高はやめろ、と言ったそうです。
これは、おかしいと思います。親も、本人も、富士高がダメなら私立でいい、と言っているのに、何故、止めるのか。学校の見栄としか思えません。
そのような訳で、とにかく富士高を受験することになりましたが、時間が足りません。どの程度やれば合格できるかは分かっていましたから、それをやりきる時間を確保する為に、1月と2月は、学校をほとんど休ませることにしました。
また、学校で面倒をみてくれるわけでもないからです。学校を休む理由についても、ウソはつかず本当のことを言うようにしました。
ほとんど、毎日、塾で勉強しました。発表をみた後、真っ先に塾に来て、合格の報告を聞いたときは泣きました。富士高に入学後は、柔道部で部活もやり、キャプテンまで務めました。勉強もがんばり、現役で、国立大学の理系に進学しました。
本当に、私は、いろいろな子供をみてきました。親もみてきました。最後は、人の強い意思と覚悟です。
富士高を受験するかどうか迷っているお子様、あるいは、他の公立高校でも志望校を迷っている場合、とにかく、学校で何と言われようと、覚悟があるなら、今の志望校で通すべきです。そして、2月20日前後に、正式な倍率の発表があります。その時に、決めればいいのです。
また、多少は、学力の判断の材料になると思いますので、お伝えしますが、富士高の入試の採点基準は、学調の採点より厳しいです。
今は、入試の成績について開示請求ができますが、私は、富士高生の入試の成績、点数が開示されたものを、東大に行った子も含めて、何人か見ました。学調あたりですと、富士高の場合、50点満点の5教科で200点以上、ヘタをすれば、210点以上必要、と言う先生もいますが、本番の入試では、そんなに取れなくても十分合格しています。
国語の記述や英作文など、独特な採点をしています。国語が苦手だという場合は、逆に、国語ができる生徒との差が、広がらない可能性があります。
このように、いろいろなことを考えて、判断する必要があります。
興塾は、このブログ以外、何も宣伝していないので、公立中学の子供が興塾に来るのは、学年が過ぎてからの子が多く、今年の公立中の3年生は、みんな、中2の終わり頃から中3になって来た子たちです。もっと早く来ていれば、と思います。
それに比べて、私立中学の生徒は、途中から入ってくる子供もいますが、小学生から中学受験で合格して、家との距離の関係もありますが、そのまま興塾にずっといる子も多いです。
やはり、ずっと興塾にいる子は違ってきます。とにかく早く来て下さい。教育は財産です。
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