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2019年12月14日

受験生を持つ親の考え方

こんにちは。
中学受験・高校受験・大学受験・個別指導・小論文対策なら興塾びっくりマークです。

興塾では、今週も保護者面談が続いています。その中で、小6の中学受験を間近に控えたお母さん方に、共通な心配事として、冬休みを含めて、中学受験までの残りの時間をどう過ごすか、特に、家での勉強をどのようにすればよいか。勉強量が足りないのではないか、ということです。遊んでいる時間もあるので心配だ、とも言います。

興塾では、そんなお母さん方に、塾で言った通りにやって下さい、と伝えています。県内受験で、朝から晩まで、まして、夜遅くまで勉強する必要はありません。夜10時には寝るべきです。身体をつくるべきです

小6のこの時点では、上位で合格する方が望ましいといえば望ましいのですが、それより、とにかく合格することを考えればいいと思います。中学に入ったら、また別の勉強になりますので、その時、しっかり、中学生としての勉強をすればいいのです。

上位で合格したから、中学でも上位とは限りません。入ってからの問題です。

興塾では、宿題も含めて、子供達の勉強のペースと試験日から逆算して、プリントを渡し、つくっています。塾で言われた事だけをやってもらえば、いいようにしています。

お母さんが余分な心配をする方が、お子様に、その不安な心が伝わって、お子様をまた不安にさせます。ですから、親は、塾の宿題をやったかどうかだけ見ている方がいいのです。

興塾の面談では、小6の場合、必ず合格すると考えられるお子様については、中学に入ってからの勉強や、大学受験を考えて、高校の進路も含めて、どうすればいいか、特に、将来の職業について、具体的な希望があるお子様については、それと関連して、進路についてのお話が多いです。

興塾には、中学部、高校部があり、公立、私立とたくさんの学校をみてきていますので、具体的な話ができている、と思います。そして、保護者の方には、お子様を大きく育てるようにお話しています。

例えば、最近、興塾では、医学部、薬学部を志望する子供達が増えているのですが、薬学部を志望していても、最初から、薬剤師になる、というのではなく、もっと大きく、製薬会社や研究機関などに入って、人の病気の治療や予防に役立つ薬をつくる、ということも考えた方がいい、という話をします。

小さい時に、具体的な志望がある、ということは、何かあるのです。お子様を大きく伸ばすことです。そして、その為に、親としては、勉強については塾に任せ、家では、子供に喪失感を与えず、小言は、グチですので、それも言わず、努力したときは、たくさんほめる事が大切です

もともと勉強ができる子が、学校のテストで100点をとったら、「がんばったね、いいじゃん」とほめる事です。当然だと思わない事です。

そのとき、「エライね」と言ってはダメです。子供は、自分はエライんだ、と思うようになりますので、段々と増上慢になり、人の話を聞かない人間になり、人を見下す人間になります。そして、独善と独断に満ちた人間になり、人から嫌われます。

ですから、どんな場合でも、子供に、「エライね」と言ってはダメです。喪失感を持たず、グチを言わない親に育てられた子供は、不安感なく、愛情を感じて育ちますので、思いやりのある、素直な、不平不満の少ない心を持ちます。

人の話が聞ける子になりますので、意味が分かり、理解力もつきます。グチは、親の不満であり、理路整然としていませんので、その考え方が、子供の考え方となり、ヘンは理屈をつける子供になって、理論的な表現力もつきません。

今、日本の子供の国語の力、理解力、読解力が落ちていると言われていますが、その根本的な原因は、親の心、想い方、話し方にあると思います。読書をしたり、問題を解いたりすることで、これらの力を向上させることはできますが、根本的な理由ではありません。

それと、興塾では、子供に、家の手伝いをさせるように話しています。子供に義務と責任を教えるべきです。また、子供が、その責任を果たした時、本当の喜びがわいてきます。そして、その時、「がんばった」とほめるべきです。プレゼントをもらって嬉しい、のと、感動の次元が違います。

それと、子供には、なるべく子供部屋を与えないことです。小さいうちは、特に、リビングなどで、親の目が届くところ、一緒にいれる所で、テレビなどをつけずに、勉強させるべきです。

小さいうちから、そうすれば、子供はそれが普通のことになりますので、不満もでません。子供部屋を与えざるを得ない場合でも、カギをつけないようにすべきです。ケータイも含めて、親が管理できないことは、させてはいけません。ゲーム等、もっての他です。ゲーム脳になり、アル中と同じ症状になります。

興塾では、ゲームは禁止です。ゲームは子供を廃人にします。スマホ、ラインなどのやりすぎもダメです。君子危うきに近寄らず、です。お子様が小さい時からやって下さい。

子供には、それが、家のルールだと、小さい時から思えば、それが心にしみてきますので、他の家と比べても、それが自分の家のルールだと思うので、不満もなくなってきます。

子供が小さい時ほど大事ですし、親のやることは、たくさんありますし、それが、しつけになります。お父さん、お母さん、がんばって下さい。

最後に、受験生を持つ親の心配として、インフルエンザ等で、試験当日、試験を受けられなくなったら困る、というのがありますが、体調管理はもちろん必要ですが、万が一でも、学校にすぐ連絡すれば、他の日に、試験を受けることができます。

興塾でも、2年前に、小6の子が、入試直前にインフルエンザになって、試験当日、受験できなくなって、すぐに学校に連絡したことがあります。

その子は、結局、本番より一週間後に、一人で受験することになりました。塾でも、遅れた受験日に合わせて、対策を立てました。そして、見事に合格しました。

さあ、受験まで、もう少しです。最善を尽くしたなら、結果は出てきます。合格の春は、もうすぐです。


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Posted by ケンゾー先生 at 20:30 │教育理念・指導方法