2020年02月03日
合格者数や合格実績の実体
こんにちは。
中学受験・高校受験・大学受験・個別指導・小論文対策なら興塾
です。
前回は、塾の合格者数の実体について書きましたが、各高校の大学受験の合格者数についてお話ししたいと思います。
公立、私立を問わず、各高校とも、大学合格者数を競って、例えば、東大○名合格、早稲田○名合格と、うたっています。特に、進学校と言われる高校ほど、その傾向が強いようです。
保護者の方も、大学の進学状況を進路選択の目安の一つとしていますが、進学校の目的は、大学への進学えすから、当然です。大学の合格実績は、各高校の特徴を表すものでもあり、子供達の選択の目安でもあり、重要な条件になっています。
ところが、この合格実績についても、私立大学の合格者数は、実体と異なる場合があるので、気をつけた方がいいと思います。
国公立大学の場合は、一人の受験生が、一校しか合格できませんので、その合格者数は信頼できます。(但、私立高校の場合、合格者数は、広告塔としての特待生の場合が多いと思います。)
ところが、私立大学の場合、一人の生徒が、何校も受験でき、合格できるので、早稲田○名、慶応○名等という数字は、そのままあてにすることができません。また、同じ大学でも、学部により難易度は違うので、その点も、注意が必要です。
高校によっては、実績を水増しする為めに、強制的に、生徒が志望していない私立大学を受験させるところもあります。しかも、受験料や交通費を学校が払うわけではありません。
今年、興塾の高3生の中にも、自ら志望していない大学を、受験させられる生徒がいます。
強制の程度は、高校によって差があります。(私立の場合、民間ですので、ある程度は仕方がないと思いますが)
県立高校の場合は、強制まではしませんが、富士高の場合、私立大学より、国公立大学の合格者数を誇りにしているところがあり、なるべく、国公立大学を受験するように指導します。
私立大学と国公立大学では、受験科目が違うのですから、もっと生徒に合った進路指導が必要だと思います。例えば、静大より早稲田に進学した方が、本人の為に、いい場合もあると思います。
本当に、誰の為の進路指導なのかと思います。
大学合格者数は、高校選択の1つの指標ですが、お子様が、それらの大学に合格できるかどうかは別ですし、しつけの厳しさ、校風、通学の便利さ、設備など、いろいろ考えて選択して下さい。
私は、富士高以外の高校に進学する場合、部活との兼ね合いで、その高校のトップクラス、少なくとも上位に入れる高校を選んで、大学の一般受験かより、大学の指定校推薦を狙う方がいいと思います。
今年度、興塾の翔洋に通う高3生の女子が、一番で卒業します。
(翔洋では、一番の生徒は、校長室に呼ばれ、村上校長先生と話をするそうです。この女の子は、廊下等で村上先生から名前を呼ばれるようになり、名前を覚えてもらった、と喜んでいました。それは、とてもいいのですが、村上先生が、興塾の塾長は、よくしゃべるだろうと言っていた、と言っていました。お互い様だと思いますよ、先生!)
この子は、中3の時、内申が、富士高に届くか届かないかギリギリでした。無理すれば、合格できたかもしれませんが、ちょっと危険すぎましたし、本人も、富士高は考えていませんでした。
そこで、富士東に行くより、私立単願の方がいいと判断し、村上先生が校長でもあり、バスが無料で通学が便利な翔洋高校を選択しました。
この子の性格ならば、翔洋でトップクラスになれると思っていました。高1になって、興塾は少しお休みしていましたが、高2になって、週2回来るようになりました。
その頃は、学年で10番前後でしたが、塾に来るようになり、学力もつき、高3の夏頃からは、1番になりました。
本人は、東京の国公立大学を受験することを考えていたのですが、同志社大学の理工学部の推薦を頂ける、ということになったので、私達とも相談して、西の早稲田といわれる同志社大学に決めました。
富士校でも、同志社の理工学部に入るのは難しいと思います。中3の時の進路の選択は、間違っていなかった思います。
本人は、この間、私の所に来て、塾をやめるのはさみしい。興塾に来て良かった、と言っていました。本当に良かったと思います。この子は、よくがんばりました。
そのようなわけで、塾を卒業する子供達と、新年度になって、新しく、切磋琢磨する仲間になる子供達が来ます。
興塾の新年度の日程は、このブログにありますので、みて下さい。新小6については、入塾希望者が増えていますので、国語については、水曜日と土曜日のどちらかを選択できるようになりました。少しでも、細かく、丁寧に、子供達をみたい、と思います。
算数は、木曜日だけですが、講師2人か3人でみます。また、新中1の私立について、文系科目は、星陵中の子は土曜日で、他の私立の子は金曜日です。
また、小学生、中学生(公立・私立)は、文系科目・理系科目のどちらかだけ、受講を希望する場合は、週1回でも、入塾できます。
最後ですが、今年の中学受験について、子供達は、がんばって、合格体験記を書いてくれました。それぞれの子供達の想いが、よく表れていて、素直に書かれている、と思います。
また、保護者の方も、アンケートに御協力頂きました。それぞれの方の視点から、興塾のやり方について、感想が述べられていて、有難いなぁと思いました。
体験記、アンケートとも内容には、一切、手を加えていません。そのまま、掲載させて頂きました。興塾の場合、理念、やり方が、とても良く分かると思います。どうか、参考にして下さい。
体験記を、素直に、がんばって書いた子供達と、忙しい中、アンケートに御協力して下さった保護者の方に対し、感謝の気持ちでいっぱいです。有難うございます。
体験記、アンケートは、この後も、増えるかもしれませんので、よかったら、みて下さい。皆様の為になると思います。
お問い合わせはお電話で
0545-62-6755

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前回は、塾の合格者数の実体について書きましたが、各高校の大学受験の合格者数についてお話ししたいと思います。
公立、私立を問わず、各高校とも、大学合格者数を競って、例えば、東大○名合格、早稲田○名合格と、うたっています。特に、進学校と言われる高校ほど、その傾向が強いようです。
保護者の方も、大学の進学状況を進路選択の目安の一つとしていますが、進学校の目的は、大学への進学えすから、当然です。大学の合格実績は、各高校の特徴を表すものでもあり、子供達の選択の目安でもあり、重要な条件になっています。
ところが、この合格実績についても、私立大学の合格者数は、実体と異なる場合があるので、気をつけた方がいいと思います。
国公立大学の場合は、一人の受験生が、一校しか合格できませんので、その合格者数は信頼できます。(但、私立高校の場合、合格者数は、広告塔としての特待生の場合が多いと思います。)
ところが、私立大学の場合、一人の生徒が、何校も受験でき、合格できるので、早稲田○名、慶応○名等という数字は、そのままあてにすることができません。また、同じ大学でも、学部により難易度は違うので、その点も、注意が必要です。
高校によっては、実績を水増しする為めに、強制的に、生徒が志望していない私立大学を受験させるところもあります。しかも、受験料や交通費を学校が払うわけではありません。
今年、興塾の高3生の中にも、自ら志望していない大学を、受験させられる生徒がいます。
強制の程度は、高校によって差があります。(私立の場合、民間ですので、ある程度は仕方がないと思いますが)
県立高校の場合は、強制まではしませんが、富士高の場合、私立大学より、国公立大学の合格者数を誇りにしているところがあり、なるべく、国公立大学を受験するように指導します。
私立大学と国公立大学では、受験科目が違うのですから、もっと生徒に合った進路指導が必要だと思います。例えば、静大より早稲田に進学した方が、本人の為に、いい場合もあると思います。
本当に、誰の為の進路指導なのかと思います。
大学合格者数は、高校選択の1つの指標ですが、お子様が、それらの大学に合格できるかどうかは別ですし、しつけの厳しさ、校風、通学の便利さ、設備など、いろいろ考えて選択して下さい。
私は、富士高以外の高校に進学する場合、部活との兼ね合いで、その高校のトップクラス、少なくとも上位に入れる高校を選んで、大学の一般受験かより、大学の指定校推薦を狙う方がいいと思います。
今年度、興塾の翔洋に通う高3生の女子が、一番で卒業します。
(翔洋では、一番の生徒は、校長室に呼ばれ、村上校長先生と話をするそうです。この女の子は、廊下等で村上先生から名前を呼ばれるようになり、名前を覚えてもらった、と喜んでいました。それは、とてもいいのですが、村上先生が、興塾の塾長は、よくしゃべるだろうと言っていた、と言っていました。お互い様だと思いますよ、先生!)
この子は、中3の時、内申が、富士高に届くか届かないかギリギリでした。無理すれば、合格できたかもしれませんが、ちょっと危険すぎましたし、本人も、富士高は考えていませんでした。
そこで、富士東に行くより、私立単願の方がいいと判断し、村上先生が校長でもあり、バスが無料で通学が便利な翔洋高校を選択しました。
この子の性格ならば、翔洋でトップクラスになれると思っていました。高1になって、興塾は少しお休みしていましたが、高2になって、週2回来るようになりました。
その頃は、学年で10番前後でしたが、塾に来るようになり、学力もつき、高3の夏頃からは、1番になりました。
本人は、東京の国公立大学を受験することを考えていたのですが、同志社大学の理工学部の推薦を頂ける、ということになったので、私達とも相談して、西の早稲田といわれる同志社大学に決めました。
富士校でも、同志社の理工学部に入るのは難しいと思います。中3の時の進路の選択は、間違っていなかった思います。
本人は、この間、私の所に来て、塾をやめるのはさみしい。興塾に来て良かった、と言っていました。本当に良かったと思います。この子は、よくがんばりました。
そのようなわけで、塾を卒業する子供達と、新年度になって、新しく、切磋琢磨する仲間になる子供達が来ます。
興塾の新年度の日程は、このブログにありますので、みて下さい。新小6については、入塾希望者が増えていますので、国語については、水曜日と土曜日のどちらかを選択できるようになりました。少しでも、細かく、丁寧に、子供達をみたい、と思います。
算数は、木曜日だけですが、講師2人か3人でみます。また、新中1の私立について、文系科目は、星陵中の子は土曜日で、他の私立の子は金曜日です。
また、小学生、中学生(公立・私立)は、文系科目・理系科目のどちらかだけ、受講を希望する場合は、週1回でも、入塾できます。
最後ですが、今年の中学受験について、子供達は、がんばって、合格体験記を書いてくれました。それぞれの子供達の想いが、よく表れていて、素直に書かれている、と思います。
また、保護者の方も、アンケートに御協力頂きました。それぞれの方の視点から、興塾のやり方について、感想が述べられていて、有難いなぁと思いました。
体験記、アンケートとも内容には、一切、手を加えていません。そのまま、掲載させて頂きました。興塾の場合、理念、やり方が、とても良く分かると思います。どうか、参考にして下さい。
体験記を、素直に、がんばって書いた子供達と、忙しい中、アンケートに御協力して下さった保護者の方に対し、感謝の気持ちでいっぱいです。有難うございます。
体験記、アンケートは、この後も、増えるかもしれませんので、よかったら、みて下さい。皆様の為になると思います。
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Posted by ケンゾー先生 at 14:30
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