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2020年03月28日

高校受験と内申

こんにちは。
中学受験・高校受験・大学受験・個別指導・小論文対策なら興塾びっくりマークです。

前回、高校受験についてお話ししましたが、県内の公立高校の受験において、志望校の選択の有力な基準となるのが、5段階評価の9科目で合計45になる内申点です。

富士高等の進学校の場合は、内申よりも、本番の入試の成績の方が重視されると感じていますが、内申は、ないよりあった方が良いに決まっているので、少しでも内申を上げることに越したことにありません。

また、私立高校の場合は、内申点で受験できるかどうかが決まってしまいますので、内申点は、県立高校より、もっと重大になります

静岡県の場合、基準となる内申点は、中3の分だけで、中1、中2は全く関係がないので、中1.中2の時点で、内申が良くなくても、挽回の可能性は十分にあります

また、中3の7月に、一回、仮の内申が出ますが、これも仮のもので、12月に出てくる内申が最終のものになります。7月の仮の内申が思ったより悪くても、12月の内申は、通常、7月の仮の内申より上がります

私の経験の中で、今まで、7月から12月の内申が10上がった生徒がいました。内申が3から4くらい上がるのは、ざらです。ですから、中3の10月の実力テスト11月の定期テストが、中学3年間の中で最も重要なテストと言えるかもしれません。

内申は、県立高校の場合、技能教科も含めてのことなので、技能教科も、おろそかにできません。特に、富士高を受験する場合、技能教科に3があると厳しいです。

興塾でも、富士高を受験した生徒で、主要5科目の成績はいいのですが、技能教科が悪い生徒がいました。その子には、絵画教室へ行くことや、ピアノを習ったりすることをすすめました。

また、美術では、作品を2つ出して、先生に選んでもらうようにしたり、自学帳を人の3倍書くようにさせたり、とにかく、やる気を先生に見せるようにしたり、とにかく、できる限りのことをしました。

結果、その子の技能教科の内申は上がり、見事、富士高に合格しました。主要5科目の場合でも、自学帳(Bノート)は、少なくとも、人の2倍は書いて提出すべきです。先生に、自分の意欲や努力も伝わりますし、自分の学力も向上します

このような努力が必要ですし、このような努力をしたことが、その子の財産になります。努力をしない子は、どの分野においても、その他大勢になってしまいます。

春休みは、勉強するいい機会です。目的をもって、できない所をていねいに勉強してみて下さい。やみくもに、量だけこなしても意味がありません。

興塾では、公立の新中2、中3生には、「まちがいノート」を作らせています。まちがいノートでは、左のページに問題を貼ったり書いたりして、右のページに、答えと、自分が間違えた理由を、理論的に、自分が分かる言葉で書くように教えています。

また、科目の順番や、分野別の順番は考えずに、間違えた問題を、どんどん書くようにさせています。きれいなノートを作るのではなく、1つ1つの内容を、ていねいにやることです。

試験直前に、自分が思い出せるよう、覚えやすいように、ノートを作るべきです。解答を丸写しではなく、自分の言葉で書くことで、理解も深まりますし、理由もより明確になるので、応用もきくようになります。

そして、やったプリントは、どんどん捨てるべきです。ためた分だけ、やったような気になりますが、後で見直しはできません。何が何だか分からなくなるだけです。一度、試してみてはどうでしょうか。

いろいろ工夫すべきです。がんばって下さい。

尚、興塾は、3月30日(月)~4月5日(日)まで休館となります。ブログも、少しお休みです。次は4月です。


お問い合わせはお電話で
0545-62-6755
高校受験 中学受験 学習塾 富士市



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Posted by ケンゾー先生 at 17:00 │教育理念・指導方法