2020年05月02日
「命を守る」ために、できること
こんにちは。
中学受験・高校受験・大学受験・個別指導・小論文対策なら興塾
です。
静岡県でも、1000平方メートル以上の学習塾に対して、休業要請が出ましたが、興塾は対象外なので、子供達の為に、授業を続けています。ただ、続ける以上、子供達に感染しないよう、塾と保護者の方の各御家庭が、共に、最大限の注意を払って、できる限りの対策を講じるようにしています。(対策については、前回、書きました。)
私の中では、塾を開けるのも勇気、閉めるのも勇気、です。本当に命がけです。
保護者の方には、ウィルスが心配で、塾を休んでもいいし、塾に来て勉強させてもいい、ということで、最後は、保護者の方の判断になりますが、小・中・高、合わせて、95%以上の子供達が、塾に来て勉強していますし、学校が休みの今、塾の授業がなくても、自習室に来て勉強する子供達もいます。
興塾は、特定少数の集まりなので、自習室等は、全く「密」になっていません。また、いろいろな保護者の方から、マスクや消毒液を頂いたり、「塾を開けてもらって安心です」という感謝の言葉を頂いています。
私は、とっても嬉しいです。保護者の方も、感染の不安を抱えながらも、学力低下や、精神面の不安もあって、迷いながらも、塾に子供を通わせているのだと思います。それも一つの決断だと思います。
いろいろな意見があり、みんな、それぞれが、それぞれの立場で言っています。経済や、学校のことや、全てを見て、客観的に判断している人は、少ないのではないかと思います。
それぞれの専門が違うからです。本来、いろいろな情報から先を見て、最終的な対策を立てるのは政治家ですが、その政治家が、次の選挙や、点数稼ぎを考えていたら、言っていることは、一見、もっともでも、判断を誤ります。
今、この状況で、的確な判断が何であるか、誰も分からないと思います。後からの結果論になります。
いろいろな人が、さかんに「命を守る」と言います。誰も逆らえないような「大義名分」です。人の為にも自分の為にも命を守るということは、当然です。誰も、命を粗末にしていいなんて言いません。
ただ、命を失うのはウィルスだけではないのです。それらも含めての道筋を示しながら、命を守って下さい。と言うべきです。でも、その道筋は、誰にも、はっきりとは分かりません。
また、店舗に対して、心ない言葉を投げつける人もいます。政治家やマスメディアも含めて、社会全体が、死の恐怖心から感情的になるべきではないと思います。
そもそも、「命を守る」ということは、どういうことでしょうか。
普通、「命を守る」というのは、ウィルスによって命を失わない、ということを言っています。だから、自粛だけを言っているのです。もっと言うなら、多数の人は死なないのですから、ウィルスによって命を失う確率を、少しでも減らそう、ということです。
この確率を減らす為に、逆に、経済によって、命を失う人も出てきます。どこで、バランスを取るかです。ウィルスによって命を失うということだけを声高に言うのは、片手落ちです。
また、子供達は休校で、勉強する機会や、人とも接触する機会もなくなり、大人と違い、心身ともに飛躍的に成長する時間を失い、再開の時期が分からないという不安をもちながら、言わば、生殺しの状態にあります。エネルギーを奪われている、とも言えます。これも、限定的な「命が失われている」状態とも言えます。
命を守ると言っているだけで、外に出るな、営業するな、と言っているだけの方が簡単です。もっと深く、命とは何かを考えるときではないでしょうか。
人は、今回のウィルスであれ、他の病気であれ、必ず、死にます。寿命といえば寿命です。人には必ず、生老病死があります。これは、肉体の生老病死です。ところが、この肉体も、酸素と栄養分から取り出されたエネルギーで生きています。つまり、エネルギーがもとなのです。
この目に見えないエネルギーは、エネルギー保存の法則の通り、増えもしなければ、減りもしません。エネルギーに、死はないのです。
肉体を命というのなら、肉体を動かすエネルギーは「命の命」ということになり、この「命の命」に、死はない、ということです。よく考えてみるべきです。
人には、心があり、心も、目には見えませんが存在します。肉体も大切ですが、もっと大切なものがあります。
私は、小学生の頃、星が大好きで、将来、天文学者になりたいと思っていました。その時、宇宙が膨張していることや、例えば、1億光年先の星が、現在、見えているのは、その星の、1億年前の姿だということを知り、過去・現在・未来の時間と空間、体積とは何だろうと思いました。
現在、宇宙は約136億年前のビッグ・バンから始まったと言われています。宇宙は3次元の世界ですから、136億年前には、3次元の世界は存在しなかった、ということです。
1次元、2次元は、3次元の世界があるから存在します。ということは、136億年前につくられた3次元の世界は、3次元以上の世界があるから生まれた、ということになります。
川が高い所から低い所に流れるように、低い次元があれば、高い次元が存在する、ということです。今の科学では、まだ分かっていませんが、自分の知っているものが全て、と考えずに、素直に考えたら、そうなるはずです。
(物理学者の中には、高次元の存在を認めている人もいます。)
神秘的で、不思議なことがいっぱいあります。人間の体も、心もそうです。本当の命を考えたならば、判断の基準も違ってくるかもしれません。
物事には、原因と結果があり、根本的な原因は、想うことであり、想念のエネルギーです。今ある状況も、今までの想念の結果です。
専門家達は、今後、日本の社会生活の様式を変えるべきだと言っています。それも、大事なことだと思います。ただ、それだけではなく、物質や肉体しか見ていなかった考え方そのものを、根本的に変えるべきではないでしょうか。
心の尊厳性を知り、善き想いをもち、悪しき想いを捨てる努力をすべきだと思います。
怒り、グチ、足ることを知らぬ欲望を、心の三毒といいます。この心の三毒を持たぬような精神性をもつことが、根本的解決につながると思います。
社会生活の様式を変えるだけではなく、もっと根本的に変えるべきだと思います。そして、その先頭に立つのは、和をもって尊し、という伝統をもつ日本人だと思います。
ウィルス抑止に、少し明るい兆しが見えてきているようです。私は、居酒屋やサウナが大好きなのですが、辛抱です。これらの業界の人達も、経営が大変だと思います。
私も、小さいながら、一経営者なので、気持ちは、本当によく分かります。みんな、今、自分ができることをやりましょう。
為すべきを為し、為すべきを為す。
お問い合わせはお電話で
0545-62-6755

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静岡県でも、1000平方メートル以上の学習塾に対して、休業要請が出ましたが、興塾は対象外なので、子供達の為に、授業を続けています。ただ、続ける以上、子供達に感染しないよう、塾と保護者の方の各御家庭が、共に、最大限の注意を払って、できる限りの対策を講じるようにしています。(対策については、前回、書きました。)
私の中では、塾を開けるのも勇気、閉めるのも勇気、です。本当に命がけです。
保護者の方には、ウィルスが心配で、塾を休んでもいいし、塾に来て勉強させてもいい、ということで、最後は、保護者の方の判断になりますが、小・中・高、合わせて、95%以上の子供達が、塾に来て勉強していますし、学校が休みの今、塾の授業がなくても、自習室に来て勉強する子供達もいます。
興塾は、特定少数の集まりなので、自習室等は、全く「密」になっていません。また、いろいろな保護者の方から、マスクや消毒液を頂いたり、「塾を開けてもらって安心です」という感謝の言葉を頂いています。
私は、とっても嬉しいです。保護者の方も、感染の不安を抱えながらも、学力低下や、精神面の不安もあって、迷いながらも、塾に子供を通わせているのだと思います。それも一つの決断だと思います。
いろいろな意見があり、みんな、それぞれが、それぞれの立場で言っています。経済や、学校のことや、全てを見て、客観的に判断している人は、少ないのではないかと思います。
それぞれの専門が違うからです。本来、いろいろな情報から先を見て、最終的な対策を立てるのは政治家ですが、その政治家が、次の選挙や、点数稼ぎを考えていたら、言っていることは、一見、もっともでも、判断を誤ります。
今、この状況で、的確な判断が何であるか、誰も分からないと思います。後からの結果論になります。
いろいろな人が、さかんに「命を守る」と言います。誰も逆らえないような「大義名分」です。人の為にも自分の為にも命を守るということは、当然です。誰も、命を粗末にしていいなんて言いません。
ただ、命を失うのはウィルスだけではないのです。それらも含めての道筋を示しながら、命を守って下さい。と言うべきです。でも、その道筋は、誰にも、はっきりとは分かりません。
また、店舗に対して、心ない言葉を投げつける人もいます。政治家やマスメディアも含めて、社会全体が、死の恐怖心から感情的になるべきではないと思います。
そもそも、「命を守る」ということは、どういうことでしょうか。
普通、「命を守る」というのは、ウィルスによって命を失わない、ということを言っています。だから、自粛だけを言っているのです。もっと言うなら、多数の人は死なないのですから、ウィルスによって命を失う確率を、少しでも減らそう、ということです。
この確率を減らす為に、逆に、経済によって、命を失う人も出てきます。どこで、バランスを取るかです。ウィルスによって命を失うということだけを声高に言うのは、片手落ちです。
また、子供達は休校で、勉強する機会や、人とも接触する機会もなくなり、大人と違い、心身ともに飛躍的に成長する時間を失い、再開の時期が分からないという不安をもちながら、言わば、生殺しの状態にあります。エネルギーを奪われている、とも言えます。これも、限定的な「命が失われている」状態とも言えます。
命を守ると言っているだけで、外に出るな、営業するな、と言っているだけの方が簡単です。もっと深く、命とは何かを考えるときではないでしょうか。
人は、今回のウィルスであれ、他の病気であれ、必ず、死にます。寿命といえば寿命です。人には必ず、生老病死があります。これは、肉体の生老病死です。ところが、この肉体も、酸素と栄養分から取り出されたエネルギーで生きています。つまり、エネルギーがもとなのです。
この目に見えないエネルギーは、エネルギー保存の法則の通り、増えもしなければ、減りもしません。エネルギーに、死はないのです。
肉体を命というのなら、肉体を動かすエネルギーは「命の命」ということになり、この「命の命」に、死はない、ということです。よく考えてみるべきです。
人には、心があり、心も、目には見えませんが存在します。肉体も大切ですが、もっと大切なものがあります。
私は、小学生の頃、星が大好きで、将来、天文学者になりたいと思っていました。その時、宇宙が膨張していることや、例えば、1億光年先の星が、現在、見えているのは、その星の、1億年前の姿だということを知り、過去・現在・未来の時間と空間、体積とは何だろうと思いました。
現在、宇宙は約136億年前のビッグ・バンから始まったと言われています。宇宙は3次元の世界ですから、136億年前には、3次元の世界は存在しなかった、ということです。
1次元、2次元は、3次元の世界があるから存在します。ということは、136億年前につくられた3次元の世界は、3次元以上の世界があるから生まれた、ということになります。
川が高い所から低い所に流れるように、低い次元があれば、高い次元が存在する、ということです。今の科学では、まだ分かっていませんが、自分の知っているものが全て、と考えずに、素直に考えたら、そうなるはずです。
(物理学者の中には、高次元の存在を認めている人もいます。)
神秘的で、不思議なことがいっぱいあります。人間の体も、心もそうです。本当の命を考えたならば、判断の基準も違ってくるかもしれません。
物事には、原因と結果があり、根本的な原因は、想うことであり、想念のエネルギーです。今ある状況も、今までの想念の結果です。
専門家達は、今後、日本の社会生活の様式を変えるべきだと言っています。それも、大事なことだと思います。ただ、それだけではなく、物質や肉体しか見ていなかった考え方そのものを、根本的に変えるべきではないでしょうか。
心の尊厳性を知り、善き想いをもち、悪しき想いを捨てる努力をすべきだと思います。
怒り、グチ、足ることを知らぬ欲望を、心の三毒といいます。この心の三毒を持たぬような精神性をもつことが、根本的解決につながると思います。
社会生活の様式を変えるだけではなく、もっと根本的に変えるべきだと思います。そして、その先頭に立つのは、和をもって尊し、という伝統をもつ日本人だと思います。
ウィルス抑止に、少し明るい兆しが見えてきているようです。私は、居酒屋やサウナが大好きなのですが、辛抱です。これらの業界の人達も、経営が大変だと思います。
私も、小さいながら、一経営者なので、気持ちは、本当によく分かります。みんな、今、自分ができることをやりましょう。
為すべきを為し、為すべきを為す。
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Posted by ケンゾー先生 at 20:00
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