トップ中学受験私立中学公立中学高等部合格実績講師紹介合格体験記お母さん・保護者の声お問い合わせ
フリーダイヤルにおかけの際は、つながるまでに時間がかかりますので御承知下さい。

★開塾35周年!!★ 公立中学特待制度
5科内申合計20以上で通常の塾並みの月謝(税込33,000円)で興塾の授業が受けられます。年度の途中で内申が変われば適用されます。

3月からの授業日程 今年の合格実績 お問い合わせ

2020年05月15日

休校と学力格差

こんにちは。
中学受験・高校受験・大学受験・個別指導・小論文対策なら興塾びっくりマークです。

政府の専門家会議の人が、新型のウィルスの本当の感染者数は、「誰にも分からない」と言っていました。本当にその通りだと思います。もう既に感染していて、気がつかないうちに、免疫をもっている人もたくさんいる、とも言われています。

TVでは、毎日、何人感染したという人数が、大事件のように報道されています。感染を防ぐために、外出自粛、営業自粛が叫ばれています。どこかの知事も、毎日、同じようなことを言っています。

確かに、ある程度の制限も必要ですし、学校の休校も必要です。ただ、それに反して、経済が悪化し、それによる倒産、失業も増え、それに関連して、亡くなる人も出てきます。

また、学校が休校となることによって、子供達の学力低下は著しく、心も不安定となったり、親が家で仕事をしていて、暴力に発展する場合も出てきていますし、中3・高3の受験生は、何を、どうしたらいいか、予定が立たず、不安を抱えています。

ウィルスの対策はしなければなりませんが、国民の命を守る、という建前を、あたかも、人を思いやる良い人のように、声高に言う人がいますが、人が亡くなるのは、新型ウィルスだけではないのです。

今回のウィルスの日本の致死率は、薬がない今で、インフルエンザの致死率より低いのです。命を大切にしろ、というのなら、インフルエンザの致死率も0にすべきなのに、そのことについては何も言いません。

交通事故で亡くなる人も、毎年、1万人近くいます。全員が外出制限をして、車に乗らなければ0になります。ウィルス以外の他の病気で亡くなる人の方が多いのです。

また、新型ウィルスで亡くなる人の多くは、高齢者か持病のある人です。たまたま、新型ウィルスで亡くなったのであって、もしかすると、他の病気で、いずれ亡くなったのかもしれません。

こういうことを言うと、不謹慎と言われるかもしれませんが、事実です。人は、生老病死から逃れられません寿命があります。これが、たまたま、新型ウィルスだったのです。

感染の予想、終息の時期は、誰にも分かりません。感染者数が0になるのを、待つこともできません。

ところが、経済の損失と、それに伴う弊害や、学校の休校によるデメリットは、ある程度予測がつきます。

新型ウィルスに対する、薬やワクチンが出回るようになれば、インフルエンザと同じです。

私は、塾を仕事としていますが、どうしても、子供達の心の面や、学力が気になります。子供達は、学校に行きたがっていますし、受験生は、来年に控えた受験が心配になっていて、どこか、落ち着かないところがあります。

文科省や学校は、受験日程や試験日程を、早く決めてやるべきです。

今のところ、新型ウィルスで亡くなった人は、全国で700人くらいです。それに比べて、全国の小・中・高の子供達は、約1300万人います。子供達の致死率は、極端に少なく、それが、いつ0になるかは、予測不可能です。

学校を再開すれば、多少の感染者数は出てしまうかもしれませんが、治ればいいのです。

学校も、最大限の対策を立てるでしょうが、もしかしたら、子供の中に感染者が出るかもしれません。学校を再開して、感染者が出たら、それを、得意になって批判し、もっと休校にすべきだったと言う人が、出てくるかもしれません、が、それは結果論です。

9月新学期制にした方がいい、と言った知事もいますが、そんなに子供達は待っていられません。子供達にとって、心身の成長は、1ヶ月、1ヶ月が大人より意味が大きいものです。

9月制の方が、留学に都合がいい、という理由も、この時期に、おかしな話です。ほとんどの子供は、留学をしません。遊学ではなく、真の留学をする人なら、今までもそうだったように、外国が9月開始だとしても、それに合わせて準備するはずです。

何でも「国際化」といって、欧米に合わせるのがインテリのような感覚は、おかしいです。9月制にしたら、会社も含めて、社会全体が、変わらなければなりません。

こんな大変な時に、ウィルス対策で必死だと言っているのに、そんな議論をすべきではないと思います。

また、9月制の理由として、学力格差が生じないように、という人がいますが、休校中ほど、学力格差は生じます親のしつけができていない家と、そうでない家とで、子供の生活習慣や、勉強に対する意識の違いが出てきます。

9月から一斉にやったとしても、子供の能力、向上心、努力の気持ちで、格差は生じます。教科書の内容の説明は、平等になるよう、同じようにしなくてはいけませんが、それは、9月まで待つ必要はありません。

9月にウィルスがどうなっているのか、誰にも分からないのですから、少しでも早く学校を再開すべきで、子供達の時間を削ってはいけません。

学校や先生方の対応は、大変だと思います。そして、こういう時にこそ、各学校の、校長や教師の力が問われると思います。学校格差が出てきます。先生方、がんばって下さい。


お問い合わせはお電話で
0545-62-6755
高校受験 中学受験 学習塾 富士市



同じカテゴリー(教育理念・指導方法)の記事画像
高校入試と高専について
35周年にあたって
合格に向かって
模試と大学受験
先生方、興塾に。
勉強の目的
同じカテゴリー(教育理念・指導方法)の記事
 高校入試と高専について (2025-02-25 14:00)
 35周年にあたって (2025-02-02 14:00)
 合格に向かって (2025-01-25 14:00)
 模試と大学受験 (2024-10-26 14:00)
 先生方、興塾に。 (2024-10-13 14:00)
 勉強の目的 (2024-09-07 14:00)

Posted by ケンゾー先生 at 18:00 │教育理念・指導方法