2020年07月04日
静岡翔洋の「保護者説明会」に参加して
こんにちは。
中学受験・高校受験・大学受験・個別指導・小論文対策なら興塾
です。
この頃、私立中学の保護者説明会や、四谷大塚の全国小学生統一テストや、公立、私立中学の定期テストの為の補習、夏期講習の日程作成等、忙しいことが重なっていて、ブログを書いている時間がありませんでした。今回は、これらのことについて、少しずつ雑感を書きたいと思います。
まず、先月、6月27日(土)に、私は、個人的な理由で、今度、翔洋を受験する小6の子とその保護者の方と、静岡翔洋の保護者、子供達向けの学校説明会に行ってきました。これは、全く、本当に、個人的なことで、興塾の塾長として行ったわけではありません。
今まで、塾の為の学校説明会は、たくさんの私立中学に出席させて頂いていましたが、保護者、子供達向けの学校説明会には、行ったことがありませんでした。
当日、校長の村上先生も、会場にいらっしゃったので、御挨拶をさせて頂きました。また、説明会に来ていた、興塾の小学生の子供達と、その保護者の方と、何人も会場で会いました。また、部活見学で、部活をやっている興塾の中学生にも会いました。
説明会は、塾の為の説明会と違い、保護者の方や子供達に、その学校に興味をもってもらう為のものなので、翔洋の説明会でも、部活の紹介をステージで行ったり、タブレットを使った簡単なやりとりや、体験授業や部活見学等、親や子供達が興味をもつだろうと思われるものばかりでした。
部活の紹介では、吹奏学部、空手部、チアの3つの紹介をしていましたが、素晴らしいものでした。子供達が一生懸命やっている姿は、感動的でした。
当然、このような場面で出てくる子供達は、選ばれている子供達ですから、普段から、部活に打ち込んでいるのでしょうけれど、良かったです。学生は、勉強が本分なのですが、部活も、一生懸命やることは、いいなあ、と思いました。
村上校長先生が、青春とは、頭に汗をかく、心に汗をかく、身体に汗をかく時期だと、説明会のあいさつの中でおっしゃっていましたが、その通りです。
学生時代は、勉強、体力づくりに努力すべき時期で、その努力が、子供達の将来の希望をつくります。人生の土台をつくる時です。希望は、与えられるものではありません。部活の子供達を見ていて、ワクワクしました。がんばる子は、私達にも、希望を与えてくれます。
また、村上校長先生は、文科省のゆとり教育を、バッサリ切っていました。歯切れがよく、まったくもってその通りです。子供達を遊ばせて、どうするんですか!
子供は勉強すべし、ということで、翔洋の3つのポイントの1つとして、週6日授業ということです。その他、全国レベルの部活、無料のスクールバスがポイントです。この中で意外と、保護者の方に好評なのが、無料のスクールバスです。
まず、無料というのは、他にやっているところはなく、親にとっては嬉しいのですが、スクールバスが、朝は、生徒が乗れる時間帯は1本なのですが、帰りは、午後4:30、6:30、7:30の中から自由に、その日の状況によって選べること、家の近所から学校の中までスクールバスなので、子供が寄り道をしたり、事件に巻き込まれることが、通学の途中で無い、ということが安心だ、という声があります。確かにそうだなあ、と思いました。
翔洋の、今回の説明会は、司会の放送部の高3の女の子も上手でしたし、途中の説明をしていた、理科の先生もうまかったし、全体的に、良くできていたと思いました。
ただ、体験授業が、ちょっと分かりづらかったと思います。私は、数学の体験授業を見させてもらったのですが、多面体のような立体をつくる授業でしたが、子供達は、何で数学と関係あるのか分からなかっただろうし、つくるのに、一人でできる子は、いませんでした。親が手伝っても、完成しない子がほとんどです。先生方も、一人ひとりに教えていたのですが、工作の授業のようでした。
小学生が相手なので、難しいことはできなかったのかもしれませんが、数学の理論的な面白さが伝わるようなことをした方が良かったのではないかと思います。私は、数学の専門家ではないのですが、例えば、簡単な公式、定理が何故、そうなっているのか、という説明でも面白かったと思います。
もし、多面体の授業をするなら、正多面体は正四面体、正六面体、正八面体、正十二面体、正二十面体しかなく、もし、その他の正多面体を発見したら、ノーベル賞級(数学にノーベル賞はありませんが)だというようなことを伝え、正八面体をつくった方がいいのではないかと思いました。ただ、これは私の個人的な感想です。
そのような訳で、今回は、翔洋の紹介をしているのではなく、私が初めて、保護者、子供達向けの説明会に参加したことについての雑感ですので、これ位にします。ただ、初めて参加してみて、保護者や子供達は、いろいろな学校の、このような説明会には、たくさん参加してみる方がいいと思います。
興味をひかれると思いますし、公立中学との違いも分かると思います。ただ、気をつけて欲しいのは、学校の授業の内容や、全ての先生方について分かるものではない、ということです。それは、どこの私立中学の説明会でも同じです。実際に、そこの中学に通っている生徒や、詳しい塾に聞くのが一番です。
ネットの書き込みは注意が必要です。ネットの書き込みの情報は、個人的な感情が多く、信用すべきではありません。どの私立中学にも、変な子はいます。
お子様の学力、進路、性格と、部活、体力、各中学の環境、施設、伝統、教育方針等、総合的に考えなければなりません。そして、一番大切なのは、トップである校長の熱意、考え方で、校長先生のあいさつの中での、話し方、言葉づかい、内容で、多少は、伝わってくると思います。校長先生のあいさつがあったら、注意して聞くべきです。単に、形だけの儀式ではありません。
少々、話が長くなりましたが、そういうことです。
尚、7月の第2週は、翔洋の村上校長先生、聖光の星野校長先生や、サレジオの先生が、興塾に来て下さることになっています。先生方、本当にありがとうございます。
次に、6月28日(日)に、四谷大塚の全国小学生統一テストが、興塾でも行われ、同時に、小学生の保護者の方を対象に、保護者説明会を実施しました。22名の保護者が参加してくれ、教室がいっぱいで、イスを他からもってくる状況でした。
保護者会では、昨年度の中学入試の受験者数、合格者数の説明、各中学での面接の内容の話や、興塾の教育方針、しつけ、礼儀、想うことの大切さの話をさせてもらいました。
そして、子供を変えるには、親が変わらない、ということも伝えました。それに、日常生活での、心の三毒(怒り、グチ、足ることを知らぬ欲望)をもたないことが大切で、子供に、喪失感、不安感を与えないように、育てることが大切で、興塾でも、子供達に、そのように接している、ということ等、お話をしました。
大人も努力です。大人は子供に背中を見せなければなりません。
お問い合わせはお電話で
0545-62-6755

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この頃、私立中学の保護者説明会や、四谷大塚の全国小学生統一テストや、公立、私立中学の定期テストの為の補習、夏期講習の日程作成等、忙しいことが重なっていて、ブログを書いている時間がありませんでした。今回は、これらのことについて、少しずつ雑感を書きたいと思います。
まず、先月、6月27日(土)に、私は、個人的な理由で、今度、翔洋を受験する小6の子とその保護者の方と、静岡翔洋の保護者、子供達向けの学校説明会に行ってきました。これは、全く、本当に、個人的なことで、興塾の塾長として行ったわけではありません。
今まで、塾の為の学校説明会は、たくさんの私立中学に出席させて頂いていましたが、保護者、子供達向けの学校説明会には、行ったことがありませんでした。
当日、校長の村上先生も、会場にいらっしゃったので、御挨拶をさせて頂きました。また、説明会に来ていた、興塾の小学生の子供達と、その保護者の方と、何人も会場で会いました。また、部活見学で、部活をやっている興塾の中学生にも会いました。
説明会は、塾の為の説明会と違い、保護者の方や子供達に、その学校に興味をもってもらう為のものなので、翔洋の説明会でも、部活の紹介をステージで行ったり、タブレットを使った簡単なやりとりや、体験授業や部活見学等、親や子供達が興味をもつだろうと思われるものばかりでした。
部活の紹介では、吹奏学部、空手部、チアの3つの紹介をしていましたが、素晴らしいものでした。子供達が一生懸命やっている姿は、感動的でした。
当然、このような場面で出てくる子供達は、選ばれている子供達ですから、普段から、部活に打ち込んでいるのでしょうけれど、良かったです。学生は、勉強が本分なのですが、部活も、一生懸命やることは、いいなあ、と思いました。
村上校長先生が、青春とは、頭に汗をかく、心に汗をかく、身体に汗をかく時期だと、説明会のあいさつの中でおっしゃっていましたが、その通りです。
学生時代は、勉強、体力づくりに努力すべき時期で、その努力が、子供達の将来の希望をつくります。人生の土台をつくる時です。希望は、与えられるものではありません。部活の子供達を見ていて、ワクワクしました。がんばる子は、私達にも、希望を与えてくれます。
また、村上校長先生は、文科省のゆとり教育を、バッサリ切っていました。歯切れがよく、まったくもってその通りです。子供達を遊ばせて、どうするんですか!
子供は勉強すべし、ということで、翔洋の3つのポイントの1つとして、週6日授業ということです。その他、全国レベルの部活、無料のスクールバスがポイントです。この中で意外と、保護者の方に好評なのが、無料のスクールバスです。
まず、無料というのは、他にやっているところはなく、親にとっては嬉しいのですが、スクールバスが、朝は、生徒が乗れる時間帯は1本なのですが、帰りは、午後4:30、6:30、7:30の中から自由に、その日の状況によって選べること、家の近所から学校の中までスクールバスなので、子供が寄り道をしたり、事件に巻き込まれることが、通学の途中で無い、ということが安心だ、という声があります。確かにそうだなあ、と思いました。
翔洋の、今回の説明会は、司会の放送部の高3の女の子も上手でしたし、途中の説明をしていた、理科の先生もうまかったし、全体的に、良くできていたと思いました。
ただ、体験授業が、ちょっと分かりづらかったと思います。私は、数学の体験授業を見させてもらったのですが、多面体のような立体をつくる授業でしたが、子供達は、何で数学と関係あるのか分からなかっただろうし、つくるのに、一人でできる子は、いませんでした。親が手伝っても、完成しない子がほとんどです。先生方も、一人ひとりに教えていたのですが、工作の授業のようでした。
小学生が相手なので、難しいことはできなかったのかもしれませんが、数学の理論的な面白さが伝わるようなことをした方が良かったのではないかと思います。私は、数学の専門家ではないのですが、例えば、簡単な公式、定理が何故、そうなっているのか、という説明でも面白かったと思います。
もし、多面体の授業をするなら、正多面体は正四面体、正六面体、正八面体、正十二面体、正二十面体しかなく、もし、その他の正多面体を発見したら、ノーベル賞級(数学にノーベル賞はありませんが)だというようなことを伝え、正八面体をつくった方がいいのではないかと思いました。ただ、これは私の個人的な感想です。
そのような訳で、今回は、翔洋の紹介をしているのではなく、私が初めて、保護者、子供達向けの説明会に参加したことについての雑感ですので、これ位にします。ただ、初めて参加してみて、保護者や子供達は、いろいろな学校の、このような説明会には、たくさん参加してみる方がいいと思います。
興味をひかれると思いますし、公立中学との違いも分かると思います。ただ、気をつけて欲しいのは、学校の授業の内容や、全ての先生方について分かるものではない、ということです。それは、どこの私立中学の説明会でも同じです。実際に、そこの中学に通っている生徒や、詳しい塾に聞くのが一番です。
ネットの書き込みは注意が必要です。ネットの書き込みの情報は、個人的な感情が多く、信用すべきではありません。どの私立中学にも、変な子はいます。
お子様の学力、進路、性格と、部活、体力、各中学の環境、施設、伝統、教育方針等、総合的に考えなければなりません。そして、一番大切なのは、トップである校長の熱意、考え方で、校長先生のあいさつの中での、話し方、言葉づかい、内容で、多少は、伝わってくると思います。校長先生のあいさつがあったら、注意して聞くべきです。単に、形だけの儀式ではありません。
少々、話が長くなりましたが、そういうことです。
尚、7月の第2週は、翔洋の村上校長先生、聖光の星野校長先生や、サレジオの先生が、興塾に来て下さることになっています。先生方、本当にありがとうございます。
次に、6月28日(日)に、四谷大塚の全国小学生統一テストが、興塾でも行われ、同時に、小学生の保護者の方を対象に、保護者説明会を実施しました。22名の保護者が参加してくれ、教室がいっぱいで、イスを他からもってくる状況でした。
保護者会では、昨年度の中学入試の受験者数、合格者数の説明、各中学での面接の内容の話や、興塾の教育方針、しつけ、礼儀、想うことの大切さの話をさせてもらいました。
そして、子供を変えるには、親が変わらない、ということも伝えました。それに、日常生活での、心の三毒(怒り、グチ、足ることを知らぬ欲望)をもたないことが大切で、子供に、喪失感、不安感を与えないように、育てることが大切で、興塾でも、子供達に、そのように接している、ということ等、お話をしました。
大人も努力です。大人は子供に背中を見せなければなりません。
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