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2020年07月25日

夏期講習の意義と翔洋プチ説明会の感想

こんにちは。
中学受験・高校受験・大学受験・個別指導・小論文対策なら興塾びっくりマークです。

7月も下旬となり、私立中学では夏休みに入ったところもあり、公立の小・中学校では、ほとんどが、8月8日(土)から夏休みに入ります。興塾でも、7月27日(月)から8月26日(水)までが、小・中学生の夏期講習となります。

公立の小・中学校は、8月8日(土)からが夏休みですが、それ以前の日も、学校の授業が終わった後の夕方や夜に、通常授業より多くの、夏期講習のための授業を組み込み、どの学年も、昨年の夏期講習とほぼ同じ授業時間をとりました。

中3の9月2日(水)の学力調査テストの範囲は、昨年と変わりませんし、来年の1月9日(土)に入試を迎える小学6年生の算数、国語のテスト範囲も、ほとんど変わらないからです。

小学校、中学校とも、休校の分を取り戻すべく、ハイペースで授業をやっています。

私立中では、オンライン授業でやった分も、やったことにして進んでいるので、理解できていない生徒も多いと思います。

中学は、7月上旬に、公立、私立とも、定期テストが行われましたが(但、翔洋は8月、不二聖心は9月がテストです)、塾に来ている子と来ていない子の差が出たと思います。

やはり、オンラインは緊急避難的なもので、学力はつかないし、子供の反応や態度も分からないので、いつも、使うべきものではありません。オンラインは、顔の見える通信教育なので、本来の学校の姿ではないからです。興塾の子供達も、オンライン授業は、嬉しそうではありませんでした。

そのような訳で、受験学年でなくても、今回の夏期講習は、遅れた学力を取り戻すためにも、大事だと思います。

ところで、話は変わりますが、7月15日(水)に、私は個人的に、静岡翔洋のプチ説明会に参加しました。

私は、学食でのお昼の食事を、無料で食べられるということで参加したのですが、思いがけず、中学1年生の授業を見学できたり、タブレットを使う体験もさせてもらいました。保護者の方も、どの学校でも、このような体験をしてみる方がいいと思います。

今回のプチ説明会の感想ですが、学食の昼食は、私は、好きでした。学生の頃の学食を思い出すからなのかもしれませんが、高価なものではありませんが、良かったです。ただ、翔洋の場合、学食は、高校生しか使えません。(現在は、コロナの関係で、一般の高校生は使えない状況だそうです。)

中学生は、学食は使えないので、お弁当か、学校で1ヶ月単位で申し込む、給食のお弁当になります。給食のお弁当は、塾の子供によると、あまりおいしくない、ということです。ただ、子供の感想ですし、そのときに出たメニューにもよるので、本当のことは分かりません。

ただ、給食のお弁当の申し込みが、1ヶ月単位というのは、子供にとっても、親にとっても、あまり良くないと思います。業者の都合もあるので、仕方ないと思いますが、毎日とはいいませんが、一週間単位で申し込めれば、親も利用しやすい、と思います。

私立中学の場合、給食のあるところは、ないと思います。親の負担を考えると、学校に給食の設備があると、入学を希望する生徒も増えると思いますが、お金と場所、運営が絡んできますので、難しいかもしれません。

でも、公立中学は、給食なのですから、何か、うまい方法はないのかなあ、と思います。

次に、中1の授業の様子ですが、他の保護者の方は、子供達が自然体で、普段通りの授業で、血が通っている感じだと言っていました。授業自体の教え方が良いかどうかは、ちょっと見ただけでは分かりませんが、先生方も良かったと思います。

ただ、道徳の授業は、落としどころが難しいと思います。子供の意見も発表させなければなりませんが、まだ中1の子供に、正しい基準も、解決方法も、それぞれ自分が育った環境の中での、主観的な狭いものの中で持っているものだからです。

ですから、道徳の授業の方が、数学等よりも、ある意味、教えるのが難しく、先生の人間性、力量が問われるのではないかと思います。先生方、がんばって下さい。

最後に、タブレットの体験ですが、説明をしていた松下先生のお話も、軽快で分かりやすくて良かったと思います。なるほどなあ、と思いました。

ただ、タブレットは、やはり補助的な手段であって、多用すべきではない、と思います。また、質問の仕方、内容、設問が重要だと思います。解答する生徒は、YESかNOだからです。細かいことは答えられないので、それが、生徒の本音かどうか、分からないからです。本当に、使い方次第です。

以上が、簡単ですが、私の感想です。

7月27日(月)から、興塾も、夏期講習が始まり、塾の保護者面談も始まります。私も、忙しくなりますので(いつも忙しいのですが)、このブログも、夏休み中は書けないかもしれません。少し、お休みするかもしれません。

今年は、短い夏休みですが、その分、中身の濃い夏休みにしなければなりません。為すべきを為し、為すべきを為す。今の環境の中で、できることを一生懸命やりましょう。


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