2020年09月12日
私立中学・高校の意義
こんにちは。
中学受験・高校受験・大学受験・個別指導・小論文対策なら興塾
です。
先日、9月10日(木)に、星陵の副校長、教頭の下村先生が、興塾に顔を出してくれました。北斗先生と、もう1人の先生と、3人で来てくれました。
私は、下村先生に、今年も11月23日の勤労感謝の日に、星陵中学受験対策のための公開模試(ピッタリテスト)を実施したいので、星陵中学の教室を会場として使わせて頂きたい、というお話をさせて頂いていたのですが、そのことについての返事と、おしゃれな洋菓子と、ついでに星陵のパンフを持ってきてくれました。
下村先生は、会場として使って下さい、と言ってくれましたので、今年も、11月23日に、興塾では、星陵中学で、公開模試を行います。公開模試ですので、興塾以外の生徒でも、誰でも受験できますので、参加してみて下さい。
本番と全く同じ時間、同じ出題形式で、本番で出題が予想されそうな分野を考えて、問題を作成しています。詳しい日時等については、また、このブログで掲示します。
ところで、下村先生にお会いしたのですが、先生もお忙しそうで、玄関での短い立ち話しかできませんでした。今度、時間があれば、下村先生や北斗先生と、いろいろなお話をさせて頂きたいのですが、先生、どうでしょうか。
この頃、興塾に通ってくる私立中学の子供達の話や、勉強の様子、学力を見ながら、私立中学について、いろいろ考えさせられます。
私立中学は中高一貫で、高校受験がないので、それは、一つの大きなメリットです。勉強や部活など、6年間の大きな時間の中で、計画をつくれるからです。
また、公立にはない、多彩な行事や、施設、設備も魅力的です。さらに、公立に比べれば、面倒見が良いとも言われます。大学の付属であれば、そもメリットを最大限に生かせれば、子供達にとって大きな支えにもなると思います。
あと、同じ中高一貫でも、静岡聖光や静岡雙葉のように、高校受験が基本的に全くない学校と、星陵、富士見、翔洋のように、高校受験があり、高校生から入学してくる生徒がいる学校とでは、その雰囲気もカリキュラムも違ってきます。
尚、静大附属(静附)は、静大附属とは言っても、静岡大学に進学できるわけではなく、高校もないので、中高一貫ではありませんし、国立なので(私立ではない)、面倒見がいい、というわけではありません。
私は、私立中学の一番大きなメリットは、そもそも、合格する為の、中学入試の為の受験勉強を、子供達がすることだと思います。
中学受験は、県内の場合でも、小学校の教科書レベルより難しいですし、へたな問題集や通信教育や公文式等と言われているやり方でやるより、中学受験の為の勉強をすれば、それなりの知識、学力、思考力がついてきます。何故なら、中学入試の問題は、学校により、程度の差はありますが、小学校の教科書レベルを超えた知識、思考力を要求しているからです。
やはり、入試の問題は、よく考えて作られているので、良問が多いです。ですから、興塾でも、以前は、私立中学を受験せず、公立中学に進学するお子様でも、高校進学、大学進学を考えて、中学受験と同じ勉強をさせる保護者の方も、結構いました。
そのような子供達は、みんな、トップ高から、東大をはじめ、難関大学に進学し、性格も良い子達でした。
静岡県内の私立中学、高校の学力面は、静岡県では、公立高校のほうが上、という意識が高いので、初めから、勉強のできる生徒は公立高校へ進学するので、私立に進学する生徒は、二番手位から下の子供達が多く、これらの子供達を難関大学に合格させるのは、難しいと思います。
特待生制度で、もともと勉強のできる生徒を集めたりしていますが、富士高、静高等と比べると、生徒のもとが違うので、進学実績に差が出てきてしまいます。
これは、私立の教え方が悪いのではないと思います。進学実績を上げる為に、複数の私立では、医学部・歯学部専門の、特定の塾に入塾するよう勧め、ほぼ塾に丸投げして、医学部・歯学部の実績をつくっている学校もあります。裏で何があるかは知りませんが、そういうこともあります。
このように、県内の私立は、学力面において、最初から不利なのですが、もう少し、中高一貫のメリットが生きるような授業を展開する必要があると思います。
中には、士気の上がらない先生もいて、自分の学校はダメだと、平気で生徒の前で言う先生もいますし、前に言ったことと、テストの内容が違っていたりする先生もいます。
校長先生も大変だと思いますが、逆に、下の先生方に丸投げする校長もいます。
これは、私立に限らず、公立でもあると思いますが、面倒見が良い、という私立のメリットが、なくなってしまっています。
とにかく、学力面においては、授業のスピード、テキストの選択、テストのやり方、プリントの作り方、宿題の出し方、改善の余地は、私が塾の子供達をみていて、たくさんあります。
もちろん、学校の選択は、学力面だけではないので、私立の良いところもたくさんあります。保護者の方は、進学実績と称するものに惑わされず、いろいろな学校を、何回も、説明会やオープンキャンパス等に、お子様と一緒に行って、志望校を決めるといいと思います。
そして、トップである校長の様子、態度、話し方、話の内容を、よく見ることです。
少し話が長くなりましたので、今回は、この位にしますが、私は、静岡県の私立中学、高校に、もっとがんばってもらいたいです。大学でも、東大より早稲田の方が良い、という学生もいると思います。それは、偏差値だけでなく、校風があるからです。
校長先生や、他の先生方の試行錯誤は続くと思いますが、せっかく創った私学です。よくして下さい。
お問い合わせはお電話で
0545-62-6755

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先日、9月10日(木)に、星陵の副校長、教頭の下村先生が、興塾に顔を出してくれました。北斗先生と、もう1人の先生と、3人で来てくれました。
私は、下村先生に、今年も11月23日の勤労感謝の日に、星陵中学受験対策のための公開模試(ピッタリテスト)を実施したいので、星陵中学の教室を会場として使わせて頂きたい、というお話をさせて頂いていたのですが、そのことについての返事と、おしゃれな洋菓子と、ついでに星陵のパンフを持ってきてくれました。
下村先生は、会場として使って下さい、と言ってくれましたので、今年も、11月23日に、興塾では、星陵中学で、公開模試を行います。公開模試ですので、興塾以外の生徒でも、誰でも受験できますので、参加してみて下さい。
本番と全く同じ時間、同じ出題形式で、本番で出題が予想されそうな分野を考えて、問題を作成しています。詳しい日時等については、また、このブログで掲示します。
ところで、下村先生にお会いしたのですが、先生もお忙しそうで、玄関での短い立ち話しかできませんでした。今度、時間があれば、下村先生や北斗先生と、いろいろなお話をさせて頂きたいのですが、先生、どうでしょうか。
この頃、興塾に通ってくる私立中学の子供達の話や、勉強の様子、学力を見ながら、私立中学について、いろいろ考えさせられます。
私立中学は中高一貫で、高校受験がないので、それは、一つの大きなメリットです。勉強や部活など、6年間の大きな時間の中で、計画をつくれるからです。
また、公立にはない、多彩な行事や、施設、設備も魅力的です。さらに、公立に比べれば、面倒見が良いとも言われます。大学の付属であれば、そもメリットを最大限に生かせれば、子供達にとって大きな支えにもなると思います。
あと、同じ中高一貫でも、静岡聖光や静岡雙葉のように、高校受験が基本的に全くない学校と、星陵、富士見、翔洋のように、高校受験があり、高校生から入学してくる生徒がいる学校とでは、その雰囲気もカリキュラムも違ってきます。
尚、静大附属(静附)は、静大附属とは言っても、静岡大学に進学できるわけではなく、高校もないので、中高一貫ではありませんし、国立なので(私立ではない)、面倒見がいい、というわけではありません。
私は、私立中学の一番大きなメリットは、そもそも、合格する為の、中学入試の為の受験勉強を、子供達がすることだと思います。
中学受験は、県内の場合でも、小学校の教科書レベルより難しいですし、へたな問題集や通信教育や公文式等と言われているやり方でやるより、中学受験の為の勉強をすれば、それなりの知識、学力、思考力がついてきます。何故なら、中学入試の問題は、学校により、程度の差はありますが、小学校の教科書レベルを超えた知識、思考力を要求しているからです。
やはり、入試の問題は、よく考えて作られているので、良問が多いです。ですから、興塾でも、以前は、私立中学を受験せず、公立中学に進学するお子様でも、高校進学、大学進学を考えて、中学受験と同じ勉強をさせる保護者の方も、結構いました。
そのような子供達は、みんな、トップ高から、東大をはじめ、難関大学に進学し、性格も良い子達でした。
静岡県内の私立中学、高校の学力面は、静岡県では、公立高校のほうが上、という意識が高いので、初めから、勉強のできる生徒は公立高校へ進学するので、私立に進学する生徒は、二番手位から下の子供達が多く、これらの子供達を難関大学に合格させるのは、難しいと思います。
特待生制度で、もともと勉強のできる生徒を集めたりしていますが、富士高、静高等と比べると、生徒のもとが違うので、進学実績に差が出てきてしまいます。
これは、私立の教え方が悪いのではないと思います。進学実績を上げる為に、複数の私立では、医学部・歯学部専門の、特定の塾に入塾するよう勧め、ほぼ塾に丸投げして、医学部・歯学部の実績をつくっている学校もあります。裏で何があるかは知りませんが、そういうこともあります。
このように、県内の私立は、学力面において、最初から不利なのですが、もう少し、中高一貫のメリットが生きるような授業を展開する必要があると思います。
中には、士気の上がらない先生もいて、自分の学校はダメだと、平気で生徒の前で言う先生もいますし、前に言ったことと、テストの内容が違っていたりする先生もいます。
校長先生も大変だと思いますが、逆に、下の先生方に丸投げする校長もいます。
これは、私立に限らず、公立でもあると思いますが、面倒見が良い、という私立のメリットが、なくなってしまっています。
とにかく、学力面においては、授業のスピード、テキストの選択、テストのやり方、プリントの作り方、宿題の出し方、改善の余地は、私が塾の子供達をみていて、たくさんあります。
もちろん、学校の選択は、学力面だけではないので、私立の良いところもたくさんあります。保護者の方は、進学実績と称するものに惑わされず、いろいろな学校を、何回も、説明会やオープンキャンパス等に、お子様と一緒に行って、志望校を決めるといいと思います。
そして、トップである校長の様子、態度、話し方、話の内容を、よく見ることです。
少し話が長くなりましたので、今回は、この位にしますが、私は、静岡県の私立中学、高校に、もっとがんばってもらいたいです。大学でも、東大より早稲田の方が良い、という学生もいると思います。それは、偏差値だけでなく、校風があるからです。
校長先生や、他の先生方の試行錯誤は続くと思いますが、せっかく創った私学です。よくして下さい。
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