2020年10月02日
中学受験における、模試の判定と志望校変更
こんにちは。
中学受験・高校受験・大学受験・個別指導・小論文対策なら興塾
です。
先日、星陵中学をメインとする中学受験対策を行う塾に、現在も通っている小6のお子様と、その保護者の方が、相談に来ました。相談の内容は、成績が上がらないので、合格できるかどうか、ということと、志望校の変更のことでした。
本来、入塾から現在までその塾に通っていて、その塾をやめている訳ではないので、その塾の担当講師に相談すべきことであり、責任も、その塾にあるのではないか、ということを伝えました。
ただ、その塾では、相談できそうもないし、対策もしないかもしれないと思い(去年も、その同じ塾に通っている子供と、その保護者の方から、同じような相談を受けたことがありました。)、また、保護者の方もお子様も、心配で困っていた様子だったので、いろいろ、現在の状況をききました。また、体験授業も受けてもらい、算数の過去問をやらせて、その答案もみました。
中学入試の合否については、今回の答案と、今までの受験勉強の期間や、小学校での成績や、残りの時間等から、合格はする可能性は高いけれど、入学後のことを考えると、翔洋や英和、清水南等の、公立中学と同じレベルの教科書を使って、同じような進度の学校の方がいい、という話をしました。
県内の私立中学は、偏差値が高いとか低いとかを気にする保護者の方もいますが、東京等の首都圏の私立中学とは異なり、多少の差はあっても、ほとんど同じです。
ですから、小6のこの時期に、志望校を変更しても大丈夫です。ただ、冬休みには、志望校の過去問をやるべきなので、志望校の変更は、11月位までの方がいいと思います。
このお子様と保護者の方が、合否について一番心配していた理由は、その塾でやっている模試の結果です。私は、去年も、その前にも、その塾の模試と、その講評をみたことがあります。
この模試では、受験生にAからEの判定をつけます。この時期にE判定がつくと、子供にとっては辛いと思います。
私は、県内の中学受験で、この時期に、判定は下せないのではないかと思います。受験勉強の期間にもよりますし、小6になってから、受験勉強を始めた子は、半年位しか勉強していませんので、算数等は、一通りやっただけで、定着していません。
これから問題を解くことで、知識を答案に反映させることができるようになります。本当に成績が上がってくるのは、これからです。一番伸びるのは、冬期講習です。
大学入試の模試であれば、母体も大きいので、その時点での、受験生の中での判定としては、有効かもしれません。
県内の中学受験の場合、ある中学を受験する生徒が、ほとんど、その模試を受験するなら、その判定は信頼性が高いかもしれませんが、そうでない場合は、合否についての判定は難しいと思います。
もし、機械的に、模試の受験生の中だけで、A判定は何%、E判定は何%とつけているなら、余計、合否についての信頼性は低いと思います。受験勉強の期間や、残りの期間、志望校のレベルや解答の間違え方もみなければ、合否の判断はできないと思います。
ですから、この時期、他にも、模試がありますが、その結果や判定、点数だけを気にすることは、しない方がいいと思います。まだ、間に合います。
次に、志望校ですが、入学後の事も考えて判断した方がいいと思います。今回の、このお子様は、最近、初めて翔洋の説明会に行って、部活やキャンパスの雰囲気から、翔洋に志望校を変えたい、とのことでしたが、一番の理由は、校長の村上先生と面談をさせてもらって、いろいろ話をして、村上先生が校長ならば翔洋だと、本人も、保護者の方も思ったそうです。
まず、校長が、説明会に来た子供や保護者の方と面談をすること自体が、本当にめずらしく、このような校長は、ほとんどいないと思います。村上先生の想いが分かります。
最近、村上先生がいいから翔洋がいい、という生徒が増えています。ただ、逆に言うと、村上先生がいない翔洋は、どうなるの? ということです。そこのところを、静岡翔洋、ひいては、母体である東海大学には、考えてもらえれば、と思います。
変わる翔洋、もっと、変わって下さい。
お問い合わせはお電話で
0545-62-6755

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先日、星陵中学をメインとする中学受験対策を行う塾に、現在も通っている小6のお子様と、その保護者の方が、相談に来ました。相談の内容は、成績が上がらないので、合格できるかどうか、ということと、志望校の変更のことでした。
本来、入塾から現在までその塾に通っていて、その塾をやめている訳ではないので、その塾の担当講師に相談すべきことであり、責任も、その塾にあるのではないか、ということを伝えました。
ただ、その塾では、相談できそうもないし、対策もしないかもしれないと思い(去年も、その同じ塾に通っている子供と、その保護者の方から、同じような相談を受けたことがありました。)、また、保護者の方もお子様も、心配で困っていた様子だったので、いろいろ、現在の状況をききました。また、体験授業も受けてもらい、算数の過去問をやらせて、その答案もみました。
中学入試の合否については、今回の答案と、今までの受験勉強の期間や、小学校での成績や、残りの時間等から、合格はする可能性は高いけれど、入学後のことを考えると、翔洋や英和、清水南等の、公立中学と同じレベルの教科書を使って、同じような進度の学校の方がいい、という話をしました。
県内の私立中学は、偏差値が高いとか低いとかを気にする保護者の方もいますが、東京等の首都圏の私立中学とは異なり、多少の差はあっても、ほとんど同じです。
ですから、小6のこの時期に、志望校を変更しても大丈夫です。ただ、冬休みには、志望校の過去問をやるべきなので、志望校の変更は、11月位までの方がいいと思います。
このお子様と保護者の方が、合否について一番心配していた理由は、その塾でやっている模試の結果です。私は、去年も、その前にも、その塾の模試と、その講評をみたことがあります。
この模試では、受験生にAからEの判定をつけます。この時期にE判定がつくと、子供にとっては辛いと思います。
私は、県内の中学受験で、この時期に、判定は下せないのではないかと思います。受験勉強の期間にもよりますし、小6になってから、受験勉強を始めた子は、半年位しか勉強していませんので、算数等は、一通りやっただけで、定着していません。
これから問題を解くことで、知識を答案に反映させることができるようになります。本当に成績が上がってくるのは、これからです。一番伸びるのは、冬期講習です。
大学入試の模試であれば、母体も大きいので、その時点での、受験生の中での判定としては、有効かもしれません。
県内の中学受験の場合、ある中学を受験する生徒が、ほとんど、その模試を受験するなら、その判定は信頼性が高いかもしれませんが、そうでない場合は、合否についての判定は難しいと思います。
もし、機械的に、模試の受験生の中だけで、A判定は何%、E判定は何%とつけているなら、余計、合否についての信頼性は低いと思います。受験勉強の期間や、残りの期間、志望校のレベルや解答の間違え方もみなければ、合否の判断はできないと思います。
ですから、この時期、他にも、模試がありますが、その結果や判定、点数だけを気にすることは、しない方がいいと思います。まだ、間に合います。
次に、志望校ですが、入学後の事も考えて判断した方がいいと思います。今回の、このお子様は、最近、初めて翔洋の説明会に行って、部活やキャンパスの雰囲気から、翔洋に志望校を変えたい、とのことでしたが、一番の理由は、校長の村上先生と面談をさせてもらって、いろいろ話をして、村上先生が校長ならば翔洋だと、本人も、保護者の方も思ったそうです。
まず、校長が、説明会に来た子供や保護者の方と面談をすること自体が、本当にめずらしく、このような校長は、ほとんどいないと思います。村上先生の想いが分かります。
最近、村上先生がいいから翔洋がいい、という生徒が増えています。ただ、逆に言うと、村上先生がいない翔洋は、どうなるの? ということです。そこのところを、静岡翔洋、ひいては、母体である東海大学には、考えてもらえれば、と思います。
変わる翔洋、もっと、変わって下さい。
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