2021年04月30日
調和
こんにちは。
中学受験・高校受験・大学受験・個別指導・小論文対策なら興塾
です。
もうすぐ5月ですが、塾は一旦、落ち着きます。新規の入塾者が少なくなるからです。5月、6月のテストが終わって、その結果にあわてた保護者と子供達が、夏期講習を前に、塾探しを始めると、また、慌しくなります。
さらに、小6になって、急に私立中学を受験したいと考える子供達が、夏期講習を前に、興塾を訪れます。どこの塾をまわっても、遅い、無理、と言われ、最後に、興塾にたどり着きます。
ただ、今年は、この時期でも、問い合わせや、体験などが続いています。以前は、90%以上がクチコミだったのですが、最近は、半分以上、このブログだけをみて、面談を希望する方が増えています。
熱心な方は、私の言っていることに共感してくれて、ずっとブログを追っかけてくれている人がたくさん出てきました。この時期でも問い合わせが続いている理由は、ブログの影響もあるのかな、と考えています。
入塾の時期に、制限があるわけではありませんが(他の塾は分かりませんが)、少しでも早い方が、子供の為です。興塾の指導方針になじんで、勉強のやり方が分かってきて、心からの努力が継続できるようになるには、3ヶ月位は時間がかかります。
それは、興塾に来るまでの間に、やり切れていない部分を教えて、分かるようになるのに時間がかかるからです。
また、小学生には、しつけが早い方が直りやすいので、その点も含めて、興塾には、なるべく早く来てほしいと思います。
尚、5月3日(月)~5日(水)は、小学部・中学部は休館です。
ところで、前回、怒りについて書きました。私事ですが、現在、私は、歯の治療の為に、中央病院に通っています。通っていると言っても、去年から、2~3ヶ月に一度行っているだけなのですが。
先日、CTスキャンを撮るために病院に行ったのですが、順番を待っていた時、隣の30代後半くらいの御夫婦の会話が耳に入ってきました。私は、人の話は、あまり、聞きたくないのですが、耳に入ってきてしまいました。逆に言うと、それだけ、御夫婦の声が大きかった、という事です。
その2人は、話の雰囲気からすると、奥さんに、何か大きな病気の疑いがあって、CTを撮りに来たようで、だんなさんが奥さんに「仕方ない。仕方ない。」としきりになだめて、がんばらなければ、という事を伝えているのですが、奥さんは、あれもしなければ、これもしなければ、やらなければならない事がたくさんある、と言って、怒ってイライラしているのが、手に取るように伝わってきました。そして、この女の人が、だんなさんに言い放った言葉が、「私は、そんなに強くない。」という言葉でした。だんなさんが女の人に言った答えに、まるっきりなっていません。
だんなさんは、「仕方ない。がんばろう。」と言っているのに、「私は、そんなに強くない。」と答える、ということは、「私は、我慢強くない、私には無理、がんばれない。私は小さい人間、仕方ないなんて言われても、何の慰めにもならない。何で、私ばかり大変な思いをするの、誰か、何とかしてよ。」と言っているのと同じです。
私は、だんなさんが気の毒になりました。
「私は、そんなに強くない。」というと、ものすごく、人間らしい、立派な理由づけで、自分の弱さを認めた、真摯な言葉のようにみえますが、自己正当化の、いやらしい言葉です。
そんなに強くないのであれば、負けていればいいのです。混乱した気持ちは分かりますが、感情的すぎて、わがままで、自分勝手な言葉です。この女の人は、普段から、虚栄心が強く、人を支配していたい人だと思います。
まだ、「私はつらい、心配。本当に困った。」と言う方がマシです。辛いのは、辛いのです。でも、その状況のままでいるわけにはいきませんし、自分の心を、いつまでも、恨み(責任転嫁)でいっぱいにしても、自分の心を腐らせるだけです。
病気や事故も全て、自分の想念がつくりだしたもので、作用・反作用の法則の通りです。乗り越えられない環境はありません。
厳しいですが、乗りこえるか、乗りこえないか、のどっちかしかないと思います。この女の人も、少し冷静になって考えれば、また、心は落ち着くかもしれません。CTの結果が悪くなければいいな、と思います。
人は、肝心な時に失敗しないようにしなければならないし、それは、毎日の生活の中で、培われてきたものだと思います。
信次先生は、病気の時でも、見舞いに来た人には笑顔を見せるのが、報恩の行為だとおっしゃっています。病気になっても、感謝と報恩の行為はできる、ということです。
病気になって、人に頼らなければならない場合でも、人として大切な報恩の行為はできる、ということを教えてくれています。
ものすごく重大なお言葉だと思います。言葉を交わしたわけではありませんが、この御夫婦、特に、だんなさんには、がんばってもらいたいです。
口は、調和のためについています。
お問い合わせはお電話で
0545-62-6755

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もうすぐ5月ですが、塾は一旦、落ち着きます。新規の入塾者が少なくなるからです。5月、6月のテストが終わって、その結果にあわてた保護者と子供達が、夏期講習を前に、塾探しを始めると、また、慌しくなります。
さらに、小6になって、急に私立中学を受験したいと考える子供達が、夏期講習を前に、興塾を訪れます。どこの塾をまわっても、遅い、無理、と言われ、最後に、興塾にたどり着きます。
ただ、今年は、この時期でも、問い合わせや、体験などが続いています。以前は、90%以上がクチコミだったのですが、最近は、半分以上、このブログだけをみて、面談を希望する方が増えています。
熱心な方は、私の言っていることに共感してくれて、ずっとブログを追っかけてくれている人がたくさん出てきました。この時期でも問い合わせが続いている理由は、ブログの影響もあるのかな、と考えています。
入塾の時期に、制限があるわけではありませんが(他の塾は分かりませんが)、少しでも早い方が、子供の為です。興塾の指導方針になじんで、勉強のやり方が分かってきて、心からの努力が継続できるようになるには、3ヶ月位は時間がかかります。
それは、興塾に来るまでの間に、やり切れていない部分を教えて、分かるようになるのに時間がかかるからです。
また、小学生には、しつけが早い方が直りやすいので、その点も含めて、興塾には、なるべく早く来てほしいと思います。
尚、5月3日(月)~5日(水)は、小学部・中学部は休館です。
ところで、前回、怒りについて書きました。私事ですが、現在、私は、歯の治療の為に、中央病院に通っています。通っていると言っても、去年から、2~3ヶ月に一度行っているだけなのですが。
先日、CTスキャンを撮るために病院に行ったのですが、順番を待っていた時、隣の30代後半くらいの御夫婦の会話が耳に入ってきました。私は、人の話は、あまり、聞きたくないのですが、耳に入ってきてしまいました。逆に言うと、それだけ、御夫婦の声が大きかった、という事です。
その2人は、話の雰囲気からすると、奥さんに、何か大きな病気の疑いがあって、CTを撮りに来たようで、だんなさんが奥さんに「仕方ない。仕方ない。」としきりになだめて、がんばらなければ、という事を伝えているのですが、奥さんは、あれもしなければ、これもしなければ、やらなければならない事がたくさんある、と言って、怒ってイライラしているのが、手に取るように伝わってきました。そして、この女の人が、だんなさんに言い放った言葉が、「私は、そんなに強くない。」という言葉でした。だんなさんが女の人に言った答えに、まるっきりなっていません。
だんなさんは、「仕方ない。がんばろう。」と言っているのに、「私は、そんなに強くない。」と答える、ということは、「私は、我慢強くない、私には無理、がんばれない。私は小さい人間、仕方ないなんて言われても、何の慰めにもならない。何で、私ばかり大変な思いをするの、誰か、何とかしてよ。」と言っているのと同じです。
私は、だんなさんが気の毒になりました。
「私は、そんなに強くない。」というと、ものすごく、人間らしい、立派な理由づけで、自分の弱さを認めた、真摯な言葉のようにみえますが、自己正当化の、いやらしい言葉です。
そんなに強くないのであれば、負けていればいいのです。混乱した気持ちは分かりますが、感情的すぎて、わがままで、自分勝手な言葉です。この女の人は、普段から、虚栄心が強く、人を支配していたい人だと思います。
まだ、「私はつらい、心配。本当に困った。」と言う方がマシです。辛いのは、辛いのです。でも、その状況のままでいるわけにはいきませんし、自分の心を、いつまでも、恨み(責任転嫁)でいっぱいにしても、自分の心を腐らせるだけです。
病気や事故も全て、自分の想念がつくりだしたもので、作用・反作用の法則の通りです。乗り越えられない環境はありません。
厳しいですが、乗りこえるか、乗りこえないか、のどっちかしかないと思います。この女の人も、少し冷静になって考えれば、また、心は落ち着くかもしれません。CTの結果が悪くなければいいな、と思います。
人は、肝心な時に失敗しないようにしなければならないし、それは、毎日の生活の中で、培われてきたものだと思います。
信次先生は、病気の時でも、見舞いに来た人には笑顔を見せるのが、報恩の行為だとおっしゃっています。病気になっても、感謝と報恩の行為はできる、ということです。
病気になって、人に頼らなければならない場合でも、人として大切な報恩の行為はできる、ということを教えてくれています。
ものすごく重大なお言葉だと思います。言葉を交わしたわけではありませんが、この御夫婦、特に、だんなさんには、がんばってもらいたいです。
口は、調和のためについています。
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