静岡翔洋校長村上先生からお電話を頂きました

こんにちは。
中学受験・高校受験・大学受験・個別指導・小論文対策なら興塾です。

先日、６月１４日（月）に静岡翔洋校長の村上先生が興塾に来られた事は前回、書きました。前回、先生が来られた時、興塾の保護者の方から、先生に質問があったのですが、部活に関することで、調べてみないと分からない、という事で、後から塾の方に直接、回答を連絡するということになりました。

私は、１週間位は返事は来ないだろうと思っていました。先生はお忙しいだろうし、翔洋は小・中・高とあり、大人数で組織の大きい学校だからです。

ところが、６月１６日（水）のお昼過ぎに、村上先生から直接、電話が塾の方にかかってきたのです。校長が一個人の塾に直接電話をくれること自体が驚くことですが、その対応の早さが素晴らしいのです。

すぐ対応した、という事は、先生が真摯で誠意を感じるものです。このような校長は、まずいません。私は、何人かの校長と会っていますが、ここまでの行動力の人はいなかったと思います。

何もせず、あいさつもヘタで、何の理念も意欲も感じない校長もいます。名指しは避けますが、いるのです。

興塾でも、親からの要望等がメールで届くのですが、すぐに返事を送ります。すぐに対応するのと、一週間後の場合は、考えれば分かりますが、こちらの誠意の大きさが違います。

興塾では、子供達の質問や疑問にも、できる限り、目的を達成できるよう、素早く対応します。どこかの塾のように、スルーなんて絶対しません。子供の質問をスルーするという事は、教えるつもりがない、ということであり、約束を守らない、という事です。時を逃してはいけないのです。

さて、村上先生からお電話を頂いた時、本来なら、私は仕事が休みの日で、塾は、他の講師がやることになっている日です。しかも、講師は出勤時間が決まっていて、大体、毎日、午後１時３０分頃塾に来ますので、先生が電話をしてくれた水曜日のお昼過ぎは、本来なら誰もいないはずでした。
（ちなみに、私は、仕事の日は午前中から塾に入っています。）

ところが、今回は、私は外出する予定もなかったので、少し仕事をしようと思い、１２時頃塾に来て、仕事を始め、ほんのちょっとしたら村上先生から電話がかかってきたのです。

私は、本当にびっくりしました。そして、塾に来てよかったと思いました。誰も電話に出なければ、先生に御迷惑をおかけしますし、後日では、先生の気持ちも変わってきます。やっぱり、その時、なのです。そして、私は先生との不思議な縁を感じました。

先生との話の後、質問をくれた保護者の方に、先生からの回答をメールで送らなければなりません。私はすぐ、その時、送りたいと思って、保護者の方に送るメールの内容の文章を考えて作成しました。

ただ一つ、困ったことがあって、私は、自分のスマホのメールさえできないのです。スマホを発明した人はスゴイと思います。文字で打ったものが電波になってとんで、相手のスマホに文字で表示されるのは不思議すぎて、理解できません。

困ったなあと思い、次の日になら、塾のメールを担当している講師が来るから、次の日にするか、でも、今、送りたいなあ、と思っていたら、何と、その担当の講師がちょうど来たのです。

この担当の講師の子も、この日は、仕事が休みの日なのです。ほんのちょっとの用事があって塾に来ただけです。私は、しめしめ、飛んで火に入る夏の虫、と思いながら、その子に、保護者の方にメールを送ってもらいました。

このように、村上先生からの電話については、ふつうではあり得ないことが重なって、スムーズに、秩序正しく調和されて物事が運びました。
高橋信次先生は、「偶発なるものはひとつもない」とおっしゃっています。

皆さんは、運、不運といいますが、それでは、努力が報われませんし、一寸先は、闇です。そうではないのです。全ては、原因と結果で、原因があります。一番の原因は思うこと、想念にあります。

怒り、グチ、足ることを知らぬ欲望、の心の三毒にまみれて暮らせば、これらの想念は悪の想念なので、循環の法則、作用・反作用の法則の通り、自分に返ってきます。想念はエネルギーなので、E=mc^2 で返ってきます。

自分の仕事や経済的や肉体にも反作用がでて、人々が不運という結果になるのです。全ては、己の責任という事です。いつも「全ては己の責任」と思って生活していれば、グチや不満も少なくなると思います。

このようなわけで、村上先生からのお電話を受け取ることができましたが、先生の話は、明解でスッキリしています。保護者の方の部活についての質問に対して、先生は、部活の顧問の先生に話をして聞いて下さり、フェンシング部の顧問の先生と、中学の１年Ｄ組の担任の先生（秘密ですが、この先生は若くて美人の先生らしいです）に、私が村上先生に話したことを伝えて、激励したそうです。

フェンシング部の先生（教頭先生）も、１年Ｄ組の担任の先生も、嬉しかったと思います。私も、励みになればと思って村上先生に伝えたのですが、本当に良かったです。

その後（電話があった後）、１年Ｄ組の担任の先生は、全教職員の前で、しっかりやった、という事で、村上校長先生から、ほめられたと、生徒から聞きました。美人の先生、がんばって。

先生とは、それ以外にも、いろいろ話しをしたのですが、先生が、礼儀やしつけが大切だということを重んじている事を知っていましたし、先生が、入学式や訓示の時には、生徒に「汗をかきなさい」というお話をする事を知っていました。

ですから、先生に、翔洋の教育方針に「人の為に何をするか、したか」という事をつけ加えて欲しい、入学式や訓示の時に言って欲しい、とお話しました。

汗をかくのは、人の為に何かができる自分になるためであり、「人の為に何をしたか」が、人間にとって最も大切なことだからです。人のために何かができれば、自分も幸せですし、人も嬉しいはずです。

自分さえよければいい、という考えは間違っています。お互いに助け合うのが人間です。

私は、この話をした時、「先生、僭越ですが」と言ったのですが、先生は、「いえ、いえ」と言っていました。

興塾では、子供達に、人の為に何をしたか、が大切だ、という事を教えています。翔洋の教育方針になるかどうか分かりませんが、どちらにしても、翔洋では、全部は、行き届かないかもしれませんが、礼儀を重視していると思います。

先生は、塾で、礼儀指導、しつけをしているのは興塾だけだね、と言っていました。どこの学校（公立、私立を含めて）も、道徳の授業はありますが、大したことはやっていませんし、教材もおかしいし、へたすれば、道徳的ではない教師が教えています。

もっと、日々の日常生活の中で、細かく徹底して、やり続けないと、礼儀は身につかないし、しつけはできないと思います。大人が言い続けるしかないのです。それでダメなら、子供の責任です。ただ、礼儀がなく、しつけができていない子供が大人になったら、こわいです。

今の私立学校は、勉強やスポーツには力を入れますが、昔のように、礼儀、しつけの仕方が厳しくないと思います。ただ、指導する教師に礼儀があって、しつけができていないと、生徒はききません。

まず、教師をしつけなければならないとすると、大変です。まして、トップである校長に求められる資質、人間性は相当高いものであるはずです。

そのような訳で、いろいろ考えると大変です。その上、今はゲーム脳やスマホ脳になって中毒になっている子供が多いことを考えると、タメ息がでます。

オンラインでは、使った時間の割に、学力や考える力は絶対つきません。ＧＩＧＡスクール構想はやめるべきです。公立は仕方ないにしても、私立では、ＧＩＧＡスクールはやめるか、ほどほどにしないと、将来、バカな大人を増やすだけです。

ちょっと話はそれましたが、村上先生は動きが早く、的確だと思います。全部の教職員が先生の言ったように動けるかどうか分かりませんが、翔洋には、がんばって欲しいです。

先生、お忙しい中、いろいろ御配慮を頂き、本当に有難うございます。どうぞ、残り３年、子供達の将来と希望のタメに、理念を全うできるよう、がんばって下さい。翔洋の発展をお祈り致します。


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