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2021年07月17日

星陵中学受験

こんにちは。
中学受験・高校受験・大学受験・個別指導・小論文対策なら興塾びっくりマークです。

今、興塾では、保護者面談のまっさい中なのですが、受験学年である保護者の方の一番の相談は、進路のことです。

小6の場合、中学受験ですが、この地域ですと、進路として考えられるのが、星陵、富士見、不二聖心、日大三島、暁秀、翔洋、雙葉、聖光、静学、サレジオ、英和あたりです。公立ですと、清水南、静附があります。

この中で、4科(算国理社)受験を義務づけている学校はありません。逆に、2科(算国)受験の学校の方が多いです。問題は、基本4科受験の学校の場合、2科受験でも受験できるのですが、親や子供が2科受験を選択する場合、4科受験の場合に比べて、不利な扱いをされるのではないかと不安になっている、ということです。この地域ですと、星陵中学が、それです。

この辺の塾で中学受験を指導している場合、やはり、星陵中を中心とした授業をやり、過去問対策も星陵中心にやっているところがほとんどですが、興塾では、小6の中で、星陵中学を受験する生徒の割合は多いのですが、他の中学を受験する生徒も多く、それぞれ個別に対応しています。

その対策の中で、星陵中学を受験する生徒の中に、4科だと負担が大きく、2科受験にした方がいい子供もいます。2科受験にするか、4科受験にするかは、それぞれの学校の方針、入学して欲しい生徒像とか、いろいろ目的があるでしょうが、2科受験だと不利ではないかと不安を抱えながらも星陵中に行きたい子供もいるわけです。

私は星陵中学の先生に2科受験と4科受験の合否、採点の基準について、聞いたことがありますが、明確な答えは返ってきませんでした。不利には扱われない、と言うだけです。

他の学校で、星陵中と同じように、2科受験と4科受験を併用している学校の中には、合否の基準を答えてくれた学校もあります。東京や横浜の有名私立中学の中には、採点基準を公表している学校もあります。

それらを勘案すると、星陵の場合、算数、国語で100点満点で合計200点。理科、社会で50点満点で合計100点で、4科の合計は300点です。従って、2科受験の生徒の持ち点を1.5倍にして、4科受験の生徒との合計点をそろえる、という事になります。

2科受験ですと、算数で失敗すると、大変なことになるので、算数の苦手な子は、保険をかけるように、4科受験にした方がいい、という事になります。ただ、4科にすると、理社の勉強も、多少はしなければなりません。もともと学力のある子供なら、大したことはないのですが、ふつうの子は大変です。

星陵中には星陵中の意図があることだとは思いますが、2科受験と4科受験の配点基準ぐらいは公表してもいいと思います。親や子供に分かりやすくしてやってもいいと思います。

保護者の方が私立中学を選ぶ基準はいろいろあると思います。通学について、バスがあるかないか、有料か無料か、特待制度があるかないか、寮があるかないか、校長が誰なのか、いろいろあると思います。

大学進学については、付属のメリットがあって、系列の大学にいけるか、どうかも基準になります。また、スポーツもやりながら、勉強と両立できるかどうかも問題になると思います。

外から見ただけでは、よく分からないところもありますが、一つの学校に決めないで、いろいろな学校を何回も見学に行くべきです。ただ、見学に行っても、分からないことがあります。それは、授業の内容、進度です。これは、大きな問題です。

現在、興塾の中2生徒の状況でいうと、例えば数学は「平方根」をやっています。公立中学の3年生が「平方根」を終わりかけるか、終わって、次の「2次方程式」をやっています。ただ星陵中の場合、公立中学では、中2でやる「資料の整理」と「確率」をとばして、中3でやる平方根をやっているのですが、それでも早いです。

星陵中学以外にも、学習進度が早い学校はあります。星陵中学の意図はよく分かります。中高一貫のメリットを学習面で最大限発揮しようと、がんばっている、という事です。

子供からみれば、公立中学の1.5倍~2倍のスピードで授業をしているので(公立中に比べれば授業時間も多いのですが、カバーしきれていません)、それについていかなければならないのです。

星陵中を含め、どこの学校も、大学進学の実績、結果をいいますが、もちろん、学校の先生方の努力もありますが、大きな声では言えないけど、塾に頼っている部分も、あると思います。

サレジオのように、医学歯学薬学系の大学受験の勉強を塾に頼り、塾と提携している学校もあります。これが良いか悪いか、ではありません。ただ塾がなければ、公立学校も含めて、子供の学力の維持、向上はできない、というのが事実です。

学校の先生方は、授業以外にも業務があって、大変なこともあります。それなら、割り切って、塾と協同して、もっと、はっきり塾との連携を深めるべきだと思います。

今回は、以上です。興塾は、7月22日(木)~24日(土)は、小学部。中学部については休講で、私もお休みです。その後は、夏期講習になって忙しくなるので、このブログも、少しお休みになるかもしれません。

そろそろ梅雨も明け、夏になります。暑さに文句を言わず、お天気と大自然に感謝して、有意義な夏休みにしましょう。


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