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2021年09月18日

家庭教育と学校教育

こんにちは。
中学受験・高校受験・大学受験・個別指導・小論文対策なら興塾びっくりマークです。

9月も半ばを過ぎましたが、興塾には、小学生、中学生、高校生と、いろいろな相談、問い合わせが来ます。そのたびに、子供達の進路や、公立、私立を問わず、根本的な学校教育の在り方、しつけの在り方、親の態度、家庭の在り方等、様々なことを考えさせられます。

根本的な子供に対する責任は、親にあります。子供が生まれた時から、しつけ、教育をしているのは親であって、学校ではないからです。ですから、学校に依存して、学校の責任にするのは、まちがっています。但、学校にも、子供を預かった以上は責任が生じます。

最近、オンライン授業をやっている学校が多くなっています。特に私立です。子供達から、オンライン授業の様子をきいたり、保護者の方から、オンラインで画面をみているけれど、何もきいていないのではないか、と心配する声をききます。

他の講師からも、オンラインについて、話をききましたが、先生による差が激しいようです。ひどい場合は、一方的に説明をして、残りは演習という形で、子供が一人で問題を解いても、先生は、その内容をチェックはせず、子供は子供で、画面にはうつらないので、問題を解かずに、他の事をやっています。

良い先生ですと、しっかりやっているようですが、それでも、生徒から質問もできず、先生も、一人ひとりの理解度は、画面からはチェックできません。子供は、ただ前をみてるだけです。スマホ脳になる危険性もあります。

オンライン授業では、学力はつかないと思ったほうがいいです。子供の精神面にも、よくないと思います。子供は、嫌がっています。

学校も、コロナが発生することを恐れすぎていますし、親の中にも、コロナを気にしすぎて、不安ばかり思って、万が一の時、学校に責任を追及しようとする人がいるので、学校は、ますます萎縮してしまいます。

治療薬がもっと普及すれば、人々の不安も収まるのでしょうが、人は死ぬ時は死ぬのです。皆さんは、死んだら全てがおしまいだと思っているので、余計、死にたくない、という執着心をもってしまいます。人は、何の為に生まれて死ぬのか、という、最も根本的な疑問に目を向けるべきです。

私は、まちがった他力宗教を言っているわけではありません。勘違いしないで下さい。この世の中は、玉石混交にできています。まちがった宗教だらけですので、人は、ますます、心の問題から目を背け、五官だけを信じて、物質的なことだけを信じて、不安と不満をかかえて暮らしています。

高橋信次先生の本を読まれるといいと思います。分かる人と分からない人がいると思いますが、頭で考えるのではなく、自分の心の奥底、自分が想っていることのもっと奥底をみつめるといいと思います。目にはみえませんが、心、魂は、厳として存在するのです。

親も、学校も、教育者と言われる人も、自分の心さえ分かっていません。分かっているつもりで、分かっていないのです。

子供達が素直に育ち、人として何をすべきかを知って生きられるようにする為には、まず、まわりの大人が深く知って、それを教えなければなりません。家庭や学校で、事あるごとに教えなければなりませんが、それができている家庭、学校は、ないと思います。

東大に何名合格したか、とか、サッカーで優勝した、とかいう以前の問題です。

ところで、サッカーと言えば、静学が有名ですが、先日、サッカーの為に、学校のそばにお子様と移った保護者の方から、近況をしるしたお手紙を頂きました。そのお子様は静学の高校生です。

そのお子様の場合、朝は6時位から朝練があり、夜は、6時から9時まで練習がある、とのことでした。そのお母さんとお子様は、本当にがんばっています。ただ、このスケジュールでは、いつ勉強するの? という事が気がかりです。

静学のサッカー部は、高校生だけでも200人位いる、と聞いています。この中でレギュラーになるのは、ほんの一握りで、プロになるのは、ほとんどいません。子供達の将来を考えたら、学校や監督は、もっと早めに手を打つべきです。

監督は、自分の立場だけを考えたら、部員は多い方が格好はつくかもしれません。(ただ、全員を教えるのは、大変だと思うのですが、どうしているのでしょうか。)

でも、サッカーで飯を食えない子が大半なのですから、例えば、高2になる段階で100人位に減らすとか、クラス分けをするようなことをして、部活の練習量を減らして、勉強時間を増やす、とか工夫した方がいいと思います。

親も、我が子が進学する学校のことを、もっと知るべきですし、進学率とか、運動だけでなく、将来の就職、仕事も考えて、偏差値だけでなく、子供にとって必要な学校に行けばいいと思います。

興塾では、毎年3回は、定期的に保護者面談をやっていますし、御希望があれば、いつでもお話ししますし、問題があれば、こちらから連絡しています。また、小学生や中学生は、家で親が、子供の勉強をみるようにしなくてもいいようにしています。

自己保存、自我我欲を捨てて、人の為に何ができるか、何をしたか、だけを想って暮らすべきですし、心穏やかに、毎日楽しく、明るく暮らすべきです。不平、不満を、己の限りない欲望がつくり出すもの、と考えるべきです。私も毎日、そのように想って暮らし、子供達と過ごしています。


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Posted by ケンゾー先生 at 14:00 │教育理念・指導方法