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2013年09月27日

確率の話

講師の中村です。
今日は、以前中学生になんでこんなことを勉強するの?と聞かれたことのある確率について。

確率論が研究されるきっかけは、賭け事に勝とうと思った人。
それだと、なんだ。下らない学問なの?と思う人がいるかもしれませんがトンデモナイ。

確率論が分かってない人は、悪い人にだまされやすいです。

確率論は、以前お話した論理的思考の基本です。あなたは、以下の3つの条件があったときどのくじを引きますか?
(実際に大学入試の面接で出された問題を子供向けにアレンジしています)

1回10円のくじ。条件は下のとおりです。
①当たりが1本、はずれが99本。あたりでもらえるあめ玉は101個。
②当たりが50本、はずれが50本。あたりでもらえるあめ玉は2個。
③当たりが99本、はずれが1本。あたりでもらえるあめ玉は1個。


高校生なら、期待値を計算して①を選ぶと考えた人もいるでしょう。期待値とは、1回くじを引いたときに平均何個のあめ玉がもらえるかを計算したもの。①は1.01個。②は1個。③は0.99個なので計算上では③が一番損することになります。

しかし!本当にどれが得かは持っているお金などの状況しだい。10円だけ持っててどうしてもあめが食べたいと思ったときなら③を引いたほうがいいに決まってます。②なら50%で2個食べられますが、50%でありつけません。③なら99%で1個は食べられます。もし、このくじを10,000,000円分引けるのなら、期待値どおりで①を引くのが一番得です。

確率論をしっかり学んでいれば、投資詐欺のようなものに引っかかってしまうことも減るはずです。



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