先週（2/23）の解答 H27年度雙葉中学入試問題

今回はH27年度の雙葉中学入試問題の中から、入試問題大問(6)の問題について解説します。


☆解答・解説☆

(6)の問題は、雙葉中学の入試によく出てくるパターンの問題で、過去にも何度か出題されています。

① 　本1冊の重さをxｇ、雑誌1冊の重さをyｇとします。
　　　本2冊と雑誌3冊の重さは同じなので、これを式にすると、　xｇ×2冊＝yｇ×3冊　となります。
　　 xｇとyｇの重さの日は本の冊数より逆比の3：2ということが分かります。
　　 xｇの比が3でyｇの比が2なら3×2冊＝2×3冊で等式が成り立つからです。
　　　本1冊の重さ：雑誌1冊の重さ＝3：2　なので
　　本1冊の重さは　3÷2＝1.5倍　です。
　
②　この問題はいわゆる消去算といわれる問題で、一方を他方に置き換えるだけです。
　　 5ｇの袋に、本3冊と雑誌4冊を入れると全部で600ｇなので、これを式にすると　
　　 3冊×1.5倍＝4.5冊分になります。
　　 したがって、上の式は　雑誌4.5冊＋雑誌4冊＋5ｇ＝600ｇ　となります。
　　 ですから、雑誌8.5冊＝595ｇ　になるので、雑誌1冊の重さは　595ｇ÷8.5冊＝70ｇ　です。