2015年06月04日
先週(5/29)の解答 H27年度星陵中学入試問題
今回の問題は、H27年度星陵中学入試問題第1回の大問6です。
これで第1回目の入試問題は終了です。
本問は、速さの問題で、グラフを読み取ってこたえる問題です。
小問(1)(2)は小学校の授業の知識で解けますが、小問(3)は中学受験の勉強をしていないと難しいかもしれません。ただ、小問(3)が解けなくても合格はできると思います。
☆解答・解説☆
(1) 速さの問題の出発点はいつも
です。
よしお君の速さをきいているので、 速さ=道のり÷時間 です。
グラフから 960mの道のりを12分で歩いたことがわかるので、
分速は 960m÷12分=80m/分 です。
(2) 時刻をきいているので、 時間=道のり÷速さ です。
よしお君とお母さんが会場についた時刻ですが、よしお君とお母さんは
一緒に会場に着いているので、よしお君が会場についた時刻を求めます。
よしお君は、家から960mのコンビニを7時20分に出ているので、
コンビニから会場までの3200m-960m=2240mを(1)と同じ分速80mで歩きます。
したがってコンビニから会場までかかる時間は
2240m(道のり)÷80m/分(速さ)=28分 かかります。
コンビニを7時20分に出ていますので会場に着くのはその28分後です。
從って7時48分に会場に着きます。
(3) 本問は追いこし算といわれる問題です。
追いこし算は 追いつくまでの時間=2人の間の道のり÷2人の速さの差 です。
*時間=道のり÷速さという出発点は変わりません。
お母さんが7時25分に家を出た時に、よしお君がいる家からの道のりを求めます。
よしお君は、家から960mにあるコンビニを7時20分に出ているので、
お母さんが7時25分に家を出るまでの5分間に
80m/分(速さ)×5分(時間)=400m歩いています。
従って、お母さんが家を出る時の2人の間の道のりは 960m+400m=1360mです。
お母さんは分速160mでよしお君は分速80mですので。2人速さの差は毎分80mです。
つまりお母さんは1360mの道のりの差を毎分80mずつ縮めていくことになります。
従って、お母さんがよしお君に追いつくまでの時間は
1360m(道のり)÷80m/分(速さの差)=17分 です。
お母さんは7時25分に家を出て17分後に追いつくので、追いつく時刻は7時42分です。
これで第1回目の入試問題は終了です。
本問は、速さの問題で、グラフを読み取ってこたえる問題です。
小問(1)(2)は小学校の授業の知識で解けますが、小問(3)は中学受験の勉強をしていないと難しいかもしれません。ただ、小問(3)が解けなくても合格はできると思います。
☆解答・解説☆
(1) 速さの問題の出発点はいつも
よしお君の速さをきいているので、 速さ=道のり÷時間 です。
グラフから 960mの道のりを12分で歩いたことがわかるので、
分速は 960m÷12分=80m/分 です。
(2) 時刻をきいているので、 時間=道のり÷速さ です。
よしお君とお母さんが会場についた時刻ですが、よしお君とお母さんは
一緒に会場に着いているので、よしお君が会場についた時刻を求めます。
よしお君は、家から960mのコンビニを7時20分に出ているので、
コンビニから会場までの3200m-960m=2240mを(1)と同じ分速80mで歩きます。
したがってコンビニから会場までかかる時間は
2240m(道のり)÷80m/分(速さ)=28分 かかります。
コンビニを7時20分に出ていますので会場に着くのはその28分後です。
從って7時48分に会場に着きます。
(3) 本問は追いこし算といわれる問題です。
追いこし算は 追いつくまでの時間=2人の間の道のり÷2人の速さの差 です。
*時間=道のり÷速さという出発点は変わりません。
お母さんが7時25分に家を出た時に、よしお君がいる家からの道のりを求めます。
よしお君は、家から960mにあるコンビニを7時20分に出ているので、
お母さんが7時25分に家を出るまでの5分間に
80m/分(速さ)×5分(時間)=400m歩いています。
従って、お母さんが家を出る時の2人の間の道のりは 960m+400m=1360mです。
お母さんは分速160mでよしお君は分速80mですので。2人速さの差は毎分80mです。
つまりお母さんは1360mの道のりの差を毎分80mずつ縮めていくことになります。
従って、お母さんがよしお君に追いつくまでの時間は
1360m(道のり)÷80m/分(速さの差)=17分 です。
お母さんは7時25分に家を出て17分後に追いつくので、追いつく時刻は7時42分です。
Posted by ケンゾー先生 at 15:00
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