2015年06月25日
先週(6/19)の解答 H27年度星陵中学入試問題
今回は、H27年度星陵中学入試問題第2日目の大問3の問題です。
本問は面積、体積の問題ですが、小問(1)は中学校(特に私立の中学校)の数学に出てくる問題です。
県内の中学受験では、やや難しい方の問題です。
受験勉強をしていなければ解けないと思います。
ただ、この問題が解けなくても合格はします。
小問(2)は小学校の教科書レベルの問題で、この問題が解けに受験生はいないと思います。
☆解答・解説☆
(1)

上の図でABを直径とする白い半円と、AB’を直径とする半円は同じ面積です。
ABを直径とする白い半円の直線AB'で分けられた部分をアとイとします。
またAB'を直径とする半円の白い部分をイ、かげの部分をウとします。
もともと2つの半円は同じ面積でイの部分は2つの半円に共通する部分なので面積は同じです。
従って残った白い部分のアと、かげをつけたウの部分の面積は同じです。
ウの部分をアの部分に移動すると、かげをつけた部分(半円の弧が通過してできる図形)の面積は
中心角30°の扇形ABB’の面積と同じです。
従って、
12×3.14=37.68㎠ です。
★以上が受験(授業)で教える方法ですが、素直に考えて半円が30°動いて増えている部分は、
扇形ABB’の部分だけで、かげの部分はもとの白い半円よりも余分な部分なので、
かげの部分の面積は扇形ABB’の面積と同じと考えられます。
(2) もとの長方形の体積-切り取った直方体の体積 です。
もとの長方形の体積は 8cm×6cm×6cm=288㎠
切り取った直方体の体積は5cm×6cm×2cm=60㎠
従って 288㎠-60㎠=228㎠ です。
★この立体を2つに切断した形でも求めらます。
どちらでも解く時間は同じです。
本問は面積、体積の問題ですが、小問(1)は中学校(特に私立の中学校)の数学に出てくる問題です。
県内の中学受験では、やや難しい方の問題です。
受験勉強をしていなければ解けないと思います。
ただ、この問題が解けなくても合格はします。
小問(2)は小学校の教科書レベルの問題で、この問題が解けに受験生はいないと思います。
☆解答・解説☆
(1)

上の図でABを直径とする白い半円と、AB’を直径とする半円は同じ面積です。
ABを直径とする白い半円の直線AB'で分けられた部分をアとイとします。
またAB'を直径とする半円の白い部分をイ、かげの部分をウとします。
もともと2つの半円は同じ面積でイの部分は2つの半円に共通する部分なので面積は同じです。
従って残った白い部分のアと、かげをつけたウの部分の面積は同じです。
ウの部分をアの部分に移動すると、かげをつけた部分(半円の弧が通過してできる図形)の面積は
中心角30°の扇形ABB’の面積と同じです。
従って、
12cm×12cm×3.14× | = | 30° | = | ||
360° |
★以上が受験(授業)で教える方法ですが、素直に考えて半円が30°動いて増えている部分は、
扇形ABB’の部分だけで、かげの部分はもとの白い半円よりも余分な部分なので、
かげの部分の面積は扇形ABB’の面積と同じと考えられます。
(2) もとの長方形の体積-切り取った直方体の体積 です。
もとの長方形の体積は 8cm×6cm×6cm=288㎠
切り取った直方体の体積は5cm×6cm×2cm=60㎠
従って 288㎠-60㎠=228㎠ です。
★この立体を2つに切断した形でも求めらます。
どちらでも解く時間は同じです。
Posted by ケンゾー先生 at 15:30
│塾長講座(中学受験)│学習法