中学受験 星陵中学 傾向 2016年度 ③

こんにちは。中学受験、高校受験、大学受験の興塾、塾長の小林です。

今回は星陵中学の入試の科目等についてです。

星陵中学の入試についてですが、現在は算数と国語の2科受験と理科と社会も含めた4科受験かの選択で、土曜日、日曜日の2回受験できます。
科目別に2回受験した内の、良い方の得点となります。

問題のレベルは土曜日も日曜日もほぼ同じになっています。

以前は4科受験で試験は1回でした。これは受験生を増やしたいという事だと思いますが、星陵中学の受験者は、県内の私立中学では定員割れか、定員ギリギリのところが多い中、かなりの定員オーバーで、しっかり勉強しないと合格できなくなっています。

また、2科受験と4科受験のどちらが良いかとよく聞かれますが、星陵中学が本命なら、4科受験で準備した方がいいと思います。
子供には勉強させるべきです。
ただ、他の2科受験の私立と併願だったり、遅くなってから受験の準備を始めた場合、算数の得意な子は2科受験になると思います。
興塾では全員4科受験です。

合否については、どちらが有利かなどはないと星陵中学では説明していますが、どう考えても4科の方が子供たちの負担は多く、一生懸命勉強しているので、４科を有利に扱うべきです。
県外受験でも2科受験と4科受験では、定員を分けたり、試験問題を別にしているところが多いです。

この点については、星陵中学で求めている生徒像があるとは思いますが、もう少しはっきりさせた方が周囲の信頼を得るのではないかと思います。

入試問題のレベルについては、小学校の基本をしっかり押さえていれて、考える力のある子供なら、6年生から勉強しても十分間に合うと思います。

6年間基本的な出題傾向は変わっていないと思います。
ただ、算数については、より基本を重視する部分と、その場で考えさせる問題に分かれたように思いますが、受験勉強をしていれば通常、学習する範囲です。

逆に言えば努力をした分だけ得点に反映する出題ですし、出題の仕方、聞き方にしても素直で、問題に入りやすく、とてもいいのではないかと思います。
理科・社会についても、基本的な問題が多いので、勉強した努力の分だけ合格に近づくと思います。


富士、富士宮地区にとって、星陵中学は貴重な存在であり、富士高も含めた他の高校や公立中学に影響を与える学校になってほしいと思います。

そして保護者の方の関心が私立中学にもっと向いたらいいと思います。


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